宮沢早紀

文房具メーカーで海外向けブランディングを担当するかたわら、通勤時間や3才の子どもが寝た…

宮沢早紀

文房具メーカーで海外向けブランディングを担当するかたわら、通勤時間や3才の子どもが寝たあとにほそぼそと文章を書いている33才。 子育てしながら働く日々の困りごとやその対処法、失敗、気づき、2017年の終わり頃から行なっている文筆活動にまつわるあれこれを綴っていきます。

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家事・育児にかけている時間を再計測した話

しばらくあいてしまいましたが 改めて家事・育児にかけている時間を計測しました。 今回はそのまとめです。 1.内閣府の調査結果との比較にチャレンジ ・夫にも時間計測に加わってもらったこと ・内閣府の調査としっかり比較するために  前回は面倒で除外していた細かなものも全て含めたこと ・総時間数がわかればOKということで  内訳(個別の家事時間)は分からないこと この3点が前回とは異なります。 計測にはこの子を使いました☟ 結果― 夫婦合計の平均で337分という結果に。 内

    • 執筆用ネタ帳の整理をしていたら、出産のときの記録が出てきた

      平日 週5日の会社勤めとは別に個人で短編小説や脚本の執筆をしています。 執筆にはノートパソコンを使いますが、構想段階ではペンとノートを使っています。ネタ帳みたいなもので、アイディアが降ってきたときにさささっとメモをとるのにも使うイメージです。 2017年の晩秋から書くことを始めたので、この秋で7年。 いつか読み返すかなーと思ってウォークインクローゼットの奥に保管していたネタ帳も(結局、読み返すことはほとんどなく……)たまってきていました。 子ども関連のアイテムが増え、収納

      • 桃を皮ごと食べたらおいしかったし、SNSだけのつながりも悪くないと思ったこと

        InstagramやFacebookだけのつながりになっている友達がたくさんいます。 結婚したとか、子どもが産まれたといった投稿があれば互いにコメントをしあうことはありますが 実際に「会おう会おうーいつがいい?」などと話が進むことは決してない、ゆるいつながりです。 先日、そんなゆるいつながりの旧友の一人(中学受験の塾が一緒でよくしゃべっていた子)がInstagramに「やっぱり桃はかったーいのが一番」という投稿をしていました。 それを読み、これは! とすぐにコメントをしまし

        • 3歳息子と昆虫MANIACへ行って、母はまた少し虫嫌いを克服できた

          暑いし、雨が降るかもしれないし、お盆の帰省や旅行といったイベントもないし…… ということで、前から気になっていた国立科学博物館の企画展「昆虫MANIAC」へ子と一緒に行ってきました。 その日の朝に思い立ったことだったので 予約チケットのお昼までの分は売り切れていましたが どうせ昼寝もしないし、ゆっくり夕方にかけて行くかと 14時~14時半に入場のチケットを取っていざ上野へ。 3歳息子は標本展示に大興奮 乗り物も恐竜も好きな我が子は ”大の昆虫好き”というわけではないので

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          子どもの読み聞かせがきっかけとなり、人生で初めて乱丁本に出会った

          「乱丁・落丁本はお取り替えいたします」 読書が好きな人にはおなじみのこのフレーズ。 通学に時間がかかる学校に通っていたこともあり、小学生の頃からそれなりに本を読んできたわたしですが、いまだかつて乱丁本・落丁本に出会ったことはありませんでした。 (それだけ本づくりに携わっている方々が正確な仕事をされてきたということなのかもしれません) ところが先日、子どもに寝る前の読み聞かせをしていた際に なんと、まぼろしと思っていた乱丁本に出会うことができたのです! 半年ほど前に全80巻

          子どもの読み聞かせがきっかけとなり、人生で初めて乱丁本に出会った

          父(の日)の象徴について考えてみた

          父の日の製作物 6/16(日)は「父の日」ということで、子どもが保育園から父の日の製作物を持って帰ってきました。 その製作物を見て思ったことをnoteに書こうと思います(久しぶりの更新)。 この作品を見て、何か気づいたことはありますか? ヒントは顔以上に存在感のあるアイテム。 ……そう、ネクタイです。 父を表現するのに、未だに「ネクタイ」が使われていることに32才の私は驚いたのでした! この作品を作ってきた子の父である夫は日頃、ネクタイをつけることはほとんどありま

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          やってよかったお家の工夫 事例紹介 ~ごみ捨て~

          最近やってよかったお家の中のちょっとした工夫のうち 今日はごみ捨てに関するものを2つ紹介します。 ごみ箱の設置数を減らすというのをよく聞きますが 我が家の場合、部屋数も限られた小さなマンションなので 極力ごみが発生する場所にゴミ箱は置いておきたいと考えました。 (ごみの回収は1.5週に1回くらい、休みの日にやっています) 洗面所にコンタクトケース用ごみ袋を設置 もともと洗面所にはティッシュやコットン、綿棒を捨てるためのごみ箱を置いていましたが 我が家は私も夫も使い捨てコ

          やってよかったお家の工夫 事例紹介 ~ごみ捨て~

          子の言葉をストックすることにした

          友人がX(twitter)で「イライラしながら毎日ルーティンだけをこなしている場合ではない。ことばのしっぽ、さっそくポチった」ととある投稿を引用していました。 元投稿では『ことばのしっぽ』という子どもの詩が集められた本を紹介していたのですが、5万を超える ♡いいね がつき、話題になっていました。 これを受け、思い出したことと始めたことがあるので noteに記しておこうと思います。 思い出したこと 今は亡き祖母と一緒に過ごしている時、 私が何とはなしに言った言葉を祖母が

