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【1日で読めるおすすめ小説】レインツリーの国の感想
これは厚さ1cmもない薄い文庫本なので、忙しくて本なんか読む時間ないよ〜という方にも読みやすい小説です。
私はこの本を午後2時から読み始めて、午後7時には読み終わりました。
レインツリーの国は「図書館戦争シリーズ」「植物図鑑」といった作品を書いている有川浩の小説です。
私はもともと図書館戦争シリーズが大好きなのですが、シリーズの一つ「図書館内乱」の話の中で、こちらのレインツリーの国が登場します。
ずっとこの小説に興味はあったのですが、なんとなく敬遠してしまっていました。
というのも、小説の帯に「珠玉の恋愛小説」とあり、自分の好みのワクワクするようなSFやサスペンス小説とは違うジャンルのように感じていたからです。
いざ読み終わってみると、完全に食わず嫌いでした。もっと早く読めばよかったです。
ですが、今このタイミングで読んだからこそ心に響いたのだと思います。
この小説の主人公たちが出会ったきっかけは、なんと「ブログ」でした。
主人公の男性が昔読んだ本「フェアリーゲーム」の感想をネットで検索したところ、素敵な書評をしているブログに出会いました。
その管理人宛てにメールを送ったところから物語が始まります。
私自身もサイトに記事を投稿した経験があるので、記事を読んでメールをもらうというきっかけが嬉しく思いました。
ネットからリアルに繋がっていく距離感も理解でき、ワクワクハラハラしながら見守りました。
甘々な少女漫画のような恋愛小説を勝手にイメージしていたのですが、スリリングな展開で全く飽きずに、5時間ぶっ通しで読んでしまいました。
詳しい内容はネタバレになるので言えないのですが・・・
社会的に弱い立場にいる方たちについて、詳しい取材の上でわかりやすく書かれているのでとても勉強になります。
こういったリアルな体験談を知る機会はなかなかないと思います。
特に大人なら、誰しも一度は読んだ方がいいと断言できます。
レインツリーの国は、玉森裕太と西内まりや主演で映画化されています。
映画も見たいのですが、どうやらネット配信はなくDVDを借りるしかなさそう。
原作の世界観が好きなので、映画を見たら少し違和感を感じるところもあるかもしれません。
まだ見ていないのですが、西内まりやは美人すぎて、私の中での主人公の女の子のイメージより垢抜けすぎているように思います・・・
ちなみに、読み終わったこの本はメルカリで売りに出しています。
もし読んでみたい方がいれば、メルカリの出品ページからご購入いただけます。
図書館戦争を始め、有川浩の小説とセットで出品していますので、お早めにどうぞ。
※メルカリは販売終了しました。
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【追記】
#レインツリーの国 で見ると、本の感想がたくさん出ていますね・・・!
まだ全てに目を通せていないのですが、じっくり読ませていただきたいです。
ネット上の付き合いについて、こちらの記事でもお話ししています。
小説ともリンクする部分があり嬉しいです。
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