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2021年に遊んだゲーム回顧

備忘録代わりに2021年に遊んだゲームを記しておこうと思います。
簡単にそのゲームのことを紹介はしていますが、基本的に私まんがんじが自分語りしているようなもんなんで大したもんではないです。
でも、どなたかの共感を得られたら幸い。
一応ネタバレは無しです。(ネタバレありの感想も個別に書こうかな、気が向けば)
()内は実際に遊んだプラットフォーム。

・グノーシア(switch)

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https://store.steampowered.com/app/1608290/GNOSIA/
新年に購入。冬休みの友となったゲーム。前々から気になっていたが、暇な時間が増えたので衝動買い。

各所で語られている通り、一人で遊べる人狼的ゲームとして完璧なクオリティ。個人的に従来の人狼ゲームに対しては「一応ルールは知ってます…」程度の理解度だったので新鮮に楽しめた。
純粋な論理パズルゲームとしての面白さに加え、先が気になって気になって仕方ない良質なストーリーが止め時を忘れさせる快作。あともう一戦だけ…!

このゲームの最も秀逸なところは人狼ゲームのシステムを上手くSF世界観に落とし込んでいる点だと思う。
星間国家や空間転移といった、ザ・SFというようなの概念を盛り込みつつ、トラディショナルな人狼ゲームのシステムに則ったゲームを進行させるのは簡単ではないだろう。その簡単には埋め難いであろう「溝」を上手いこと埋めていく設定が素晴らしく、巧妙だな~~と何度か思った。(小難しそうなこと言ってるけどプレイしてもらえばわかると思う)

さらに言えば、登場人物がそれなりに多く、一人一人のバックボーンがきちんと掘り下げられているストーリーは私の大好物。正直ゲームのシナリオでここまで心を動かしてくるのは『Ghost of Tsushima』以来かもしれない。いや、むしろツシマ超えてるかも……。

というわけで、まあ、まんがんじ的に2021年に遊んだ最高のゲームだったと言っても良いかもです。初っ端から「まんがんじゲーム大賞 2021」受賞作品。

・アンリアルライフ(steam)

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https://store.steampowered.com/app/1335560/_/
偶然PVを見かける機会があり、そこから気が付けばsteamを開いて購入していた一作。ドット絵っていいですよね……。

これに関してはね、このゲーム知らないよって人は私がここでどうこう書いているのを読むよりも、steamでPVを観ていただきたい。そして刺さったのならば購入して是非遊んでもらいたい。

ドット絵が素敵。音楽が素敵。そしてそれらが織りなす雰囲気が非っ常~~に素敵。(後に期間限定で、このゲームの世界を表現したホテルの宿泊プランが提供された。行きたかったなぁ)(さらには文化庁の賞も受賞していた。凄い…!めでたい!)

・OneShot(steam)

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https://store.steampowered.com/app/420530/OneShot/?l=japanese
アンリアルライフをプレイした友人が贈ってくれた一作。趣味の合う友人ほどありがたいものはありませんね。

こちらもゲーム内の雰囲気が素晴らしく、気が付けば世界に引き込まれ…。というような作品。

こちらもPV観て面白そう!って思ったらササっとプレイしてほしいタイプのゲーム。
形式を見れば昔ながらの見下ろし型2Dゲーム。ドット絵っていいですよね…(二回目)
どこか儚く哀しげで、でも確かな温かみのある世界。大好物です。
あと何よりも登場人物が全員かわいい。主人公のニコがかわいい。最高。フォーエバーニコ。

・Legal Dungeon(steam)

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https://store.steampowered.com/app/1013750/Legal_Dungeon/?l=japanese
先述した三作を勢いでクリアした後、steamでオススメされた一作。
この手のインディーゲームはお値打ち価格故にポンポンと買えるので良い。(ここ共感ポイント)

プレイヤーは警察官となり、発生した刑事事件の調書を作成する。

具体的には、法律の条文や判例などのテキストと事件関係者や容疑者の証言を照合、必要あらばその関係者と対峙。そんなこんなで検察さんと裁判所さんへ提出する意見書を完成させよう!という感じのお仕事。やや込み入った内容ではあるがチュートリアルと誘導が丁寧かつ、時間制限なども無くじっくりゆっくりと考えられるのでそこまで難しくはない。(あと総当たりも出来るっちゃ出来るぞ!)

韓国で作られた作品だが、ローカライズもしっかりされており、法的な用語なども問題なく訳されている。(少なくとも素人目には違和感ナシ)

プレイヤーは警察専用の文書作成ツールを用いて捜査しているという設定。その文書作成ツールのUIとグラフィックが個人的にツボ。現実にあったらいいなぁ。

・ウマ娘 プリティーダービー(Android/DMM)

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https://umamusume.jp/
人生を大きく変えた、個人的に十年に一度レベルのコンテンツ。

元々ソシャゲは苦手というか、興味が長続きしないタイプだったのだが、ウマ娘に関しては唯一ハマったソシャゲと言っていい。オペラオーはいいぞ。
なぜここまでハマったのか……?

