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『#Z世代的価値観』を読んで

読み始めてすぐに”あ〜、これは私が話したいこと・聞きたいこと・知りたいことが詰まってる本だ”と思った。

内容はアメリカで捉えられているZ世代とそのZ世代が持ちうる価値観について。

私が日本でずっと持ってた違和感に対して、アメリカは次の段階に進んでて”やっぱりそうなるよね!?自分の違和感が解消されている場所もあるんだ”ってちょっとホッとしたり。

この本を通して感じたのは、Z世代的価値観はセルフケア・セルフラブだなということ。

全てのトピックで私がこの価値観が根底にあるなと思った。

セルフラブとはいうけれどそれは一体なんなのか。

それは自分に矢印を向けることだと思う。

流行りに流されそうになった時も、自分は本当に欲しいのか、なぜ欲しいのかを自問自答することで、自分の中の最適解を見つける。

辛くなった時も自分は自分にどうしてあげたいのか、そこに集中すれば自分に対して失礼な態度を取る人にだって強く戦える。

私を傷つけてくる人はいる。

ただ私を傷つけていい人はいない。

そう自分のことを愛して守って対話して。

そうすることでセルフラブは育まれると思う。

ただセルフラブはセルフだけど、1人じゃないというのがこの本に書いてあった。

私は自分の周りが大好きな人で溢れているので、その言葉に賛成だ。

自分を愛するために、自分を愛してくれて、自分も愛する人と過ごす。

自分が愛している人といると心が幸せになるし、そんな自分が愛せる人に愛してもらえることで自分のことをもっと好きになる。

だからセルフラブの先には人がいる。

あらゆる価値観において押し付けることも否定することもしないと思っているけれど、セルフラブの価値観だけは広まって欲しい。

そして今、たくさん考えていてもいえないことがある人にはぜひ読んで欲しい。

場所を変えれば、たくさん伝えて次の段階に行っている場所もある。

今自分が考えていることと同じ未来だったり、その先の価値観を知ると希望が出てくる。

私はそうだった。

そして私もそんな人たちと話してみたい。

日本にも話してもいいんだという新しい価値観を広めたい。

加えて考えることも広めたい。

話すためにはまず自分の考えを深める必要がある。

自分の考えを掘り下げることはしんどいこともあるし、慣れていない人からしたらめんどくさいだろう。

ただ今の日本に私は子孫を残したいとは思えない。

残したいと思える国にしたい。

そのためには考えて、意見を言って活発にして変わるようにしていく。

だから日本の皆さん、一緒に考えて話して手を取り合いましょう。

*

最後に。

エブエブみよっと。

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