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(7)通勤時間が爆長くなったので毎日本を一冊ずつ読むことにした

 なんだかんだで続いている読書記録。30冊に突入。「それ町」を読み始めた。

27〜31. それでも町は廻っている(1)〜(5)

 ふと友人が「『それ町』面白い」と言っていたのを思い出して購入。同著者の『外天楼』を読んで「超天才だ……」と思ったのが記憶に新しい。
 全16巻だったかな? まだまだ序盤なので「怖い怖い怖い」と言いながら読み進めるも、別にそんなに大きな事件はなく。でも犬小屋が壊れる話の次の話で犬小屋が存在していて、タイムリープとか時系列乱れる系の話でありそうなことは理解した。「廻っている」わけだし………… 怖い!!!(でも好き!!)しかし女の子は別に日常的に胸の大きさでお互いに優劣をつけたりはしないぞ。

32. 夜と霧

 アウシュビッツ博物館、再開に向けて新たな完全自動の全身消毒ゲート導入 ポーランドの大学が開発(佐藤仁) - Y!ニュース
 朝このニュースを見て、え!?!?!?と思ってその日のうちに買った。中学生くらいのときから推薦図書にいつも入っていた気がするけど、ネット上の噂で「読んだら鬱状態になる」とも言われていたので避けていた。
 でも、読んだら「これ読んでも鬱にはならなくない!??」みたいな内容だった!! むしろほんのりと自己啓発のかおりすらする、めちゃめちゃ希望を抱かせる内容で、これが中学生とかに勧められるのはとてもよく分かると思った。「元気に見える」というのはとても大事なのだ。わたしもヒゲを毎日ガラスの破片で整えないといけない。読んでいて泣いてしまった。
 先述の「読んだら鬱になる」本たちの中にケッチャム『隣の家の少女』もそれに含まれていて避けていたけど、あれもそろそろ読もうかな。あれは普通に鬱になると思うけど……。

33. 死に山 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相

 いつだったか本屋で立ち読みした本を図書館で見つけたので即借りる。その日抑うつが激しかったからかもしれないけど、内容が全然頭に入ってこなくてウケた。(ウケている場合ではない。)あとで読み返して理解できたけど、翻訳物が読めるかどうかはその日の体調によって結構変わるなあ。こういうドキュメンタリー好きなのでいっぱい読みたい。 

34. 裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち

 ずっと読もうと思っていた本。図書館って素晴らしい。著者と共同で研究していた打越正行氏の『ヤンキーと地元』は女を虐げるのがふつうのこととされているっていうのが肌に合わなかったんだけど、こちらは女性たちが主体の話だったので読めた。男をつなぎとめるために子どもを産む世界に生まれたらわたしは全然異なる人間になっていたのだろうな……。あんまり関係ないかもしれないけど、『年収は住むところで決まる』を思い出したりもした。

35. 母は娘の人生を支配する

 読んでいたのを忘れていたが、そういえば朝の時間に読みきっていた。わたしはずっと母を完璧に殺す娘の物語を書きたいと思っているんだが、その参考図書として有力なのではと思って買った本。「母は娘を支配する」ではなく「母は娘の人生を支配する」なところがポイントだった。
 一読して、まだまだ理解してきれていないところが多いのだが…… 特に精神分析的な解釈のところは「マジクソカス」と思ったが…… 一つ確実に分かったのは、母娘問題をこじらせるのはヘテロセクシャル中心主義やな ということ。そしてわたしはそこがあんまりピンとこないので、この本自体があんまりピンとこなかった(笑)!! 摂食障害とかもよく引き合いに出されているけど、以前書いた通りわたしはダイエットもしたことがないし「綺麗になりたい!」っていう欲求の元に美容とかに励むのが好きなタイプの女じゃないので、やっぱりあんまりピンとこない(笑)!! ただ、母にめちゃくちゃ支配されていた高校生くらいのときは、確かに「わたしは子宮として生まれたわけだから、早く全うして死ぬべきだ」みたいなことを言ってたけどねー。誰か「好みのタイプの女を掘り下げると確実に母の要素が入ってくるが、母自体とは仲良くなく、むしろ殺し合いになりそうな娘が母を殺す話」書いてくれませんか? これ、トリビアになりませんか?(???)以上です。

 図書館でいっぱい本を借りてきている。読書が来週も楽しみだ。休みの日も本を読みたいが、楽しみを先に消費してしまうようでもったいなくて…… いや読みたい本は無限にあるから読めばいいんだけどね!!!!?? でもポケモンもどうぶつの森もやりたいんだよ!! 日常が忙しい!!

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