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生きていることは学ぶこと。

こんにちは。
TOKYO No YORU(下田愛美)です。
2回目の投稿となります。
昨日は私の大好きなジャズボーカルの師匠の誕生日ライブでした。
素晴らしい時間を過ごさせて頂き
幸せな夜を過ごすことが出来ました。

私が師匠に出会ったのは10代の頃でした。
群馬を上京し、ジャズボーカルになることを夢見て
ジャズバーへ夜な夜な遊びに行っていた時に、
師匠の歌に出会いそのまま弟子入りをしました。

今思えば華の10代。
周りの友達はJーPOPSを聴いている時に
1人ジャズバー巡りをするひょんな若者だったなと思います笑

若い頃はジャズの良さを100%は理解していなく、
タバコの香り漂う薄暗い店内に音楽が鳴り響き
お酒を片手にみんなそれぞれ音楽に酔い、
それぞれに音楽を楽しんでいる姿を
『かっこいい!!』と思い私もそんなふうに歳を重ねたいと思っていました。(それは今でも変わりません)

それから私も精一杯ながら歌うようになり、
なんとか音楽で生計を立てつつ、
足りない所はバイトで補いながら年を重ねていくわけです。
ですが、その後。
『社会人の経験を積んでみたい』と
思い立ち、正社員への転向をはかります!笑

なんとか会社には入社できましたが、音楽しか知らない私は
当時、会社では浮きまくっていました笑

服装からメイクから言葉使い電話対応。
全てのことが浮きまくっていました・・
それはそうです。
これまで、歌しか歌ってきてないんですから。
当時の私はナチュラルメイクも知らずライブ時のメイク
(照明が当たるのでメイクはやや濃いめにしている)
ライブの時の衣装、
(自分では気を遣って地道にと思っていたが感覚が違っていた)
言葉遣い、
(上手く敬語が使えずチグハグしていた)
等、面白いことになっていたようです。


細かいことから全て学び直し。
またエクセルやワードの知識、配属された課で必要な知識を
同年代のみんなに追いつくように日々勉強しました。
仕事に必要な資格も積極的に勉強し少しづつ取得していきました。

年正社員時代も音楽はマイペースに続けました。
仕事に慣れてくる頃には、
徐々に仕事が増え22時近くまで働きクタクタで帰宅。
帰宅後は音楽を聴く余裕すらなく何もできない日が増えていきました。

音楽をしていた日々とは全く真逆の日々を送るうちに
心はすり減り、気力がすり減っていくのを感じていました。
このままでは良くないな、また少しづつでもいいから歌って
音楽で心を満たさないと・・!
と思っていた矢先に体調に変化がおきます。

呼吸が上手く出来なくなり、
自分の意思とは反して涙が止まらなくなりました。
診断結果は『適応障害』過重なストレスも重なり、今の生活に心が適応できなくなったとの事でした。

すぐに診断結果を上司に渡しましたが、不受理されてしまいました。
繁忙期が過ぎるまでは頑張ろうと心を無にして働きましたが
1度折れてしまった心はなかなか回復せず
再度医師から診断書をいただき、上司を説得後、
無事に休職へ入る事となりました。

診断書があるのに休職できないなんて・・
と医師からは驚きの言葉をいただきました・・・

思い起こせば、正社員時代の私は、
私は得体の知らない何かと競争していたし
得体の知らない何かにマウントを取っていたし、
取られていたかもしれません。
得体の知らない何かへ結果を残そうと必死だったのかなとも思います。

ですが、上記のような経験があったからこそ、
この環境には合わないと思えたし、
自分とって音楽はかけがえのないものだと気付け
いいタイミングで音楽仲間と再会できたのかなとも思います。

また今の業種も好きなので、
何かのタイミングでまた携われたらいいかな、なんて気持ちもあります。


そんなわけで話を戻しますが・・・
昨夜は師匠のライブを聴きに行き、
諸先輩方にもお会いすることが出来、
自分は素晴らしい環境に身を置けているんだなと痛感しました。

『幸せだな』と感じることができたのも、様々な経験を得て痛感することができるのだと思いますし、少しの間、音楽から離れて社会人としての経験を積めた事も私にとっては無駄ではなかったのかなとも思います。

人生は何事も勉強なんだなと、昨日のライブを見ながら
ヒシヒシと感じたので本日、noteに書かせていただいたわけです。

音楽家であるならば、
音楽1本で生計を立てていくのがいいのかもしれませんが、
私は『好きなことで生計を立てていきたい』ので
音楽だけにとどまらず、
自分の好きなことで、生涯を貫ける人生にできたらなと思っています。

私の人生はまだまだこれからです・・・!!
落ち着きのない人生になりそうですが
ワクワクしながら日々を生きていきたいと思います。


この記事がどなたかの参考になりましたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。



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