コーヒーメモ 81 【SAN AGUSTIN GUATEMALA(LIGHT UP COFFEE)】
こんばんは。まなみんです。
今回はコーヒーメモ第81弾!
LIGHT UP COFFEE さんの
SAN AGUSTIN GUATEMALA
(サンアグスティン グアテマラ)
について!
基本情報
優しい甘さのコーヒー。赤リンゴのような果実感。クッキーのようなじんわり広がる甘さと、後味まで長く続く甘い余韻。
生産地: Antigua
農園: San Agustin
乾燥場: Santa Clara Mill
生産者: Ricardo Zelaya
農園面積: 27hectares
標高: 1,600-1,850m
精製: Washed
品種: Bourbon
生産ストーリー
サンアグスティン農園はアンティグア渓谷の斜面に位置しています。土地由来の肥沃な火山性の土壌とアンティグア渓谷の冷涼で湿潤な微気候がユニークで素晴らしいフレーバーのあるコーヒーにしてくれます。コーヒーの木々はグレビレアのシェードツリーに囲まれて適切な日光を浴びることでゆっくりとコーヒーチェリーが熟し、甘く複雑な味わいに仕上がります。
サンアグスティン農園は元々キャブレホというアンティグアでは当時有名な農園の一部でした。その後キャブレホ農園は分裂しある夫婦が購入したのですが、90年代にコーヒー価格の暴落や悪天候などの危機によって放置されていました。2005年になって現農園主のアンティグアでも名の知れたリカルドさんが16年契約で農園を借り、コーヒーの生産を再開しました。リカルドさんの指揮、農業技術とサンタクララミルの設備によってサンアグスティン農園はアンティグアでも屈指の農園に返り咲きました。
リカルドさんは元々育っていたコーヒーの木やとうもろこしを抜き、カトゥーラ、ビジャサルチ、ブルボン種を植え直し、今ではこの3種類の品種を育てています。選別されたコーヒーチェリーはサンタクララミルで伝統的な水洗式で精製がなされます。パルピングされたコーヒー豆は16時間発酵処理がされた後、清潔な水で丁寧に洗われコンクリートパティオやグリーンハウス内のアフリカンベッドで均一に乾燥されます。厳格に管理され作られたリカルドさんのコーヒーは過去2回グアテマラCOEで入賞しています。
リカルドさんはコーヒーに対する情熱やポジティヴでユーモアのあるとても熱い男。彼の下で働いている忠誠心のあるスタッフは家族ぐるみで何世代にも渡って彼と苦楽を共にする関係。スタッフを大事にするリカルドさんは皆に愛され良好な関係を気付き上げています。そんなリカルドさんはコーヒー生産コストのうち約80%をスタッフの労働に対して支払っています。リカルドさん曰く、人間はたくさんの人々に頼る必要があって、もし自分のスタッフが良い収入を得ることができて彼らが幸せなら彼らは仕事でもより良い働きをしてくれるはずさとのこと。
見た目
香り
挽く前
フローラルで、優しく、さわやかな香り。トーストのような香ばしさも。
挽いた後
意外としっかりとした香り。少しローズが香る。フローラルで良い香り。
淹れた後
お花畑!紅茶や烏龍茶っぽい。甘さが感じられる。クッキーのような甘さ。
レシピ
ドリッパー:ハリオV60
量:豆20g、水320ml
温度:90度
挽き目:中挽き
蒸らし:30秒
湯数:4
時間:2分半
テイスティング
1口目
しっかり甘くて美味しい。意外とコクもあって飲みごたえもある。鼻から抜けていく香りがフローラルで、周りがカラフルに彩られるような気がする。
数分後
とても優しい。バランスが良くて酸味もキレイでクリーン。飲みやすくて福袋のコーヒーの中でも好きかも。
ペアリング
コーヒープリンと!
あー、惜しい!どっちも優しくて滑らかなんだけれど、合わせると打ち消し合っちゃう。別々の方が良さそう。
まとめ
このコーヒーを一言で表すなら、
「丸い酸味のあるフローラルなコーヒー」
ですかね!
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それでは今回はここまで!
ありがとうございました。
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