コロナで、入社2カ月で退職強要されて、会社を辞めた話（最終章）

無職4日目となりました。
日々のペースをつかみ始めて、
順調に無職が板についてきています。

① ～④はこちら。

５月22日（金）
社長からついにメールが。
（パソコン没収されてたので、個人アドレス宛に）
社長「今後どうするか考えましたか？」

どう返事をしていいか悩みました。
人の目も気にしたりしました。

こんな短期間で辞めていいのだろうか。
逃げたって言われないだろうか。
え、また転職？って後ろ指さされないだろうか。
こんな短期間で退職する人、次に雇ってもらえるだろうか・・・。

自分の心は
「もう、ここでは働けない」
と分かっているけど、
どうにもこうにも踏み出せずにいました。

とりあえず「辞めます」っていう話ではなくて、

「入社前と入社後で会社の雰囲気とお人柄にギャップがあり、今後続けていく事は難しいと感じました」

と、素直な感想を述べて、返事してみました。

すると、
案の定、超ベリベリ迅速な対応で（嫌味）
社長「じゃ、自己都合で退職してください」

というお返事を頂きました！！！！！！！！！！

「「「「「「「自己都合」」」」」」」

え、自己都合！？！？！

おーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっと。
でも、予想通りっちゃ予想通り・・・
やはり。
自主的に退職するように、仕向けられていたんだね。
これぞ！『退職強要』

いやーーーー、でも、おっどろいた！
何度も何度も、
これアタシの人生だよね？って確かめました。

え、でも待って。

社長自ら「会社都合で辞めれば？」って仰ってましたよ・・・ね？
アタシ、録音してるよ？

さすがに、
ここで自己都合で折れるわけにはいかんので、
（失業保険の受給時期のこともあるので）

「すみませんが、会社都合で辞めれば？と仰いましたよね。私はこの発言を伺って、もう一緒に働きたくないのだと思いましたが・・・。録音しているので、こちらは正確な表現になります。」

と、送りました。

すると、
社長「そういう風に受け取ってるんだったら、別にいいです。会社都合で辞めて下さい。」

すごい。どこまでも、どこまでも。すごい。
これで、とりあえず失業保険はすぐに降りる・・・が。

モヤッモヤが残る。
自分がこの会社を選んでしまった以上、
自分の責任。誰の責任でもないんだけども。

5月18日の会社での
話し合い？（例のド詰め会）での発言のすべて、
特に、
社長「会社の中、なんかされたら困るから（笑）」
って笑いながら言われたことが、
どうしても許せなくて。

法的手段を取ろうと決意。
例えそれが出来なくても、その発言に対してだけは謝罪してほしい・・・。

（って思ってたのよねぇ。そして謝罪してもらえると思ってる5月のアンタ！甘いよ！）

自分じゃどう動いていいのか分からなかったので、
プロの意見をお伺いしよう！
と思い、ベリーベスト法律事務所の弁護士の先生に相談しに行きました。

自分の人生で、
弁護士に何かを相談する日が来るとは。

緊張しながらお伺いしたんですけど、
担当して下さった佐藤舞先生は
え、もしかして生き別れの姉ですか？ってくらいメチャクチャ親身になって、相談に乗って下さいました。
（マジ感謝の極み・・・）

この内容なら労働審判も出来るけど、
かなりの期間を要す事や
再就職を望んで戦うことのリスクがある。

それなら、きっぱりさっぱり、とっとと退職して、
私自身、早く前を向いて歩きださなきゃいけない
あの社長を相手に、
私の貴重な人生の時間を費やせねぇです！
と決め、

