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营口大醤 私の秘密㊙️ほとんどの日本人が知らない中国の超激ウマ味噌


营口大醤

最初の1文字目が馴染みがなく
よくわかりませんが
Google翻訳では【キャンプ】と出ましたw


現地の方々から教えていただきました

ヤンコーターチャン

と中国語読みするそうです


日本人のほとんどが知らないと思います

中国遼寧省瀋陽から西南西に向かい
遼東半島を目指します
营口市は海に面した
現在人口約250万人都市です

そこで製造され遼東半島を中心とした
範囲で幅広く用いられています

遼寧料理と言いますか中国東北地方料理は
別名=東北菜 とも言いますが
かなりかなり塩分の強めな印象があります
場所柄モンゴル・ロシア・北朝鮮などの影響も
感じます
豚肉を主に肉料理が多い印象です
あとラム肉もたくさん

ラム肉蒸したのなんか滅多に日本では食べられないですが
中国はここに限らず蒸し料理が多く
非常に非常に美味しいです

また肉の蒸し料理のお肉は
ぷにぷにwな状態になります

私は昔レンタカーを借り中国縦断一周旅行をした際このツアー初期の頃
(現中国では当局が怖くて不可=旅は生モノ)
この土地に立ち寄りこの絶品味噌に出会いました

それ以来
いまだに仲の良い友人にも誰にもこの味噌の存在を話した事がありません

noteで初めて
自分以外の方々に
この激ウマ味噌情報を暴露w しています

八丁味噌に近いでしょうか?
しかし先程書いたように
場所柄非常に塩辛い味噌になっています
醗酵臭がたまりません

一番近いのは奥飛騨の手作り醤油かもしれません

今は数軒しかありませんが
奥飛騨に限らず味噌・醤油は
超大昔の日本ではこう作られていた
と考えられます

現在も奥飛騨では継承製造をしている
私の秘密の場所がありますが……

大桶で味噌を作ります
製造が完了する頃になると
この味噌から水分が出てきます

奥飛騨の味噌はかなり塩分が強めで塩辛く
粘度は加水率が高いのかかなり柔らかめです

味噌桶の味噌に魚籠
(ビク と読みます)
鰻を捕獲し入れておくかなり縦長のザル容器
ビクを味噌に差し込みます
時間が経過するのを待ちます

すると味噌の中の旨味の水分が
魚籠内部に溜まります

それをオタマといいますか
柄杓(ひしゃく)でその水分を丁寧にすくい
甕(かめ)に移していきます

この水分が実は醤油
として使われます

そして残りを味噌として使っていたのです

醤油は大豆の旨味が凝縮され尽くし
非常に非常に美味しい醤油になります

こも豆腐(飛騨名物の煮物用の穴のたくさん空いた巻き簀{寿司を巻く際使う巻きすだれ}で一旦煮て製造した特殊な豆腐)や
冷奴などにかけて食べると天にも昇る旨さです
大豆製品同士の組み合わせはなぜこんなに
美味しくなるのでしょうか?

かたや
お味噌は旨味が抜けて粗末な味噌になります

この奥飛騨醤油が非常に近いと感じました

話を戻します
中国味噌は
かなりかなりかなり劇的に濃縮した八丁味噌
という感じで旨味が半端ありません

料理好き・グルメ好きの私には衝撃的でした

だから今もなんとか入手して手元に離さず
在庫を常に常備してあるのです
(非常に安価 一袋100円ぐらい=150g)

これでジャージャー麺を作ったら最高です
具材は卵だけでも大丈夫
麺はどんな麺でもなんでも大丈夫

茹でて皿に麺をごま油を和え盛る
(麺同士がくっつかない様にするためのごま油)
きゅうりの千切りを添える
(好みのお野菜なんでもOK)スライサーで超楽
中国味噌を少し多めの油で
(ラード使用を強く推奨)
極弱火で焼き味噌にする(焦がさない)
白身を箸で切りながら溶き卵を混ぜすぎない様に混ぜ焼き味噌に合わせ数回のみかき混ぜ合わせる
麺の上に盛る→激ウマジャージャー麺の完成💮
(日本のお味噌でもできますよ!→味噌の量はご自身で最初少なめに入れ塩梅を見ながら増やしていけばいい→その味噌量をメモしておけば次回から安定したレシピでクッキングできる)


豚鍋は現地の名物
この味噌を鍋に使うのもまた最高😀

寒い場所での料理を思い浮かべてみてください
その料理ならばなんでも合います

なぜなら
最高に旨味が凝縮した味噌ですから……

ラーメンがまたw
続きはまたの機会に……

まだまだ中国の味噌・醤油・酢・醋は
紹介しきれないほどあります

これらを知って生きて行くか
知らずに食べずに生きて行くか

私は前者の方が心豊かな生活を送れると
確信しています
そしてもっと地球上にある美味しいモノに出会い
食べに行きたいと考えています

金額じゃない……
安価でも一般庶民の方々が
普段口にするもので美味しいモノに溢れている
そんなモノを発見する旅に出たいのです

テレビで紹介→うらやましい 食べてみたいなあ
では終わらせない

自分の目と舌でチェックしに行くことが
自分の自分らしい旅だと思っています


ではまた

はっ!
今日多忙な金曜日なんですってばw


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