宮沢早紀

文房具メーカーで海外向け広報と海外営業のサポートを担当するかたわら、 通勤時間や3才の…

宮沢早紀

文房具メーカーで海外向け広報と海外営業のサポートを担当するかたわら、 通勤時間や3才の子どもを寝かしつけた後にほそぼそと文章を書いている32才。 ここ noteでは子育てしながら働く日々の困りごとやその対処法、失敗、副業の文筆活動にまつわるあれこれを綴っていきます。

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家事・育児にかけている時間を再計測した話

しばらくあいてしまいましたが 改めて家事・育児にかけている時間を計測しました。 今回はそのまとめです。 1.内閣府の調査結果との比較にチャレンジ ・夫にも時間計測に加わってもらったこと ・内閣府の調査としっかり比較するために  前回は面倒で除外していた細かなものも全て含めたこと ・総時間数がわかればOKということで  内訳(個別の家事時間)は分からないこと この3点が前回とは異なります。 計測にはこの子を使いました☟ 結果― 夫婦合計の平均で337分という結果に。 内

    • やってよかったお家の工夫 事例紹介 ~ごみ捨て~

      最近やってよかったお家の中のちょっとした工夫のうち 今日はごみ捨てに関するものを2つ紹介します。 ごみ箱の設置数を減らすというのをよく聞きますが 我が家の場合、部屋数も限られた小さなマンションなので 極力ごみが発生する場所にゴミ箱は置いておきたいと考えました。 (ごみの回収は1.5週に1回くらい、休みの日にやっています) 洗面所にコンタクトケース用ごみ袋を設置 もともと洗面所にはティッシュやコットン、綿棒を捨てるためのごみ箱を置いていましたが 我が家は私も夫も使い捨てコ

      • 子の言葉をストックすることにした

        友人がX(twitter)で「イライラしながら毎日ルーティンだけをこなしている場合ではない。ことばのしっぽ、さっそくポチった」ととある投稿を引用していました。 元投稿では『ことばのしっぽ』という子どもの詩が集められた本を紹介していたのですが、5万を超える ♡いいね がつき、話題になっていました。 これを受け、思い出したことと始めたことがあるので noteに記しておこうと思います。 思い出したこと 今は亡き祖母と一緒に過ごしている時、 私が何とはなしに言った言葉を祖母が

        • 我が家のトイトレ

          「夏が勝負です」 オンラインの保護者会で保育士の先生は熱っぽく言いました。 どこかで聞いた台詞…… 中学受験か?大学受験だったか? そんなことをぼんやり考えているうちに 2才8カ月になる我が子のトイトレは幕を開けました。 おしっこが出たと報告してきた時がトイトレの始め時というのを何かで見たけれど、 食べるよりも寝るよりも何よりも遊びが大好きな我が子がおしっこが出たと知らせてきたことは一度としてなく こちらがおむつを替えようと声をかけても遊びたい!と主張して なかなかオムツを

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        家事・育児にかけている時間を再計測した話

          絵本『いろいろバス』の謎を解く

          寝る前に子どもと一緒に絵本を読んでいます。かれこれ2年はやっています。 就寝前の絵本を始めたのは なかなか寝ない我が子におやすみモードに入ってもらいたいため。 そして 子にも(自分と同じように)本を好きになってもらえたらいいなぁ~と思うため。 我が子はバスが大好きで 1才になったくらいからずっと『いろいろバス』という絵本を読んでいます。 独特な模様や登場人物の表情が楽しいこの絵本は クライマックスになるとワッ!と沢山のキャラが出てきます。 (実際に読んでいただきたいので

          絵本『いろいろバス』の謎を解く

          文学賞の授賞式に出席しました

          今回は家事と子育ての話ではなく 細々と続けている執筆の話です。 本当に本当にありがたいことに 昨年応募した伊豆文学賞の掌篇部門で優秀賞に選んでいただきました。 その授賞式があり、伊豆へ行ってきました。 これまでコーポレートCMの原作みたいな、あらすじ寄りの文章ばかり書いてきたので いわゆる「文学賞」で賞をいただけたことは 新しい一歩を踏み出せたという自信につながりました。 今回は文学賞の授賞式にあたって困ったこと、(伊豆文学賞に限らず)皆さんどうしているんだろう? と

          文学賞の授賞式に出席しました

          「好きになるのは一人だけ」という2才のルール

          タイトルを見て恋愛?って思った方もいるかもしれませんが、子育てに関する話です。 最近、子(2歳4ヵ月)は同じジャンルのものでいろいろな種類がたくさん並んでいると 「リウちゃんは(皆からそう呼ばれているので、自分でもそう呼ぶようになった)●●が好き!」 と自らの好みを主張するようになりました。 色鉛筆のセットを手に「リウチャン、むらさき好き!」 乗り物の図鑑を開いて「リウチャン、バスがいい!」 パン屋さんの絵本を見て「リウチャンはメロンパン!」 自分の好みを主張した後は

          「好きになるのは一人だけ」という2才のルール

          おいしかったら、「おいしかった」と伝えること

          先日、お出かけついでに大戸屋でお昼ごはんを食べました。 2才の我が子も一緒だったので お子様用メニューの中から「うどんと唐揚げ」のセットを注文しました。 普段はごはんよりも遊びに夢中な我が子は 「冷めちゃうよ、早く食べよう」と 何回も何回も声をかけて 食卓まで誘導し、 (本当は自分でできるのに) スプーンを口元まで運んであげて やっと食べるという感じなのですが、 大戸屋ではうどんも唐揚げも運ばれるなり ものすごい勢いでパクパク食べていました。 おもちゃももらえて大満足

          おいしかったら、「おいしかった」と伝えること

          はじめて一人暮らしをする方必見! 私がやった家事の失敗トップ3!