ご相談した結果、
法的手段を取らないことにしました。

でも、
弁護士の先生に相談して、
弁護士の先生から意見をもらうって
これほどまでに、心が救われるんだって、
自分自身が一番驚きました。

すごい・・・！
弁護士すごい・・・！
マジかっこいい・・・ラブ。

ベリーベスト法律事務所は初回相談無料（！）だったけど、マジこんな心救われて無料っていうのが申し訳なかった・・・。
ヨックモック持っていけばよかったと後悔・・・。

ベリーベスト法律事務所が出してる分かりやすいYOUTUBEもお伺いする前日に見ました。分かりやすかった～

「突然解雇されたときのために知っておきたいこと【不当解雇・退職勧奨】」

（時代はすごいね～！）

5月29日（金）最終出勤日。
退職手続きの為です。
朝から腰が重いったらなんの。

会社に着くと、
出迎えてくれたのは克実。
（高橋克実さんに似てるオジサン上司。本当は優しい）


心なしか、申し訳なさそうな顔をしている克実。
私も「仕方ないね」っていう顔で返しました。


とりあえず自席へ行こうとしたら、
社長「あ、こっちこなくていいから（笑）」
と。

そうでしたそうでした！
そういう人でした！
少し仕事から離れてたもんで、忘れてやした！

ハローワークに出す書類などにサインをする前に、
退職届を出す前に、

私の最後の小さな闘心で、
録音したボイスメモの
「会社の中なんかされた困るからさ（笑）」（マジでめっちゃ笑いながらさ）
を社長に聞いてもらい、
「これってどういう意図で発言なさったんですか。私は、このあまりにも失礼な発言に非常にショックでした。会社に危害を加えるような、この侮辱とも取れる発言に対して、謝罪して頂きたいです。」
と申し出ました。

（不本意でも謝罪してくれると思ってたアンタ、マジ甘！甘すぎ！）

社長「え（笑）なんで謝らなきゃいけないの（笑）」

笑っとるーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！
笑みが出ちゃってるーーーーーーーーーー！！！！

かーらーのー

社長「そういう風に受け取ったオハラさんがいけないよね（笑）」

笑っとる②――――――――――――――――――！！

いや、冷静に考えればわかること。
この社長が謝るはずがないと。
だって、自分が一番正しいんだもん。
会社を守らないといけないわけだし、
こんな2カ月そこらで辞めていく小娘なんかに
謝罪するわけがなかとね。

でも、その場にいた私は唖然。
それまではてっきり謝ってもらえると
・・・思ってたから。

それで、
「まぁ社長も謝ってくれたし、ここで学んで次頑張ろ」
っていう予定が！
番狂わせ～～～～～～～～～～～～～
番狂わせは面白いっ♪じゃないのよ。
おもしろくないのよ。笑えないのよ。

社長「ってうか（笑）外資系とかだと、パソコン没収して即日解雇だから・・・外資系では～」

私「この会社、外資系じゃないですよね」

社長「・・・」

私「それでは、謝罪はして頂けないっていうことでよろしいですか？」

社長「だって、意味がわかないから（笑）」

嗚呼。
もうだめだ。
これ以上、私もう何も言えない。
謝罪する気が全くない
（だって悪くないもんね！んね！）
そういう人から謝罪の言葉を引き出したところで、
なんにもならん・・・。

正直、メチャクチャ悔しい・・・。
悔しすぎる。

でも。

アタシ、もう前向くと決めたの！！！

ビールで流すしかないもう。
早く家帰ってビール飲も。
そうだ、今日は特別にプレモルだ！
プレモルを買うんだ！

そして、
「分かりました。」と書類にサインし、印鑑を押し、

私の2カ月は幕を下ろしました。
カーテンコールはありません。

私は職を失うことになりましたが、
もう、自分の愚かさ・甘さから学んだことが多すぎて、
経験しないと（失敗しないと）分からない私にとってはいい機会だったのかもしれません。

世の中には、こういう人もいるのだと。

とにかく学んだことが100万個くらいあって、
決して無駄ではなかった（と思ってる）2カ月となりました。

長くなりましたが、
ここまで読んでくださって有難うございました。

追伸：ベリーベスト法律事務所さんのことについて書きましたが、PR的なものではありません。マジで感謝感激雨アラシ（世代・・・）すぎて書かせて頂きました。全く無関係ですので、どうぞよろしく。