見出し画像

7/15 「人生は忘れたがたい断片にいくつ出会い、心を動かされたかで決まる。」ということを改めて考えた日。

睡眠薬ブロチゾラムを飲んで最初の朝。
浅くない眠り。
夢を見ずに、こんなにぐっすり深い眠りについたのはいつぶりだろうか。
薬のおかげだとしてもとても気持ち良い朝だった。
心の中で「寝た~~~~~!」と叫んだ。
実際は、一度5時ごろに目覚めてしまったけれども、
それまでの熟睡っぷりと言ったら見事なものだったと思う。

東京のお盆ということで、
母が運転する車で祖母の家に行き、
祖父にお線香をあげた。

午後は本を読んだ。
ネットで話題になっていた「20代で得た知見」

20代カウントダウン最中の私は、
「分かる分かる」という部分もあり、
私とは違う視点で物事を見ているなーおもしろいなーと思う部分もあり、
スイスイ読みました。
1週間後くらいにまた読みたい!

とくに表紙にも大きく書いてある通り
「人生は忘れたがたい断片にいくつ出会い、心を動かされたかで決まる。」という部分はグッときました。

私の忘れがたい断片は、

叶わなくても忘れられないその瞬間が思い出になっていること
結末を迎えなかったからこそ、私の心で今でも息づいていること
あまりの優しさに心が震えたできごと
親友にもらった手紙に書いてあった思いがけない一言
小学生のころ焚火を囲んで歌ったフォークソングを率先して歌っていた大学生のお兄さんの笑顔


ほんの一部です。
全てお金で買えないと気づいたとき、
モノの購入はは最小限。
人に対してのお金は惜しまないと決めました。
(実際、これはめちゃくちゃ難しいけど)



流行りのバッグ、素晴らしいデザインのお洋服(数万円する)、ゴールドのアクセサリー、もちろん気になります。
でも、モノを買った喜びって購入した時がピークだと思いませんか。


私は元々ブランドのものを買うタイプではありませんでしたが、
一度だけサルバトーレ・フェラガモというブランドのチェーンウォレットを買ったことがあります。
大き目のお財布、小さめのバッグという感じで、実用的でもあります。
購入しようと決めて、お店に入るまでのワクワクがピークで、
購入する意思を店員さんに伝え、
クレジットカードを切り、
リボンをして紙袋に入れてもらい、
家に帰るまでにワクワクは降下し続け、
家に帰った時には、通常の買い物をしたときと同じテンション。
(それよりは少しは高いかもしれないが)

そして、半年後にそれは
「少し高いお金を出して買ったチェーンウォレット」として
箱に入ったまま、頻度の低いちょっとした用事の時だけ日の目を浴びます。

あの時のワクワクを思い出しても、同じようにワクワクはできません。


今、弱ってしまっている私を支えているのは
フェラガモのチェーンウォレットでも、
少し奮発して買ったカシミアのコートでもなく、
先ほど書いたようなことなのです。


それに改めて気づかせてくれた『20代で得た知見』を読んでよかった。
自分の体験として言葉で話せるようにあと何回かは読みたいな。


午後はそんなこんなで本を読んでいたらあっという間に夕方になりました。
少し元気だなぁ。
昨日飲んだ抗うつ剤レクサプロのおかげなのか。
元気だと、何か生産的なことをしていないとダメなような気がしてしまう。
筋トレをするとか、英語の勉強をするとか。
もっと何か、今後の人生を助けるような何かを。


そんなことを思いながらご飯を食べて、お風呂に入ったら
突然の鬱モードが来ました。
何もしたくない、体が重い、辛い。
さっきまで楽しく見ていたYoutubeが煩わしい音に聞こえてきました。


やはりまだ、「元気」を過信してはいけない。
目に見えない傷だからこそ、自分でも治ったのか、まだ療養が必要なのか分かりにくい。


睡眠薬ブロチゾラムを飲んでぐっすり寝ました。


朝ごはん:緑茶
昼ごはん:コーヒー牛乳、一口ドーナッツ
夜ごはん:成宮君鍋
※成宮君鍋とは、10年以上前に成宮君(俳優さんの)がはなまるマーケットにご出演されていた時に公開されていた独自の?お鍋。我が家では「成宮君鍋」として定期的に食べています。

以下、作り方
<材料>
【薬味用】
長ネギ、万能ねぎ、ミョウガ、大葉、ポン酢
(好きな薬味を使えばいいと思います)

【お鍋用】
水、アサリ、日本酒、お出汁、豚ばら肉

【作り方】
1.薬味すべてみじん切りにする。
2.アサリでだし汁をとり、日本酒と1:1の割合で鍋に入れて沸かす。必要誰ば何かしらのお出汁も入れる。
3.薬味とポン酢を混ぜておくく。
4.鍋で豚ばら肉をしゃぶしゃぶする。
5.しゃぶしゃぶした肉で、薬味を巻いて食べる。

以上


ありがとうございます。。。