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マレーシアから世界とつながる|グローバル視点の子育て

多様性のマレーシア🇲🇾ペナン島から「マルチリンガル教育」「グローバル視点の生き方」「子どもの好奇心・主体性・思考力」をキーワードにお届けするマガジン。ペナン在住11年目の移住留学コ… もっと読む
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2021年1月の記事一覧

1月のマレーシア🇲🇾ペナンまとめ

2021年が始まってあっという間にひと月経ってしまいました。マレーシアの1月を振り返ってみます。 ●年明け早々、各地で満床間近に

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絶望の中にひとすじの光|「絶対幸せにする」とベトナム人に誓う社長

先日のnote「安い労働力」を搾取した結果、世界中で起きていることの中で、先進国が後進国を搾取する構造への問題提起をしました。 日本でも「ベトナム人技能実習生の過酷な労働条件」が度々ニュースになり、目にする度に胸が苦しい...。特にこの「駅に捨てられた」ニュースには、もう絶望的な気持ちになりました。どうしてこういう非人道的な事ができるのだろう?と不思議で仕方ないんですよね。 またこの手の話も真実であれば、もはや「戦時中の日本人の蛮行」から何も変わっていない、と言わざるを得

学校が始まった途端、スイッチ入りました

一昨日から新年度が始まった息子の学校。初日はオリエンテーションのみ、2日目の今日から授業開始です。 ホリデー中の1ヶ月半はダラダラと遅寝遅起きだった我が家も、規則正しい生活に。今更ながら、早く起きると1日有効に使えるなぁと実感中です。 息子が学校(オンライン)頑張ってるせいか、なんだか私までやる気スイッチが入ってしまい、仕事の合間に色々やりました。 ✅ 筋トレ x 1時間 ✅ ジョギング(5.7km) ✅ SOYATEC*のおからでドーナツを焼く (*SOYATECはペ

中華学校の新年度準備|学費・教科書一覧・オンラインの机周り改善など

マレーシアの公立校は、明日から新年度が始まります。 例年1月2日から開始ですが、コロナの影響で予定が2週間ほど後ろ倒しになりました。当初は対面授業を予定していた卒業試験の学年も、感染者数の増加により全学年オンライン授業に変更されました。 公立のスケジュールにほぼ準じている息子の私立中華学校も、明日が初日。息子の学年(Form2=インター校のYear8/日本の中2)はもともと3月までオンライン決定だったので大きな変化は有りませんが、新年度開始までに行った事を挙げてみます。

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教師の兼業は生徒にメリット大|日本の教育について書く理由

東京都中野区の新渡戸文化学園では、4割の教員が副業をしたりほかの組織で肩書を持ち、この働き方を「二刀流」と呼んで歓迎しているそうです。この学校、ICTやアクティブラーニングをいち早く取り入れ、型にはまらない校風が以前から気になっていました。 東京都中野区の新渡戸文化学園は、2019年度から、新たな人材を増やした。産休や定年による欠員が重なったこともあるが、この2年間で約20人の教員を採用し、人員体制を大幅に強化。結果、多彩な顔ぶれがそろった。例えば米国の大学院で反転授業を学

ペナンへの引越・転校、進路変更のご相談承ります

マレーシアは1月15日から、2回目のMCO(活動制限/ロックダウン)に入っています。期間は1月26日まで2週間の予定ですが、おそらく延長されるだろうという見方が大多数です。 今日も過去最高人数4029人を記録(内ペナンは120名)。学校も一部の学年を除いてオンライン授業に切り替えられています。 実は息子の通う中華学校では、政府から対面授業が許可されている一部学年(Form5-6/インター校のYear11〜13に該当)も、オンライン授業への変更が決定。他にも学校独自の判断で

厳選🌴ペナンの美味しいもの3選

マレーシア🇲🇾ペナンと聞いて、みなさんどんなイメージを持たれますか? 南の島🌴 海⛱ 暑い☀️ こんな感じかな。では食べ物はどうでしょう? 実はマレーシアは、知る人ぞ知るグルメ天国。中でもわたしが住むペナン島は、国内随一の美食の街として知られています。 今日は、悩みつつ選んだ「ペナンの美味しいもの3選」をお届けしますね! 🌴ペナンの美味しいもの ①ニョニャクエニョニャクエとはマレーシアの伝統菓子。色鮮やかで可愛らしいフォルムは、まるで宝石のよう✨その見た目から合成着

