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少女性への憧れ

思えば物心ついた時から、お茶目で、素直で、好きなものにまっすぐで、か弱いようで強くて、どこか神秘的で、時に官能的な、「少女像」にずっと憧れをいただいている気がする

し、少女性の美しさをテーマを扱った作品が大好物だったりもする

GWがびっくりするほど暇なので、思いついた作品たちをいくつか紹介したいなと

1. 落下する夕方 / 江國香織

華子という、男性も女性も魅了してしまう、つかみどころのない不思議な女の子が出てくる話

わたしは江國香織教なので、もうすっかり彼女の描く女性像や文体の虜なのだけれど、この作品は特に好き

魅力的で、常に誰かに求められているようで誰からも求められていなくて、何でも持っているようで何も持っていなくて、作りこまれているようでとっても自然体で、考えているのか考えていないのか分からなくて、とにかく不思議な女の子

わたしもそんな感じになりたい、そう思ってしまっている時点でそれはもう叶わぬ夢というね

2. ヴァージン・スーサイズ / ソフィア・コッポラ

初めて見た時に衝撃を受けた元祖ガーリームービー、ソフィア・コッポラ監督に初めて触れた作品でもある

物語の語り手は「学校一美人の四姉妹」に憧れる近所の男の子。少女たちは魅力的で、儚くて、そしてやはり掴みどころのない神秘さ、不思議さがある

心を消費するのであまり頻繁に見返そうと思えるような作品ではないのだけれど、10年前くらいに初めて見てから強烈に印象に残っている映画

ファッションも小物も全てに監督のセンスが光りまくっていて、映像的に抜群に美しい映画でもある、おすすめ

3. 千原こはぎさんの短歌

こはぎさんの歌は、大人の女性の中に少女性がチラチラする感じでとっても好き

今日はそんな感じ

短歌とか、映画とか、音楽とか、もっと好きなものはたくさんあるから時間を見つけて紹介していきたい

それではね!

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