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きみたちと過ごす日々はここに

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娘が生まれた。息子も生まれた。ずんずん大きくなる。はやく元気に大きくなあれ、だけど、そんなにすぐに大きくならないで。眠いとき、イラッとしたとき、辛いとき、でもほとんどが、幸せで嬉…
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#日々

女の子と男の子、どっちも育てる母としてこの社会に思うこと。

女の子のお母さんになって見える世界お腹にいる子の性別が「女の子」だとわかったとき、私は喜…

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覚えておくことを諦めそうな私とあなたへ

「子育てはおもしろいから、たくさんメモしておいたらいいよ」 妊娠がわかったとき、ライター…

子どもたちの“好きな風景”が、よりよい未来をつくると信じて

「環境問題と子育ては、相性が悪い」と思った。 子どもを産んでみると、環境について考えるの…

母が「まだ生まれてないけど」と言う理由がわかった初夏の日

「まなちゃんが生まれたのは夜の9時だから、この時間はまだ生まれてないんだけどね」 記憶の…

残念な知らせに、娘は「わーい」と笑った。

子どもの喜ぶ顔が見たい。特に休日はそれだけを原動力に生きていると言っていい。どんなに大変…

私はいつまでキミの”バディ”でいられるんだろう

この春から、娘は新しい保育園に通っている。 娘はもともと人見知りなので、馴染むのに結構な…

足の匂いを嗅ぐ日々は、尊さともどかしさが入り混じる

息子が生まれて早数ヶ月。いったい何をして過ごしていたのか?と聞かれれば「足の匂いを嗅いでいました……」と白状せざるを得ない。 共感してくれる人がいるのかはわからないけれど、私は赤ん坊の足の匂いを嗅ぐのがすごく好きなのだ。 こればかりは1人目の時から止められず、2人目を産むにあたって、ひっそりと楽しみにしていたことでもある。(さすがに人の赤ちゃんではしづらいし……) 何が好きかと聞かれたら、その小ささや滑らかさはもちろんのこと、匂いがちゃんと足臭いところ。こんなに小さく、

「書けないこと」について書いておく

文章が書けない。イケてるフレーズも、適切な単語も出てこないし、伝わりやすい構成なんて考え…

まだ「かんぱい」と、言えないで

「ぱい」 嬉しそうに牛乳の入ったコップを持ち上げる2歳児。私が乾杯するまでは、絶対に腕を…

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イヤイヤ期を恐れる私に「すばらしい」と言ってくれた人のこと

子どもって気に食わないことがあると、本当に床に寝転んで泣くんだ…と思った。娘、2歳。いわ…

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ネントレ、その後(1歳半)。子どもの波を受け入れる

娘が5ヶ月のときに書いたネントレの記事が、継続的に、たくさんの人に読まれている。 その割…

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理不尽すぎた正月

2020年、元旦。娘が一切笑わなくなった。 それどころか、40度の熱を出し、救急病院に駆け込…

「好きに生きていい」と言えそうな気がする

「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない」 イギリスのことわざで…

絶対的な味方でいるために思考を変えると決めた夏の日

母になって初めてのタイプの、ショッキングな出来事があった。 1歳の娘を連れて、近所のじゃぶじゃぶ池に行ったときの話だ。 猛暑だった夏。家の近くで水遊びができる場所を探していた私たちは、歩いて少しの公園に、夏の間だけじゃぶじゃぶ池が現れるのを知った。蚊は多いけれど日陰も多く、浅い水辺は子どもを遊ばせるのにピッタリだ。 ご近所さんはみんな同じ気持ちだったろう。その日もたくさんの子どもたちが、ばっしゃばしゃ、じゃぶじゃぶ、きゃっきゃと水遊びを楽しんでいた。 娘は、まだ同世代