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 いつものように、やっぱり記事の更新が滞ってしまっていました。
リアルな生活が充実しているとそれだけで満足してしまって
アウトプットまで手が回らない。

と言うより
リアルが充実しているから、
それで、一日が満足して終わってしまっているんです。

ダメですよね~。
子どもたちや地球から教わる大事なことはちゃんと
皆さんにも共有しなければね・・・。

今日のお話は
保護者の方やサポートしている大人の人は
『子どもは楽しい事しかしないだろうから、楽しく過ごさせてあげたい。
無理させたくない。』と考えてしまいがちであることについての記事です。

障害児を預かっている児童デイや放課後等デイサービスなどでは
特に上記のような意見が保護者から言われることが多い。
預かる側もその意見に準じるようにデイで過ごせるようにしたりします。

でも、本当にそうでしょうか?
一見、大人が『これは大変やから嫌がるだろうな~。』と思うことを
予想に反して頑張ったりすることも結構あるのです。

今、積極的に進めている『森』を守る活動である『森整備』は
暑い中、足場の悪い中 木を切ったり、枝を落として、運ぶ作業を行う。
大人も子どもも一生懸命作業を行う。
不平不満を言う子はいません。
大人以上に頑張ったりする。
楽ではない作業を汗だくになりながらやる。

作業が進んでくると森に光が差してきたリ、風が吹き抜ける。
なんとも気持ちが良いのだ。
言葉では言い表すことが出来ない程です。
同じように子どもたちが感じるのかどうかはわからないけれど、
自然あふれる中では、単純に考えると楽しいとは思えないことであっても、子どもたちは積極的に取り組めるのです。
大人が不安に思う以上に。

まさに、このようなことこそ、子どもの脳をより健やかにバランスよく発達させることになるのです。
ただ単に『楽しい』と思えることは、脳の発達のバランスの悪さを改善させることにはつながりません。
そのような楽しいことは家族での時間に行えばよいし、
少なくとも療育的、教育的な責務があるところにおいては単純にその子が『やりたい。』と言うことだけさせていては、将来的に生きていくときに必要な力を獲得することは出来ないのです。

それは『障害の有無』は関係なくどの子にも必要な経験なのです。
もちろん、私たちのような大人であっても同じです。
皆さんもご存じではないでしょうか?
『工夫、苦労や努力』の先に『達成感や幸福感、さらには自己肯定感の獲得』があると言うことを。

子どもの力を侮ってはいけません。
子どもの頑張る力を伸ばしてあげましょう。
子どもの頑張る姿をみてあげてください。



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