ちゃんぴ

91年生まれ。アパレル業界(服飾雑貨系)の営業兼MDのようなことをしております。 好き…

ちゃんぴ

91年生まれ。アパレル業界(服飾雑貨系)の営業兼MDのようなことをしております。 好きなものはドーナツ・コーヒー・シナモンロール・朝食に出てきそうな食べ物。 運動は得意なほう。映画もたまに見る。ピアノが弾ける。 最近はハライチのターンが好き。

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所有欲こそが目を曇らせるノイズの最たるものだ

引っ越すのをやめた。 引っ越したい理由が『現状からなんとか逃げ出したい』ことに他ならないと思ったからだ。 今の家には8年、新卒から勤めている会社は丸10年になる。 その間に友達は結婚・出産・転職・独立・マイホーム購入と大きいライフイベントを迎えていた。 対する私は住む家も同じ、仕事も同じ、交際中の彼氏ももうすぐ6年目、久しぶりの友達に会っても特段報告するようなことはない。多少仕事では自分の裁量でできることが増えたくらいだ。 何も変わらない自分に嫌気がさしていた。 今の部

    • アナハイム1人旅エンゼルス9/29~10/2★基本情報

      出発の4日前、9月27日。 一緒に二人で行くはずだった後輩より『一緒に行けなくなった』と連絡が入った。初の海外1人旅が確定した。 目的はエンゼルスの大谷の試合を見に行くこと。 もともと後輩1人で行く予定だった旅行だったが、飲みの席で軽率に一緒に行くことにした旅行だった。 この時点で大谷も怪我で今シーズンは終了、主催の後輩も体調不良で行けず、目的がなくなった旅となった。少し泣いた。 アナハイムまでの旅行についてあまり情報が出てこなかったので、今後の誰かの助けになれば… ★

      • 尾瀬二日目 山の鼻〜至仏山〜鳩待峠

        朝5:30。部屋の外が少し騒々しくなる。 私たちは7時出発の予定だったのでまだ眠れる。 友達がトイレに起きて帰ってくる。 「めちゃくちゃいい天気だよ」 うそ! 飛び起きてカーテンを開けると青空が見えた。 至仏山は事前の天気予報では雨風が強い、登山には適さないC評価だった。 これは早く行くしかない。 急いで支度をして6時30分には登山口に到着した。とは言っても山小屋と目と鼻の先に登山口はある。 朝ごはんは昨晩用意してもらったお弁当。 早起きでお腹も空いていない。

        • 尾瀬一日目 鳩待峠〜山の鼻〜尾瀬ヶ原

          大自然に行く直前というのはどうも不安になるようだ。 2022年7月某日。 尾瀬、山の鼻に一泊して至仏山へ登ることに決めていた。友人と2人旅だ。 尾瀬は数年前からずっと行ってみたかった場所だった。 ニッコウキスゲのお花畑と至仏山の高山植物のお花畑が見たい。 行くと決まってからは石井スポーツに行っては、レインウェアやリュックを購入し、ワクワクしながら準備をしていた。 ところが急に2日前くらいから不安になった。 尾瀬は電波もないし、シャンプーも使えない。もちろんヘアアイロ

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        • 旅ログ
          6本

        記事

          女の子じゃなくなった日

          昔から酷い癖毛で年1度の縮毛矯正が欠かせなかった。 おまけに毛量も多く、美容院に行ってもいつも同じ髪型にしかできなかった。重めのロングに下ろした前髪、よく言えば有村架純みたいな清純派女優のような髪型だ。 そのせいか選ぶ服装も花柄ワンピ、グレンチェックのパンツ、マーメイドスカートなど万人受けしそうな女の子らしい恰好を選ぶことが多かった。 友達の会社の男性に 「ちょうどいい女の子」 と言われたのは今でも忘れない。 ショートカットにしたのは2021年の7月。30歳になった

          女の子じゃなくなった日

          ラジオを収録した話

          誰かと喋っている自分の録音ほど客観的に自分を見れることはないかもしれない。 先日、友人たちとラジオを収録した。 趣旨は友人の結婚祝い。その友人にゆかりのある後輩・先輩・恩師・同期各回2人ずつゲストとして呼び、小一時間ほど結婚する友人にまつわる話をするシンプルなラジオだ。 2人のパーソナリティのうち一人を務めることとなった。 もちろんラジオのパーソナリティなどしたことが無い。ましてや人と話すのも得意ではない方だ。 とはいえ、社会人生活ももう9年目。営業なので知らない人

          ラジオを収録した話

          屋久島、2泊3日ひとり旅~3日目SUP編~

          朝起きると、しとしと雨が降っていた。 予報通りの雨。最近の天気予報は正確だ。 前日からインストラクターの方と連絡を取っていた。 雨でもできるけどどうするか、と言った内容で連絡をくれた。中止と言われない限りはやるつもりだったが、いざ確認されると気持ちも揺らいでしまう。2時間ほど考えて、結局雨でも決行することを伝えていた。 支度を済ませ、朝7時に外へ出る。 コテージから徒歩10分ほどのところに早朝から開いているパン屋さんがあるらしい。その日は早起きしてパン屋に行くことに

          屋久島、2泊3日ひとり旅~3日目SUP編~

          屋久島、2泊3日ひとり旅~2日目縄文杉トレッキング編~

          まどろみの中、前日に注文した弁当屋がコテージの前に来た物音が聞こえる。 ということは時間は深夜の3時頃か…。 コテージと弁当屋のシステムは面白く、電話注文したら、各コテージにおいてあるクーラーボックスにお金を入れ玄関に出しておくと、翌朝にはお弁当を入れておいてくれるというものだった。 電話先のおばさまは復唱もなく、簡単な相槌で注文を受けていたがしっかり注文通り朝・昼2つのお弁当が届いていた。登山客が多い屋久島では手慣れたものなのだろう。 4時頃にアラームが鳴り、体を起

          屋久島、2泊3日ひとり旅~2日目縄文杉トレッキング編~

          屋久島、2泊3日ひとり旅~1日目移動編~

          体調は万全ではなかった。 前日に会社の野球チームの練習に参加したおかげで体中がバキバキだった。『トレッキングに行くし体力つけておこう』と軽く思っていた自分を恨む。 そして前日からどうも胃の調子が悪かった。 いつもなら野球終わりにチームの人たちとレモンサワーで乾杯し、焼き鳥屋ら焼きそばを食べているところ、カルピス1杯しか飲めずお通しのキャベツの千切りすら手を付けなかった。 緊張からくるものだろうか… 当日の天気はいまにも雨が降り出しそうな曇り空。 フライトは羽田15

          屋久島、2泊3日ひとり旅~1日目移動編~

          屋久島、2泊3日ひとり旅~予約編~

          このボタンをクリックをするか否か。 PCを開き、ベッドの上で悩むのは来週の屋久島旅行の予約ページだ。 10月15日から20日までの6日間、計画休暇という名の有給消化で休みを取ることを今年4月の段階で決めていた。 しかしこのご時世、旅行は鼻から諦めていたのでこれっぽっちも頭になかった。 状況が変わったのは10月に入ってからだ。 縁もゆかりもないと思っていたGOTOキャンペーンに東京が追加された。コロナについても特効薬がないにせよ状況が分かってきており、各人の対策もとれ

          屋久島、2泊3日ひとり旅~予約編~