見出し画像

とおちゃん、その後。

愛しのとおちゃん。


最近医師からお酒を控えるように言われたらしい。

今まで好きなものを好きなだけ食べて、飲んで、としてきたとおちゃん。

とおちゃん、大の酒好き。

毎日飲んでおりました。

休肝日を作っていた時もあったけど。

なかなか続かない。


さすがに身体が悲鳴を上げてるなって思ったみたい。

そしたら、

父:変なことが起こった。

私:何?

父:昨日と一昨日お酒飲まんかったらよく眠れた。

  お酒飲んだらよく眠れると思っていたけど、飲まない方が眠れた。

  でも、心配なことが増えた。

私:何?

父:このままお酒を受けつけない身体になるかもしれん。

私:・・・良かったじゃん(笑)

  まぁ、受けつけないということはないと思うけど。

父:ご飯もおいしい。

  お酒を飲むと味が濃くなるし、食べる量も増えるけど。

  今は食べる量も減って薄味の物がおいしい。

私:良かったじゃん。というか、すごいね。

  変わったね。


とおちゃん、めっちゃ自分の身体の声きいてる!

今までさんざん ”飲みすぎないで”

とか言ってきたけど、自分の身体のこと自分で考えて、行動に移してる。


4月から北海道にきて、離れて住んでるからけっこう心配してた。

気になっていた。

今までより。


わたし、こころのどこかで

とおちゃんは身体の声 きけないんじゃないか

とか

本当に大丈夫なの?

とか

いろんな心配してた。

でも、娘が離れると

父は父なりに考えていたんだなぁ。


”父は変わらない”

と こころのどこかで勝手に決めつけていたなぁ。

70過ぎても人は変わる。

あらためて。


わたしが長女、ということもあり

元看護師、ということもあり

父はわたしを頼りにしてくる。


それが時にはしんどいこともあったけど、

離れて住んだら、

父は父なりにその場で、立とうとしている。


少し肩の荷がおりた。

というか、父を背負おうとしていたのは、わたしなんだなー


ありがと、気づかせてくれて。




  





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?