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幸せそうな人が憎かった

キラキラ眩しい、幸せオーラを放つ人を見るたび
胸が痛みました。

SNSなんて開くと
自動的にいろんな人の幸せを目の当たりにして
自分と比較して落ち込んだりしていました。

人と人は、比べることなんてできないのに。

自己肯定感の低さ。

そしてそれは、幸せになることを自分自身に許していなかったから。
わたしの潜在意識の中で“幸せ”は“悪いこと”という風に結びついていたのでしょう。

だから幸せそうな人をみると、わたしの潜在意識が反応して
心がザワザワしちゃっていたんだと思います。

この心理傾向は、
幸せになりたいと思っている人ほど陥っていることが多いと思います。

まさか。って思いますよね。

わたしもそうでした。

わたしは幸せになるために頑張って生きているのに
わざと幸せにならないようにしてきていたなんて、
受け入れがたいですよね。

けど、自分のこれまでの人生を振り返って
全てふにおちました。

確かに、わたしは
苦難な道ばかりを選択して生きていたな、と。

楽な道には目もくれず。
茨の道を喜んで駆け抜けて、身体中傷だらけになっていました。


では、どうして幸せが悪だと思い込んでしまっているのか。

人それぞれだと思いますが、
わたしの場合は、母の存在が1番の理由でした。

子供のときから、幸せそうな母のイメージがわたしにはありませんでした。
小さいときは親が世界です。
だから、幸せでない世界。それが当たり前だとわたしの潜在意識には
刷り込まれたんだと思います。

お母さんが大好きだから。
大好きな人と同じ人生を歩んでしまっている。

あとは、母より幸せになっちゃいけない。
幸せになる罪悪感…みたいなものも。

大好きお母さんをさしおいて
自分だけ幸せになんてなれない。

お母さんをおいてはいけない。

そんな複雑な心理が、わたしを不幸たらしめていたのです。

そこから抜け出すのは1番の苦行だと思います。

だけどいいんだよ、って。
幸せになることを許してあげられたら…。

誰かの幸せを妬んだりすることもなくなって
むしろ応援してあげられると思います。

SNSをみて落ち込んで
もう見ない!って目を背けるだけじゃ現実は変わりません。

どうしてそうなるか、理由を考えていきましょう。

わたしもまだまだ未熟です。
だから一緒に幸せになりましょう。

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