「安い労働力」を搾取した結果、世界中で起きていること

先日の「安い労働力」で儲ける時代は終わらせよう で触れたマレーシアの労働搾取について、私が見てきた事をTwitterで書きました。 きっと関心は薄いだろうな...と思いつつ書きましたが、思いがけず多くの方に読んでいただきました。 今日はその内容をまとめつつ、所々補足して書きます。 ※この記事は、以下の3点の周知を趣旨として書きます。マレーシア政府や特定の企業の糾弾が目的ではない事をご承知おきください。 ✔︎ 出稼ぎの外国人労働者たちは同じ国で暮らし、決して遠い存在では

キャパシティは人それぞれ|愛に溢れる言葉を紡ぎたい

昨日、マレーシア首相会見で、6州(プトラジャヤ, セランゴール ペナン, ジョホール,マラッカ, サバ)が再びMCO(活動制限/ロックダウン)に入る事が発表されました。 そして次に、マレーシア国王が8月1日までの予定で緊急事態宣言を発令。 緊急事態宣言を受けての首相会見を、Kura-kura.netさんがマレー語から翻訳して下さっています。いつも感謝です🙏 在マレーシア日本人の反応今回のMCO、落ち込む人、余裕がある人、安心と不安が入り混じる人など、日本人の反応も様々。

「安い労働力」で儲ける時代は終わらせよう

パンデミック禍で様々なことが露呈する今、マレーシアの外国人労働者の生活とその労働条件に国際的が注目が集まっています。劣悪な環境の宿舎で起きた感染クラスターは、マレーシア国内でもいま一番大きな課題です。 昨日、ちゃん社長のツイートで知ったこちらの記事には、あまりの悲惨な状況に言葉を失いました。 バングラデシュ、ネパール、ミャンマー、インドネシアなどから仕事に来ている彼らは「Foreign worker」と呼ばれ、主に3年間の契約期間で肉体労働やサービス業に従事しています。

マレーシア、再びロックダウンか?

感染数が上がり続けるマレーシア。月曜日に今後の対策についての発表がある予定で、国じゅうがその話題で持ちきりです。 こちらは今日の感染状況。ペナンは273名、国全体では2451名。昨日は3000名を突破し、激震が走りました。(でも東京だけで同じ位の人数ですね...) 学校はどうなるか?政府が登校再開を許可したばかりの学校ですが、雲行きかなり怪しいです。こちらの記事には、学校に関するローカルの声が掲載されています。 ・不安な親たちは、より厳しい行動制限に備えて、対面授業が中

登校再開についてのアンケート|マレーシア在住の日本人に聞いてみたよ

マレーシア政府から「全国の学校で登校を再開する」と発表があったのは1月2日の事。昨年からその予定はあったものの、感染拡大している現状でも対面授業に戻る、と改めて発表された形です。 Twitterを見る限り、日本人の多くは対面授業再開に賛成する人が多数。(私の様な「現状では登校否定」という日本人も少数ながら居ます) 一方、Facebookグループに見るマレーシア人保護者の反応は、再開を警戒する人が圧倒的に多い。実は息子の通う中華学校(85%がローカル生徒)でも、登校再開には

マレーシア、病院や隔離施設が満床間近

マレーシア全国で、感染者の増加が止まりません。 本日、1日の感染者数として過去最高の2593人を記録しています。 少し前は、工場各所での外国人労働者クラスターが主でしたが、首都KLやその近郊のセランゴール、ジョホール、東マレーシアのサバ州などでは、既に市中感染も起きている状況です。 ●ペナン州の様子こちらはペナン州、本日の感染者数77名。主に多いのは工場が集まる島中南部ですが、他のエリアでも感染は出始めているので、市中感染が拡大しつつあると言えそうです。 病院や検疫セン

マレーシア登校再開、モンスーンなど今週の振り返り

年末年始を挟んだ今週の振り返りです。 ●登校再開についてマレーシア教育省は昨日「2021年のスケジュールに沿って、予定通り学校登校を再開する」と発表。これは国内全ての教育機関で、現在CMCO(条件付き移動制限命令)地域であっても同様とのこと。 また2020年8月14日付の教育省通達では、2021年度のアカデミックイヤーを、下記のように明示しています。例年より3週間後ろ倒しになる格好です。

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