          3月ももうすぐ終わり―― 大学生や新社会人となり、 生まれて初めての一人暮らしがはじめるという人もいるかと思います。 今日は、ほとんど家事をやらずに育ってしまい、 家庭科で習った内容もほとんどが記憶のかなたに飛んでしまった私が、 一人暮らしをはじめてしてしでかした ”家事にまつわる失敗”のトップ3(私の主観で評価)をご紹介します。 家事の失敗 第1位|炊飯 炊飯釜に書いてある線は水の量を示す線であり、米の量ではない! しょっぱなからとんでもないエピソードです…… 今思い

          はじめて一人暮らしをする方必見! 私がやった家事の失敗トップ3!

          気がつけば3年間放置していたリビングのカーテンの洗濯を業者に依頼した話

          リビングのカーテンを3年ぶりに洗濯しました。 3年ぶりと聞いて皆さん引いてしまいます? それとも、もっと洗濯していないよという人もいます? カーテンの洗濯を業者に頼む際の気づきみたいなものもあったので 記事を書いてみました。 洗濯しようと思った訳 先日、風呂上がりに保湿したての我が子がおむつ一丁でカーテンにくるまって遊び出し、 ベタベタに塗った保湿剤がカーテンについてしまったのです…… 3年前、今の家に引っ越したタイミングで購入したカーテンで まぁまぁ高かったこともあり

          気がつけば3年間放置していたリビングのカーテンの洗濯を業者に依頼した話

          説明書をちゃんと読んだら家事の手間が減った話

          またまた家事の話です。 先日、学生時代から12年以上使った3号炊きの炊飯器をついに買い替えまして 我が家も5合炊きデビューしました。 今までよりおいしく炊けるし いっぺんに沢山炊けるし(炊いた日は小分けにしてラップで包むのがちょっと面倒だけれど) 電源を切る時に消費電力が金額表示されておもしろいし 使いはじめて一か月、買ってよかったと思っていたのですが ふと思い立ち、改めて説明書を読みなおしてみると…… ・炊飯前の米の浸し ・炊飯後の蒸らし が不要と書いてあるではないで

          説明書をちゃんと読んだら家事の手間が減った話

          家事をするときにエプロンをつけるか問題

          エプロン問題という気づき 家事について考える中で気がついたことがあります。 私も夫も日頃、家事をする際にエプロンは使わないのですが 私の母(60歳)も義理の母(65歳)も、家に遊びにいくと 家事をする時はきまってエプロンをつけているのです。 気になって会社の先輩(37歳)に聞いてみると 先輩もパートナーもエプロンはつけないとのことでした。 整体の先生(58歳)にも聞いてみました。 「前はつけてたけど、最近はつけてない。いつからつけなくなったかなぁ」とのこと。 この、家

          家事をするときにエプロンをつけるか問題

          今も昔も音楽に支えられる育児の話

          POISONと共に歩んだ新生児期 最近、立て続けに友人の出産報告を受けました。 報告の文面とセットになった、ほわほわした赤ちゃんの写真を見ると 自然と顔がほころんでしまうのですが わが子が本当に寝なくて、眠くて眠くて仕方がなかった日々も 同時に思い出されるのです。 私が“あの頃”を思い出す時、 脳内には必ずといっていいほど反町隆史の「POISON」が流れます。 今思えば、眠いのにうまく眠れなくて泣いていたのだなーと だいたいの見当がつくのですが、 当時はパニックに近い状

          今も昔も音楽に支えられる育児の話

          『ぶらり、世界の家事探訪』を読み、子にはひと通りの家事はできるようになってもらいたいと思った話

          (文房具メーカーに勤めている人間ではありますが) 最近は文具よりも家事に興味があり、 家事に関する本・雑誌を片っ端から読み漁っています。 今回は阿部絢子さんの『ぶらり、世界の家事探訪』という本を読んで 思ったことをnoteに書きます。 著者と本について 薬剤師資格を持つ著者の阿部絢子さんは洗剤メーカーに勤務した後、 生活研究家・消費生活アドバイザーとして活動。 70代後半ですが、年に一度は日本を飛び出し、 世界各国の家庭へ「暮らし体験」(ホームステイ)しにいき、 その国

          『ぶらり、世界の家事探訪』を読み、子にはひと通りの家事はできるようになってもらいたいと思った話

          今さらですが自己紹介をします

          これまで家事や育児のことを好きなように つらつら、ぺらぺらと書いてきましたが そういえば、自己紹介の記事をまだ書いていなかった!と noteの先輩方の記事を読みながらハッとしたのです。 文房具メーカーで海外向け広報を担当 新卒では小売業の会社に入社していたので 文房具メーカーは2社目になります。 今の夫と付き合っていた時に結婚が視野に入ってきたのですが、 結婚生活、将来的な子育てとの両立を考え 環境を変えたかったのが転職理由です。 文房具メーカーだったのは 小売業で文房具

          今さらですが自己紹介をします

          31才ワーママが8年ぶりにきちんとした美容院でカットをした話

          私のヘアカットは 2~3ヵ月に一度 駅前の1500円カット(途中で値上がりしたのではじめはもっと安かった)のお店で 「基本の形は変えずに3cm切ってください。前髪は作りません」と言って 15分くらいで切ってもらうのがお決まりのパターンでした。 長くかかっても20分。 10分で切り終わることもしばしば。 仕事の休憩中に切りにいって 「10分て…俺らより短いよ、それ」 と驚かれたこともありました。 やりたいことが多すぎて時間がないので 美容院に時間を割くということの優先順位が

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