元ネタ、あるいは史実が存在するコンテンツが好みであること、いわゆるパワプロ的な育成ゲームが初めてで新鮮であったこと、アイドル的な文化に触れるのが初めてだったことも要因だろうか。あと登場人物多いし(大好物)。序盤はモルモット君にされました。

そうそう、ウマ娘きっかけで気づいたのですが、僕いわゆる「関係性のオタク」の素質アリなんですかね。素晴らしや。かしこみかしこみ~。
言うなれば「まんがんじ2021年ゲーム大賞 特別賞」。

・Outer Wilds(steam)

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https://store.steampowered.com/app/753640/Outer_Wilds/
こちらも『グノーシア』と同じく、YouTubeで知り、後から購入した一作。
簡単に言えば、ミニマムな太陽系もどきを旅するSFオープンワールド探索アドベンチャーパズルゲーム。

ストーリー重視のゲームながら、先の数作とは打って変わってバリバリの3Dグラフィック。酔う人は酔う。
とある事からタイムリープに巻き込まれたプレイヤー(主人公)が星系に残された謎、それを解き明かす知識を集めるために、時には危険を避けつつジェットパックを吹かせ飛び、時には暴風吹き荒ぶ惑星を漂い、時にはパズルを解いて前に進むというゲーム。

正直に言えばかなり人を選ぶ作品。いわゆる「一本道なゲーム」の正反対であり、詰む時はがっつりこってり詰む。(私も一部google先生のお力をお借りした場面がある……)
ゲームのフィールドって探索するだけでも楽しいよねーって方にはハマるかも。

余談。友人にこのゲームを紹介する際『Kerbal Space Program』みたいな操作感で『AQUANAUT’S HOLIDAY』みたいに探索し、『ムジュラの仮面』やるみたいな感じ……。と言ったのですがあながち間違いでは無いと信じている。
ただ、アクアノーツホリデイが通じる人間が非常に少ない。あれもめっちゃ好きなゲームなのですがね……。

・Winning Post 9 2021(steam)

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https://store.steampowered.com/app/1418870/Winning_Post_9_2021/
先述のウマ娘から、競馬、とりわけ過去の競馬に興味を持ってまんまと買ってしまった一作。

シミュレーションゲームは元々好きなので面白かった。が、まだまだ遊びつくせてない……。
とか言ってたら新作の2022が出るみたいですね。しかも1976年スタートのシナリオが追加されるようですね。楽しみィィィィィィィ~~。

色んな先駆者様たちのプレイの様子を見つつ、やはり、好みの血統を保護するプレイしたいなぁと思います。うごご、時間が足りん……。

・天穂のサクナヒメ(steam)

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https://store.steampowered.com/app/1356670/_/
こちらも去年頃話題になっていた作品をふと思い立って購入したパターン。
稲作シミュレーター&横スクロールアクションといった感じの作品。

この手のメインの軸が2つあるゲームってどっちかに偏重してしまったりしがちだなぁ~。と思っていたんですけどね、サクナヒメはなんとも絶妙なバランスで楽しかった。米を作り、余暇に敵を狩ったり食材や素材を収集したり。

個人的には堆肥作るのが楽しかった。まさかゲームの世界でをありがたいと思うとはなぁ。結構いい仕事するんですよね

「まんがんじ無差別に人に勧めたいゲーム賞 2021」ですね。

・DELTARUNE Chapter2(steam)

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https://store.steampowered.com/app/1671210/DELTARUNE/
世界トップクラスの知名度を誇るインディーゲーム『Undertale』を手掛けたToby Fox氏の新作。

Chapter1の配信は2018年…もう4年くらい前の話なんだなぁ…。当時はゲームであることも伏せられて配布されたんですよね。あの時のお祭り感、懐かしいなぁ(懐古)。

Chapter2の感想はなんというか……ネタバレを回避して言うならば「怒涛」。

あと、これホントに無料でこんなに遊んでいいの?という感想(多分これはChapter1の時も言ってた)。

Toby Fox氏の作品はプレイヤーの喜ぶポイントを的確に突いてくる感じがある。ファンサの鬼というべきか。完結編が楽しみで夜しか眠れない。

・ロケットリーグ(PS4)

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https://www.epicgames.com/store/ja/p/rocket-league
スーパーカーを操作してサッカーをするゲーム。え?バカゲーでは?と思ってた時期が私にもありました。

めちゃくちゃ面白い。一緒に協力プレイする友人がいると、なお良い。

本来重厚で、力強く地面を走ることしかできない”はず”である車が、凄まじい加速力で軽快にビュンビュン飛び跳ね、一つのボールをかけて争う様には何とも言えない快感を覚える。
なんというか、『ガールズアンドパンツァー』で見られる戦車アクションに近いものがあるのかもしれない。恐らくは。

・Return of the Obra Dinn(steam)

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https://store.steampowered.com/app/653530/Return_of_the_Obra_Dinn/
プレイヤーは保険調査官となり、航海中に消息を絶った商船「オブラディン号」の被った損害を算定、報告書を作ろう!というゲーム。

出だしとしてはそんなところ。ジャンルとしてはアドベンチャーパズルゲームです。ベクトルは異なりますが難易度的には『Outer Wilds』に匹敵するかも?

ゲームとしての出来が素晴らしいのはもちろん、個人的にはこだわってるであろうサウンドが刺さりました。
僕、多分ですが足音フェチなのだろうなと思います。木造帆船を革靴で歩く音、船内最下層で聞こえる海中の音。良きかな……。

またしても職業を「なりきり」するタイプのゲームですね。
思えばこの『Return of the Obra Dinn』の作者であるLucas Pope氏の代表作『Papers, Please』(大ヒットした入国審査官のゲーム)も好きなので、「職業的なロールを与えてくれるゲーム」が僕の好みなのかもしれないっすね。
(TRPGも好きだしロールを演じることが本質的に好きなのだろう。)


あとがき

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

まとめる前からわかってはいましたが、私まんがんじにとって2021年は「インディーゲームとウマ娘の年」でした。
と、言いつつ2022年現在、インディーゲームである『シロナガス島への帰還』と、相も変わらず『ウマ娘』をプレイしつつこの記事を書いています。
振り返りは面白かったので来年になってもやりたいところ。気が向けばやります。

いやぁ、ゲームっていいものですね。

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