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マレーシアから世界とつながる|グローバル視点の子育て

多様性のマレーシア🇲🇾ペナン島から「マルチリンガル教育」「グローバル視点の生き方」「子どもの好奇心・主体性・思考力」をキーワードにお届けするマガジン。ペナン在住11年目の移住留学コ… もっと読む
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#教育移住

学校を辞めた9歳と12歳がIGCSEでA*を取得しギャップイヤーで世界を旅する話

ロックダウン中にオンラインになった事を機に学校をやめた兄弟が、家庭学習でIGCSEで最高得点のA*を取った事が話題になっています。 小学生でIGCSEを受験なんと彼らはまだ9歳と12歳。この年齢でハイスコアをとったことはもちろん、それ以上に学び方の選択や人と比べず独自の道を進んでいることに共感しました。 12歳と9歳がIGCSEを受けるだけでも驚きだし、さらにA *というハイスコアをとれたことも素晴らしい。けれど、私が良いなと思ったのは試験を受けたその先の話、なんです。

XCL International Schoolの特色と校内の様子

ペナンで唯一、マレー半島本土側にある英国式インターGems International Schoolが、経営母体が変わり校名も「XCL International School」に変更されました。 先日スクールツアーで訪れた時の写真と共に、校内の様子や特色をお伝えします。XCL International Schoolの基本情報はこちらです↓ XCL Int'l School 校内の様子 XCLはペナン島北部から橋を渡って45分、Simpang Ampatというエリアにあ

短文と長文どっちが相手の時間を奪う?「サマリー」が日本人に必要な理由

noteでバズっていたこちら、とても面白かった。 私が普段感じていることと全く逆だったので、すごく興味深かったです。 短文と長文、どちらが時間を奪うか?中村さんのnoteでは、背景を説明せず短文で質問を送るのは「短文の質問を受けると何度もやり取りが生じて時間を奪われる」とありました。ふむ。 多分、短文に腹が立つのは、「相手のために親身になって答えてあげる、優しい親切な人」なんじゃないかな。 わたしはむしろ「長文」を送られてきた時の方が時間が奪われるなぁ、と。要点が整理

インター校・IGCSEの教科選択とYear10からの転校について

May-JuneのIGCSE/A-level 結果が出揃い、イギリス系インター校ではハイスコア取得生徒名が次々と発表されています。こちらはTenby Int'l School PenangのTop Performers。なんと日本人生徒の名前が…! Kohsei君、9A*/Aの快挙👏👏 私が知る限り、日本語バックグラウンドのお子さんでここまでのハイスコアは見たことないです。(実はこの1年間、弊社もサポートに関わらせて頂いたのでめちゃくちゃ嬉しい!)Kohsei君とお母様には

インター校の特別サポート 、そして「問題を問題視しない」こと

インター校での「特別サポートクラス」へお問合せをいただく事があります。 サポートはディスレクシア、ASD、ADHDなど多岐にわたりますが、インター校では「Sepecial Needs」または「SEN」(Special Education Needs)と呼ばれ、必要なサポートを得ながらクラスは分けず他の生徒と一緒に授業に参加する事が多いです。 各校での受入可否は入学アセスメント後になりますが、受験の願書でどんなサポートが必要か、以前の学校でどんなサポートを受けていたか、を記

Tenby Schools Penang のオリエンテーションデー

昨日はSCIPSの様子をお伝えしましたが、ペナンではインター校の新年度が続々と始まっています。 今日はマレーシアに5校を展開するインター校、Tenby Schols Penangのオリエンテーションデーでした。 🏫Tenbyの基本情報はこちらからどうぞ 📷Instagramでも学校情報発信中。24時間で消えてしまうStoryでは学校視察の様子なども公開中です インター&ローカル部門の併設校この学校は、ペナンでは唯一「マレーシアナショナルカリキュラム部門」を併設するイン

インター校(SCIPS)新年度開始とYear7の教室

8月後半に入り、インター数校で新年度が始まっています。 今日はSCIPS(St. Christopher Int'l Primary School)が新年度開始日。6〜7月にペナン移住したサポート中のお子さんたちが、ドキドキ・ワクワクの初登校を迎えました。 保護者さんが登下校の様子を写真で送って下さり、親子で頑張ってきた移住の過程を思い出してウルウル...(涙) ちょうど学校視察が入っていて、ご案内中に数名のお子さんに会えたので全力で手を振り、心の中で(頑張れー!)とパ