          子の言葉をストックすることにした

          我が家のトイトレ

          「夏が勝負です」 オンラインの保護者会で保育士の先生は熱っぽく言いました。 どこかで聞いた台詞…… 中学受験か?大学受験だったか? そんなことをぼんやり考えているうちに 2才8カ月になる我が子のトイトレは幕を開けました。 おしっこが出たと報告してきた時がトイトレの始め時というのを何かで見たけれど、 食べるよりも寝るよりも何よりも遊びが大好きな我が子がおしっこが出たと知らせてきたことは一度としてなく こちらがおむつを替えようと声をかけても遊びたい!と主張して なかなかオムツを

          我が家のトイトレ

          絵本『いろいろバス』の謎を解く

          寝る前に子どもと一緒に絵本を読んでいます。かれこれ2年はやっています。 就寝前の絵本を始めたのは なかなか寝ない我が子におやすみモードに入ってもらいたいため。 そして 子にも(自分と同じように)本を好きになってもらえたらいいなぁ~と思うため。 我が子はバスが大好きで 1才になったくらいからずっと『いろいろバス』という絵本を読んでいます。 独特な模様や登場人物の表情が楽しいこの絵本は クライマックスになるとワッ!と沢山のキャラが出てきます。 (実際に読んでいただきたいので

          絵本『いろいろバス』の謎を解く

          文学賞の授賞式に出席しました

          今回は家事と子育ての話ではなく 細々と続けている執筆の話です。 本当に本当にありがたいことに 昨年応募した伊豆文学賞の掌篇部門で優秀賞に選んでいただきました。 その授賞式があり、伊豆へ行ってきました。 これまでコーポレートCMの原作みたいな、あらすじ寄りの文章ばかり書いてきたので いわゆる「文学賞」で賞をいただけたことは 新しい一歩を踏み出せたという自信につながりました。 今回は文学賞の授賞式にあたって困ったこと、(伊豆文学賞に限らず)皆さんどうしているんだろう? と

          文学賞の授賞式に出席しました

          「好きになるのは一人だけ」という2才のルール

          タイトルを見て恋愛?って思った方もいるかもしれませんが、子育てに関する話です。 最近、子(2歳4ヵ月)は同じジャンルのものでいろいろな種類がたくさん並んでいると 「リウちゃんは(皆からそう呼ばれているので、自分でもそう呼ぶようになった)●●が好き!」 と自らの好みを主張するようになりました。 色鉛筆のセットを手に「リウチャン、むらさき好き!」 乗り物の図鑑を開いて「リウチャン、バスがいい!」 パン屋さんの絵本を見て「リウチャンはメロンパン!」 自分の好みを主張した後は

          「好きになるのは一人だけ」という2才のルール

          おいしかったら、「おいしかった」と伝えること

          先日、お出かけついでに大戸屋でお昼ごはんを食べました。 2才の我が子も一緒だったので お子様用メニューの中から「うどんと唐揚げ」のセットを注文しました。 普段はごはんよりも遊びに夢中な我が子は 「冷めちゃうよ、早く食べよう」と 何回も何回も声をかけて 食卓まで誘導し、 (本当は自分でできるのに) スプーンを口元まで運んであげて やっと食べるという感じなのですが、 大戸屋ではうどんも唐揚げも運ばれるなり ものすごい勢いでパクパク食べていました。 おもちゃももらえて大満足

          おいしかったら、「おいしかった」と伝えること

          はじめて一人暮らしをする方必見! 私がやった家事の失敗トップ3!

          3月ももうすぐ終わり―― 大学生や新社会人となり、 生まれて初めての一人暮らしがはじめるという人もいるかと思います。 今日は、ほとんど家事をやらずに育ってしまい、 家庭科で習った内容もほとんどが記憶のかなたに飛んでしまった私が、 一人暮らしをはじめてしてしでかした ”家事にまつわる失敗”のトップ3(私の主観で評価)をご紹介します。 家事の失敗 第1位|炊飯 炊飯釜に書いてある線は水の量を示す線であり、米の量ではない! しょっぱなからとんでもないエピソードです…… 今思い

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          気がつけば3年間放置していたリビングのカーテンの洗濯を業者に依頼した話

          リビングのカーテンを3年ぶりに洗濯しました。 3年ぶりと聞いて皆さん引いてしまいます? それとも、もっと洗濯していないよという人もいます? カーテンの洗濯を業者に頼む際の気づきみたいなものもあったので 記事を書いてみました。 洗濯しようと思った訳 先日、風呂上がりに保湿したての我が子がおむつ一丁でカーテンにくるまって遊び出し、 ベタベタに塗った保湿剤がカーテンについてしまったのです…… 3年前、今の家に引っ越したタイミングで購入したカーテンで まぁまぁ高かったこともあり

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          説明書をちゃんと読んだら家事の手間が減った話

          またまた家事の話です。 先日、学生時代から12年以上使った3号炊きの炊飯器をついに買い替えまして 我が家も5合炊きデビューしました。 今までよりおいしく炊けるし いっぺんに沢山炊けるし(炊いた日は小分けにしてラップで包むのがちょっと面倒だけれど) 電源を切る時に消費電力が金額表示されておもしろいし 使いはじめて一か月、買ってよかったと思っていたのですが ふと思い立ち、改めて説明書を読みなおしてみると…… ・炊飯前の米の浸し ・炊飯後の蒸らし が不要と書いてあるではないで

          説明書をちゃんと読んだら家事の手間が減った話