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自然と人情溢れる岐阜県郡上市で親子で参加できる教育プログラムを作りたい!【食×教育】

あけましておめでとうございます。
管理栄養士の板西まいこです。

少しご無沙汰しておりましたが…!

今年もよろしくお願いいたします。


さて、年末に岐阜県郡上市へ行って参りました。
これから、楽しいことが出来そうでワクワクしております!


無理なく実践できる技と知恵プロジェクト


お世話になっているGLOBAL SUPPORT LIMITEDさんのご紹介で今回の企画に関わらせていただけることに。


GLOBAL SUPPORT LIMITEDは、”真の経済教育の普及を通じて、世の為・人の為となる人材育成”をテーマに、資産運用、金融セミナー、子ども向けの経済教育などを行っている会社です。

「経世済民」を略した言葉が、「経済」です。即ち、経済とは「民を救う為に世をおさめる」事であり、「世の為、人の為」という事です。
― GLOBAL SUPPORT LIMITED 代表 中村公一さんのご挨拶より。

経済について無知だった私も多くのことを学ばせていただいております。
ぜひ中村さんのご挨拶を読んでいただきたいです。


そんな中村さんの思いを通して、天才のたね代表 高橋あやおさんより、岐阜県郡上市を子どもの教育の場としてご提案いただきました。

高橋あやおさんは元小学校教員で、学級崩壊のクラスを受け持った経験などから、教育、考え方、伝え方などを研究されています。とても暖かい、一緒にいるとほっとする方。

このブログを通じて、子供達の可能性を信じる気持ちが波紋のように大人たちに広がることを願って。
― 「天才のたね」のみつけ方より


そんなあやお先生が親子で学べる2泊3日のプログラムを組んでくださり、

”無理なく実践できる”をキーワードに、このような内容に。

今日から活かせる


いざ、現地へ。郡上はこんな町!


風情溢れる街並みが残っています。

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郡上市の公式観光情報サイト【TABITABI郡上】


まずは糸CAFEさんでランチ

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その後、市場で地域の食材を見に行きました。

こちらにも新鮮な鹿肉が!

自然の中を自由に走り回りながら過ごし、
抗生物質や遺伝子組み換え飼料の心配がないジビエ肉を普段からいただいております!


町家で贅沢だしとみんなでお料理

1日目のワークショップは「だし」についてです。

日本人にはなじみ深い「だし」
和食には必要不可欠な存在ですよね。

忙しい日常の中で、昆布やカツオなどの素材からだしを取る機会は減り、便利な粉末タイプのだしが普及している現代。

改めてだしについて学び直すきっかけになれば、と企画させていただきました。


「だしを味わうワークショップ」内容
・だしと日本人の歴史
・だしの栄養学的な役割
・現代の「だし」の課題、問題点
・だしの取り方について 実践
・うま味成分について
・美味しい合わせ方 など


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なじみ深い味わいの昆布とカツオの合わせだしは、江戸時代から利用されるようになったと言われています。

うま味成分には種類があり、異なるうま味成分を掛け合わせることで何倍にもうま味が増す「相乗効果」というものを実際に体感していただきました。


そして相乗効果を利用して作った合わせだしでお鍋づくり。

3歳のお嬢さんもしっかりお手伝い。


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一緒にお料理をしながら、野菜の名前、野菜の洗い方、お米の洗い方、冬野菜が甘くなる理由などいろいろな会話が飛び交います。


こんな日常の中にこそ、実践的な学びがたくさんあります。

家庭での食育の大切さを、改めて感じました。

様々なライフスタイルがあり、普段は難しい方にも、このようなプログラムに参加していただけたらと思っています。


2日目 マコモでしめ縄づくり


朝起きると雪が積もっていました!

