７８枚の世界言語とリーディング

78枚のタロットカード

　タロットカードの78枚のうち、21枚は、大きな一つの物語のような、成長のサイクルのような世界が連なっている。

それぞれのカードには、それぞれの世界観がある。正位置での読み方と、逆位置での読み方は、異なる。ガイドブックのような解釈本もあるが、絵のイメージやその時々の印象から読み解かれることもある。一般的には「唯一無二、絶対の正解はない」という考え方が主流だ。

なぜなら、タロットカードは、未来を予測する占いとして生まれた道具ではなく、見えない世界、心の世界を読み解くための道具として再編された形が今、占いとして発展している側面が強いからだ。心の読み解きに「絶対」はない。心は常に流動する特性を持っているからだ。

目の前のイメージから、「何を読み取り、何を受け取ることを選択するか」選択権、決定権は常に、質問者にあることを忘れてはならない。

人生の肩代わりは誰にもできないから。

質問者の潜在意識が引き出したカードからの情報を通訳し、質問者の幸せのヒントをわかりやすい言葉でお渡しするのが、カードリーディング。

それぞれに解釈や意見は異なるので、自分に合った鑑定師と出会えたら、ラッキーだ。

追記：ボイジャータロット

タロットカードは、世界を読み解くキーワード。それをさらにカウンセリング的な要素に特化した形なのが、ボイジャータロットだ。

ボイジャータロットの哲学は、問題解決を自分の中に求める。潜在意識との対話をカードを通して行う。そこで行動への約束、コミットメントにより、人生を変えていく。より積極的な変化を誘発するメソッドだ。

人生は、自分で背負い、作っていくしかない。

何をどう使うかは、自分次第、どういう人生を作るかも、自分次第。

ボイジャータロットは、そのファーストステップを誘導してくれる。