VISA情報|S-MM2Hに変更?マレーシアもついにノマドビザ始まる

条件が厳しくなったMM2Hに変わって注目を集めているサラワク州独自のロングステイビザ『S-MM2H』について、提携MM2Hエージェントからの情報を共有します。 まだ書面での正式発表前なので、マガジン読者さん限定公開です。既に、一部申請中の方へも「変更後」の条件で追加書類の提出が求められているそうで、ほぼ確定かもしれません…。 🔽以前の関連記事 現在の条件まず現在公表されている条件はこちらです。 変更が指摘される三点変更が指摘されているのは以下三点です。

ペナン近況|インター校のホリデー、新設校Stonyhurst、8月の視察など

月末から始まるホリデープログラム(短期留学)、移住サポート、学校視察の準備で多忙な毎日です。インスタやTwitterも開く余裕がなかなかありません…汗 ここまで忙しいのは2019年以来、実に3年ぶり。パンデミックを経て渡航解禁の今、海外教育を模索する親御さん達の熱い思いを日々受け止めています。 人生をかけた挑戦をサポートさせて頂ける事は、これ以上ない喜びです。もちろん重大な責任でプレッシャーも最大級だけど、移住ファミリーに伴走することで新たな学びを得たり、エナジーチャージ

一部のマレーシア人が海外へ出ていく理由、でも「戻れる」理由

昨日こんなニュースが流れてきました。地元ペナンのUSM(マレーシア科学大学)大学院の医学部で、教授による優遇措置やいじめが合ったというもの。 人種については書かれていませんが、マレーシアをよく知る人はあの「政策」が頭に浮かぶんじゃないでしょうか。 ブミプトラ政策とは多民族国家のマレーシアには、マレー系やオランアスリなどを優遇する「ブミプトラ政策」というものがあります。 この政策下では、企業の税率、ローンの金利%、公務員の採用、そしてUSMを含む「国立大学への入学」も、全

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インター校は早めのキャリアデザインが必要だけど、語学を極めてB案にする手もある

イギリス系インター校では早めのキャリアデザインが必要なため、移住して数年経つご家族から進路相談を受けることも多いです。 早めのキャリアデザインとはインターのYear 11で受験する統一テスト(IGCSE)の教科選択と結果がその先の進路に影響するため、Year10(14歳+)までに高校卒業後の進路をある程度定める必要があります。 先日も、まさにYear10直前の親御さんからオンライン相談を受け、希望進路に合った道をいくつか提案し、そのための道筋や有利な選択方法など、情報を整

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教育移住、むしろダメ親で良かったかも?

アメリカ在住マサトがっかちょーの「失敗談を語れる健全な世の中にしよう」「失敗談をどんどんシェアしよう」というTweetにめちゃくちゃ共感です。このツリーは子育てや海外生活に大事なことがたくさん詰まってるので、ぜひ多くの方に読んでいただきたい。 私の失敗談は数え切れないほどあって現在進行形ですが、それが意外にも子育てや仕事にめちゃくちゃ役に立ってるんですよ。 中途半端な人間でもなんとか生きてるし、マレーシア移住と多言語教育に至っては、むしろ「ダメ親だからこそ、バランス取れた

教育カリキュラム変更や日本へ帰国時に注意して欲しいこと

昨日書いたこちらのnoteに関連して、Twitterで経験談や興味深いコメントをいただきました。 カリキュラム毎に学年・年齢が違うマレーシアでお子さんが国際試験(IGCSE)真っ最中のSeinaさんから。 そうなんですよね。イギリス式(8月)、オーストラリア式(1月など)、とカリキュラム毎に年度開始の月(学年の区切り)も違うので、生年月日によっては転校すると学年が変わることも。 日本からイギリス式に編入する場合も、4月〜8月誕生日の子は2つ学年表記が上がる事になります。

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学年を落としてインター校に入ると「選択肢がひとつ減る」のは知っておいて欲しい

日本から留学する場合、多くのお子さんが英語力が足りない状態で編入しますが、学校によって「学年を落として受け入れる」場合があります。 これ、KL周辺ではよくある話らしく「1〜3歳、年の違う子がクラスにいるのは普通」なんだとか。 実はペナンの場合、ほとんどのインターで学年を落とすことは推奨しません。それは、 ①学生ビザの取得年齢が18歳まで ②子どもの成長への影響 この二つが大きな理由です。特に①学生ビザの話はとても重要なので、セカンダリー(中高)から留学するお子さんや、

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