夏休みには毎年、野外活動を行っている。
今年は、8月19日にキャンプを。
色々と計画しているけれど、
それも、参加者や天気やその場の流れで臨機応変に。
本当に奈良の奥深い村での合宿なので、
子どもたちの参加が今一つ伸び悩んでいる。
子どもたちの学びと同じで私たち大人もいろんなことにチャレンジしながら
経験から学び、より良い活動へと育てていく。
野外活動を行う上で、考えているのがやはり自然環境への配慮。
特に奈良は豊かな水に恵まれている。
大塔町の集落でも今だに谷の水を引いてきて生活用水に使っていたり、
村のあちこちから湧き水が湧き出ている。
だからできるだけ環境を汚染しないように意識している。
無農薬で野菜を育てていても、周りで除草剤を撒いていたら
やはり問題だ。
特に日本は除草剤に関しての意識が低いように思う。
海外では使用禁止になっている除草剤がホームセンターなので安価で売っている。
草が生えると見栄えが良くないけれど、
それはそれで趣がある。
人が頻繁に分け入る場所でも無いのに、除草剤を撒いてまで綺麗にしておかなければならない理由がわからない。
全ては地下深くで繋がっている。
除草剤が地表から地下へと沁み込んでいき、湧き水となり川を下り
海へと流れでる。
今は地球全体のことも考えなければならない時代だ。
でなければ、この美しい地球を子孫に継承していく事ができなくなってしまう。
危機的状況だ。
今回は、友人である手作り石鹸を製造し販売しているラトリエさんにお願いして食器洗いや手洗いなどに使える環境に配慮した石鹸を寄付していただいた。
友人は図々しい私の願いを快諾してくれた。
こんなことも子どもたちの学びとなる。
「なぜ、石鹸を使うのか?」
しかもわざわざ、このために作ってくれた。
薬剤師である友人は、妥協すること無くいつも最高の石鹸を作っている。
今回も至極の作品
なんと綺麗な透き通った色だろう。
こんなのが作れるんだ~と感心した。
それもこれも彼女が私の活動を応援してくれているからこそだ。
私は、山に囲まれた豊かな地に子どもたちの笑い声が響き渡る。
そんな地に限界集落がなれば良いと願っている。
後は、地球が子どもたちを育んでくれる。
だからこそ、私たちも地球の事を考えねばならないと思う。
ひとつの社会課題を解決に導く手立てが一方向からしか見ていない策であっては到底解決の道には進めない。
現代の社会課題も複雑に絡み合っていて簡単な手立てでは「焼け石に水」
たとえば、学校に行けない子への手立てが、学び場の提供だけでは、意味がない。
なぜ公教育が彼らには適さないのか?
なぜ教育環境を選択することが出来ないのか?
単純な答えなどないのだから手立てもいろんな角度から見たものでないと
「大海の一滴」になってしまうのだ。
しつこいようやけど、ご参加お待ちしております。(笑)
空気と水と山の風景を愛でに来てくださいm(__)m
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