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もし月見をするなら

涼しくて気持ちいい。8月なのにエアコンなし。例年の猛暑からは考えられない。窓を開けるだけで、自然の空気が部屋を通る。ああ贅沢。わたしは自然がすきだから。ずっとこうしていたい。

秋ならきっと月見をしている。そんなときは柴田淳さんの音楽とともに。彼女について詳しくはないけれど、「月光浴」という曲を聴きながら、月見をしたとき、切なくてたまらない気持ちになった。曲が終わったあとも、その余韻に浸りながら、月を見上げる。澄んだ夜風を全身で浴びながら、秋の儚さと人恋しさを抱えなおす。

ふう、、、、。

切ない気持ちに十分酔いしれた後は、「ぼくの味方」という曲で、優しさをもらう。抱きしめてくれるような、微笑んでくれるような、守ってくれるような、、、、。自分を大切にしたくなるような、そんな曲だ。

彼女のまっすぐで、耳心地のいい声は、ストンと「心に」届く。彼女は本当に歌が上手い人だとおもう。上手いって、こういう人のことなんだなとおもう。高音がよく出るとか、声量があるとか、そういうことではなく。届けられる人。伝えられる人。決して、押しつけることなく、しなやかで優しい。

月見は、1年の中でも特に、「感じる」ということをリセットするための、大切なイベントだ。

まだ気が早いけど、もっと空気が澄んで、夜空に綺麗な月が見えるようになったら、わたしのたのしみ方で、お月見をしたいなとおもいます。

とはいいつつ、この貴重な涼しさ。心身を労わってあげるチャンスです✩味わいましょうね。

真緒

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