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教育カリキュラム変更や日本へ帰国時に注意して欲しいこと

昨日書いたこちらのnoteに関連して、Twitterで経験談や興味深いコメントをいただきました。

カリキュラム毎に学年・年齢が違う

マレーシアでお子さんが国際試験(IGCSE)真っ最中のSeinaさんから。

そうなんですよね。イギリス式(8月)、オーストラリア式(1月など)、とカリキュラム毎に年度開始の月(学年の区切り)も違うので、生年月日によっては転校すると学年が変わることも。

日本からイギリス式に編入する場合も、4月〜8月誕生日の子は2つ学年表記が上がる事になります。(でも飛び級ではないんです。複雑!)


日本より学年表記が2つ上がってしまう件

同じくマレーシア・KLで子育て中のまーるさんから。

インター校の6月生まれ、低学年は特に皆の背中を追う感じになりますよね。 我が家の長男(7月末生まれ)も、年度が終わってからようやく誕生日が来ていたので、10歳11ヶ月で小学校修了でした。生まれ月ばかりはコントロール不可ですね😂


留学途中で日本へ帰る場合

マレーシア在住16年のあらしんさんから。三男さんがインターのYear 8(13〜14歳)で本帰国を考えた際の体験をシェアしてくださいました。

インター校セカンダリー(中高)の途中で帰国する場合、日本での学年をよく考えて計画を練る必要がある、というお話。途中で帰国も考えている方は、あらしんさんのTweetぜひご一読ください。

オンライン相談でも「保険として日本の学校へ戻る道も残しておきたい」という方には、

日本の教育システムへ戻るのが最も大変なパターン

だとご説明しています。でも、大変だけど、これを実行しているお子さんもいます。帰国する場合の方法は以下の通りです。

義務教育内での帰国

小中学校の義務教育内で戻る場合、住民票さえ入れれば公立の受け皿はあります。ただし「在籍できる学校がある」のと「勉強についていけるか」は別問題。

インター在籍年数にもよりますが、英語カリキュラムの学習と並行して日本カリキュラムの学習を続けるのは簡単ではなく、帰国という「保険」を担保するには、最も過酷な道を選ぶことになります。また、お子さんによっては、これが英語力の伸びを妨げる要因にもなります)

とはいえ、日本の公立校は成績に関わらず「卒業資格」が得られるので、その先はやり方次第で日本の高卒→大学と進むことも可能です。

高校以降での帰国

15歳の4月以降に帰国する場合、日本の義務教育へ戻る道はほぼなくなるため、何らかの方法で高校へ編入することになります。

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