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お金をかけずに子どもの自己肯定感を上げる方法

今朝のClubhouseでは「親子の会話」についてお話しました。

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最近どんなこと話してる?

心理カウンセラーの吉田エイミーさんは、11歳長男くんの誕生日プレゼントをめぐっての会話をシェアしてくれました。

長男くんは誕生日プレゼントにBMX(競技用自転車)が欲しくて、それをパパに買ってもらうためにはどう説得するべきか?パパにプレゼンしよう!と一緒に金額や配送方法などを調べたり、自分で問い合わせてみたり。結果、プレゼンは成功してBMXを手に入れたそうです!

こんな「おうちでできる探求型学習」でプレゼントをゲットした息子くん。さぞ嬉しかったでしょうね♪

我が家は、娘とは環境問題やベジタリアン食について(母子でベジタリアンなので)、息子とは音楽や宇宙についてよく話してるよ、子どもが興味を持ったものにはノリ良く首を突っ込んで一緒に楽しんでるよ、というお話をシェアしました。

親子の会話で気をつけたいこと

エイミーさんも私も、以下の点に留意して親子のコミュニケーションを楽しんでいます。

・子どもの発言を肯定する
・反論が有っても頭ごなしに否定せず、まずは一旦受け止める
・一旦受け止めた上で「なぜそう思うの?」と理由を尋ねてみる
・親子の意見が違っても普通のこと
・「ママ(パパ)はこう思うよ」と親を主語にして意見を述べる
・できる限り話に乗る(親も一緒に興味を持つ)

否定され続けたら、子どもは何を学ぶ?

もしも話を否定され続けたら、どうなるでしょう?
子どもは「話しても、どうせまた否定される...」と学び、話すことを諦めます。

そして、新たなチャレンジを恐れるようになります。これ、大人に置き換えても同じですよね。否定される経験が積み重なれば、誰だって怖くなるものです。

また、親が何気なく発した一言が子どもを深く傷つけることも...そういうのって成長しても忘れないし、時には人格形成にも影響するので、ネガティブな言葉ほど慎重に選んで欲しいなと願います。

お金をかけずにできる「自己肯定感のUP」

逆に、いつも話を肯定され続けたら、どうなるでしょう?
「否定されない安心感」を得た子は、さらに聞いて欲しくて小さな発見を親にどんどんシェアしてくれます。さらに親が話にノッてくれたら、興味の範囲がどんどん広がり、チャレンジを恐れない子になります。

つまりこれって「自己肯定感」なんですよね。

自己肯定感を上げるには「否定せず、話を聴く」それだけでも十分効果があるのです。この辺りのお話しは、親野智可等先生の本がおすすめです。


例えば、親子で海外旅行したり、習い事で賞を取ったり、学校の成績を上げたり。それらは素晴らしいことだし、数々の努力で得た経験は一生もの。

けれど、日常の中にもヒントはたくさん!

大きな経験を積まなくても、何かを与えなくても、ただ「否定しないこと」これだけでも子どもは心の栄養を蓄えていくもの。褒めるのが苦手な親御さんも、まずは「否定しない」これを心に留めていただけたら嬉しいです。

エイミーさん曰く、親にたくさん聞いてもらえた子は、誰かの話を聞くこともできる。つまり「思いやりを持てる子に育つ」そうですよ!

言葉ひとつで、ポジティブにもネガティブにもなる、親子の会話。
大人の心掛けで、ぜひ良好な親子関係を築いていただけたらな、と。そんなClubhouseのルームでした。

【Clubhouseのお知らせ】

・4月11日(月)9:30am-
自身もポリグロットでお子さん4人に5言語のマルチリンガル教育を実践中のカナダのTetsuさんと、多言語教育のルームを開催します!よくある「どの言語も中途半端になる説」などについて、じっくり伺う予定です。

・4月12日(火)9:30am-
日本で16人しかいないプロゲーマーをお迎えしてのルームも開催!子どもとゲームの関わり、そしてゲーム専用メガネで目や体を守る方法など、盛りだくさんでお届けする予定です。

カレンダーに印つけておいてくださいね!どうぞお楽しみに♪

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多様性のマレーシア🇲🇾ペナン島から「マルチリンガル教育」「グローバル視点の生き方」「子どもの好奇心・主体性・思考力」をキーワードにお届けする…

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