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街を散策しながら雪遊び

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午後はCafe & Marche mi.kimamaさんへ

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郡上八幡の川側にある小さな町家
オーガニック・ヴィーガンカフェと自然食品を販売するお店です♪
住んでる方も、遠方から来られたお客様も、みんながほっと一息つける
そんな心地よい空間を提供しています。—HPより

お店に入ってすぐ、ずらりと並んだこだわり製品。

無添加でオーガニックな食品、石鹸、靴下などいつまでも眺めていられそう…!笑



そして、こちらのカフェを会場に、しめ縄づくりのワークショップが始まりました。


しめ縄には通常"藁"を用いますが、今回用意されたのは、"マコモ"の葉っぱ。

しめ縄づくりの先生は、無農薬無肥料でマコモを栽培している農家さんです。

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出雲大社のしめ縄はマコモを編んで作られています。
日本で古くから神事に使われてきたことがよく分かりますね。

茎はマコモダケとして炒めて塩コショウするだけでとても美味しいし
葉はお茶になったり、お風呂に入れたり…余すことなく使えます。


マコモのいい香りに包まれながら、

編んだり、ねじったり、丸めたり…

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まずは亀を作って…


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全身を使って縄にしていきます。

素敵なしめ縄が完成しました。

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それぞれ個性が出て面白いですね。

作り終わったあとはマコモ茶をいただきました。


自己肯定感 基本の「き」


教育分野では、高橋あやお先生に自己肯定感についてご講義いただきました。

こちらは私の悩みにぴったりの内容でした!

実は、様々な方とお話する中で、「誰にも愛されていない」という気持ちを持っておられる方が多く存在しているのではないかと感じておりました。

〇〇が出来る、社会の役に立っている、などは関係なく

自分自身の存在に対して、肯定的な人(なんの疑問もない)と
否定的な人(自分の存在価値について不安に感じてしまう)は何が違うのか。

それはどうしてなのか。

また、自分に出来ることは何なのかと考えることがよくありました。


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自尊感情には

①社会的自尊感情…評価、成功体験など状況や状態によって変化する
②基本的自尊感情…あるがままの自分を大切な存在として尊重する感情

があり、そこから①②の割合によって4つのパターンに分類できます。

つまり、相手の状況を"自尊感情"によって分類でき、それぞれ必要な関わり方が違うということなのです。


社会的自尊感情を比較的周囲によって形成しやすいが、
基本的自尊感情に関しては日々の積み重ねで時間をかけて形成されるもの。

「あなたはここに居てもいいんだよ」というメッセージを伝えるには、日常的なことが実はとても大切だということがよく分かりました。


人の感情や対応について、子ども達と長年向き合って分析研究されてきたあやお先生だからこそ出来る、とても分かりやすい講義でした。


心が苦しい人が居たら、「おはよう」とか、おいしいご飯を一緒に食べるとか、"日常的"なことを丁寧に。

3日目 雪の中ではしゃぐ大人と子ども


3日目はNPO法人 SEVEN SEEDS 代表 山村雄太さんに連れられ、さらなる山地へ

山村さんは学校現場で13年間勤務したのち、子どもたちの「やりたい」に応えきるべく、SEVEN SEEDSを立ち上げられた先生です。

NPO法人 SEVEN SEEDSさんでは何もない場所で子どもたちが「自分たちの理想のむら」をつくる「マイ村キャンプ」など、自分らしく生きるための支援を行い、これからの社会を創造する事業を展開しています。



こどもたちの創造性を開花する 新たな学びの場をつくる
すべてのこどもたちが、自分の中にある「種」(seed)に気づき、
自分らしく解放されて、生き生きと輝いて、
日々暮らすことができるようになることが、私たちの願いです。—HPより


初めてお会いしましたが、山村さんの寛大な"自己開示”によって、すぐに打ち解けることができました。

大人が先に等身大で自己開示することによって、子ども達も内なる自己を開示しやすいということを教えていただきました。

すっかり私も同じ状況に!笑


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そして、とにかく雪で遊ぶ子どもたちの創造性に驚きでした。

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副理事長を務める興膳さんご一家にも大変お世話になりました。


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大自然、雪の中のテントサウナ。最高〜

子ども達はドラム缶風呂にも入っていました。

ここでしかできない体験がたくさんあると感じました。


まとめ、これからのこと


今回郡上に滞在して最も感じたことは、人が暖かいこと。

お店の方も宿の方も農家さんも、SEVENSEEDSのみなさんも!


今回は近しい方々にお声かけをして、企画段階でのチャレンジでしたが、

今後、一般公開のプログラムとしてブラッシュアップしていく予定です!


皆さんに告知出来る日を楽しみにしております!


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