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マレーシアから世界とつながる|グローバル視点の子育て

多様性のマレーシア🇲🇾ペナン島から「マルチリンガル教育」「グローバル視点の生き方」「子どもの好奇心・主体性・思考力」をキーワードにお届けするマガジン。ペナン在住11年目の移住留学コ… もっと読む
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#海外生活

loseが結果的にwinを引き寄せるのかも、と物件交渉に思う

今日の出来事。いやぁビックリした…!仕事でかなりの物件立ち会いしてますが、これまで出会った中で一番太っ腹なオーナーかも。 この「諦めたリクエスト」、かなり値の張るもので、それを取り下げる代わりに家賃を下げて欲しいと交渉したんです。 物件交渉時の基本中の基本実際にオーナーと話すのは不動産エージェントだけど、伝え方次第で交渉決裂もあるので、物件交渉はとても気を遣います。 できるだけクライアントさんの希望は叶えたい、かと言ってあまりに要求が多いと入居自体を断られたり…さじ加減

短文と長文どっちが相手の時間を奪う?「サマリー」が日本人に必要な理由

noteでバズっていたこちら、とても面白かった。 私が普段感じていることと全く逆だったので、すごく興味深かったです。 短文と長文、どちらが時間を奪うか?中村さんのnoteでは、背景を説明せず短文で質問を送るのは「短文の質問を受けると何度もやり取りが生じて時間を奪われる」とありました。ふむ。 多分、短文に腹が立つのは、「相手のために親身になって答えてあげる、優しい親切な人」なんじゃないかな。 わたしはむしろ「長文」を送られてきた時の方が時間が奪われるなぁ、と。要点が整理

ペナン州🇲🇾3歳から学生ビザ取得可能です

3月に「4歳から取得可能」とお伝えしていたペナン州の学生ビザについて続報です。 3歳から学生ビザの取得が可能この度、弊社クライアントさん3歳のお子さんが学生ビザを取得されたので、正式に「ペナン州では3歳から取得可能」なことをお知らせします。 実は4月に3歳からOKの情報を得ていたものの、いつものごとく担当者ごとに話が違うので、確証を得るまで公表を控えてきました。さらに多くのファミリーへ留学移住のチャンスが広がり、嬉しい限りです。 けれど、すべての学校で3歳からビザが出る

VISA情報|S-MM2Hに変更?マレーシアもついにノマドビザ始まる

条件が厳しくなったMM2Hに変わって注目を集めているサラワク州独自のロングステイビザ『S-MM2H』について、提携MM2Hエージェントからの情報を共有します。 まだ書面での正式発表前なので、マガジン読者さん限定公開です。既に、一部申請中の方へも「変更後」の条件で追加書類の提出が求められているそうで、ほぼ確定かもしれません…。 🔽以前の関連記事 現在の条件まず現在公表されている条件はこちらです。 変更が指摘される三点変更が指摘されているのは以下三点です。

ペナン近況|インター校のホリデー、新設校Stonyhurst、8月の視察など

月末から始まるホリデープログラム(短期留学)、移住サポート、学校視察の準備で多忙な毎日です。インスタやTwitterも開く余裕がなかなかありません…汗 ここまで忙しいのは2019年以来、実に3年ぶり。パンデミックを経て渡航解禁の今、海外教育を模索する親御さん達の熱い思いを日々受け止めています。 人生をかけた挑戦をサポートさせて頂ける事は、これ以上ない喜びです。もちろん重大な責任でプレッシャーも最大級だけど、移住ファミリーに伴走することで新たな学びを得たり、エナジーチャージ

一部のマレーシア人が海外へ出ていく理由、でも「戻れる」理由

昨日こんなニュースが流れてきました。地元ペナンのUSM(マレーシア科学大学)大学院の医学部で、教授による優遇措置やいじめが合ったというもの。 人種については書かれていませんが、マレーシアをよく知る人はあの「政策」が頭に浮かぶんじゃないでしょうか。 ブミプトラ政策とは多民族国家のマレーシアには、マレー系やオランアスリなどを優遇する「ブミプトラ政策」というものがあります。 この政策下では、企業の税率、ローンの金利%、公務員の採用、そしてUSMを含む「国立大学への入学」も、全

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インター校は早めのキャリアデザインが必要だけど、語学を極めてB案にする手もある

イギリス系インター校では早めのキャリアデザインが必要なため、移住して数年経つご家族から進路相談を受けることも多いです。 早めのキャリアデザインとはインターのYear 11で受験する統一テスト(IGCSE)の教科選択と結果がその先の進路に影響するため、Year10(14歳+)までに高校卒業後の進路をある程度定める必要があります。 先日も、まさにYear10直前の親御さんからオンライン相談を受け、希望進路に合った道をいくつか提案し、そのための道筋や有利な選択方法など、情報を整

