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「小説:グミ・チョコレート・パイン」を語る。

こんばんは。真理です。

GW明け、皆さま今日もお疲れ様でした。

私はテレワークを終えて少し早めの晩御飯を食べ終わったところです。

さて、本題にあります大槻ケンヂ著、グミ・チョコレート・パインを語らせていただきます。

私は銀杏BOYZの17歳を聴いたときに知りました。主人公の賢三がギター、タクオがベース、カワボンがドラム、山之上がボーカルで文化祭でバンドを演奏して山口美甘子が振り向くのかな・・・?という展開を想像していたのですが、全く違いました。笑

私の感想は、みんな眩しいくらいの青春でした。荻はほんとにびっくりした・・!ライブが始まるまでのドキドキ感、すごく伝わってきた。文化祭で体育館でベースを弾いた時のスローモーションに見えた世界を思い出した。その一方では、人によって積み上げる成功の大きさは違うという厳しい現実も読み取れました。

山之上のジーさんが言っていた「世の中は空(くう)である。挑戦する空である。」

この言葉を聞いて、賢三たちの何かを始めたいけど何を始めればいいのかわからない。でもきっと特別なことができるはずだ。というジレンマをどこか他人事にしていましたが、そのジレンマは私の中にもずっとあったことだ。じゃああなたはこれからなにをするの?と問われた気持ちになりました。

その問いを自分なりに考えて毎日の中で何かを残していきたいと考えてこのブログを開設しました。(この記事がブログ第一号です。)

私は青春にやり残したことは多いし、色んな人が羨ましかった。あのときああすればよかった、などと今でも考えることがあります。しかし、こういう小説を読むと学生時代に戻れた気がして、キャラクターたちによって私の気持ちも少しだけ報われた気持ちになりました。

劇中では、中野や高円寺の地名が出てきて、中野ブロードウェイのエスカレーターは2階には止まらない!と書いてあったときは思わず「うんうん、そうなんだよねー3階に行っちゃうの」と頷いてしまいました。本の中に住んでいる街が出てくるとすごくテンションが上がります。キャラクターたちが近くにいるんだという気持ちになります。

今週、住んでいる高円寺で写真を撮ったら偶然横断歩道を渡る4人組が撮れました。高円寺を歩くCMNR(賢三、タクオ、カワボン、山之上)の4人のようだなと笑ってしまいました。

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