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ペナン近況|留学移住者が増え、学校や家賃は元に戻りつつあります

留学移住関連の近況報告です。 移住やサマープログラムへのお問い合わせが止まりません。先週もオンライン相談、学校視察、受験が続き、来年以降の留学相談も多数受けています。 やはり、パンデミックの影響ですよね。足止めされた2年半で、「やりたいことを後回しにして後悔したくない」という方が本当に増えました。昨年9月以降、隔離生活を乗り越えて移住したご家族たちも「迷い」がなかったです。 ペナンの街はほぼ元通り政府の規制緩和後、街は元の賑わいを取り戻しています。今月初めの公立校スクー

共働きに配慮あり!|ストレイツインターナショナルスクールの特色と校内の様子

5月の事ですが、Straits International Schoolのエージェント向けイベントに参加してきました。久々に訪れましたが「共働き家庭」をターゲットにした戦略が印象的でした。校内の様子や特色をシェアしますね。 まずは校長のMs Karlie Walsh から、学校の概要や近況の説明がありました。 Straits Int'l School 校内の様子この後はいくつかのグループに分かれて校内ツアーが行なわれました。授業中ありのままの風景です。(生徒は個人情報保護

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教育移住、むしろダメ親で良かったかも?

アメリカ在住マサトがっかちょーの「失敗談を語れる健全な世の中にしよう」「失敗談をどんどんシェアしよう」というTweetにめちゃくちゃ共感です。このツリーは子育てや海外生活に大事なことがたくさん詰まってるので、ぜひ多くの方に読んでいただきたい。 私の失敗談は数え切れないほどあって現在進行形ですが、それが意外にも子育てや仕事にめちゃくちゃ役に立ってるんですよ。 中途半端な人間でもなんとか生きてるし、マレーシア移住と多言語教育に至っては、むしろ「ダメ親だからこそ、バランス取れた

教育カリキュラム変更や日本へ帰国時に注意して欲しいこと

昨日書いたこちらのnoteに関連して、Twitterで経験談や興味深いコメントをいただきました。 カリキュラム毎に学年・年齢が違うマレーシアでお子さんが国際試験(IGCSE)真っ最中のSeinaさんから。 そうなんですよね。イギリス式(8月)、オーストラリア式(1月など)、とカリキュラム毎に年度開始の月(学年の区切り)も違うので、生年月日によっては転校すると学年が変わることも。 日本からイギリス式に編入する場合も、4月〜8月誕生日の子は2つ学年表記が上がる事になります。

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学年を落としてインター校に入ると「選択肢がひとつ減る」のは知っておいて欲しい

日本から留学する場合、多くのお子さんが英語力が足りない状態で編入しますが、学校によって「学年を落として受け入れる」場合があります。 これ、KL周辺ではよくある話らしく「1〜3歳、年の違う子がクラスにいるのは普通」なんだとか。 実はペナンの場合、ほとんどのインターで学年を落とすことは推奨しません。それは、 ①学生ビザの取得年齢が18歳まで ②子どもの成長への影響 この二つが大きな理由です。特に①学生ビザの話はとても重要なので、セカンダリー(中高)から留学するお子さんや、

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宣伝するインター校には問題がある?

インター校に対し「宣伝が激しく、いつもプロモーションをしている学校は何か問題がある」という話を聞きます。 確かに、そういう学校も一部あるかな…(各校の問題点はオンライン相談でお伝えしています)。ただ長年インター校と関わり様々なパターンを見ていると、必ずしも宣伝=悪ではない、と分かってきました。 財源がどこから来ているかペナンの場合、広告を出して宣伝する学校は当然ながら財力があり、その主な財源は「学費」と「経営母体」の二つです。その複合型もあります。 財源が学費の学校

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教育省の許可、ホリデープログラムなど

イスラムの断食期間が終わってお役所関係が一気に動き出し、非常にバタバタしています!5月1日から入国制限もさらに緩和され、エンデミックへの加速が増しているマレーシアです。 教育省の許可(6歳未満を含む)1月にオンライン受験後、教育省(MOE)へ許可申請していた方々の許可がおりて、移住へ向けて一気に動き出しています。 MOEレター、ラマダン(イスラム教の断食機関)を挟んでいたこともあり、通常より長めの4ヶ月。長かった...。 今回許可が降りたのは複数校にまたがる複数名。新た