見出し画像

留学中に絶対やってはいけない食生活

留学に対してキラキラしたイメージを持っている人もいると思いますが、私の場合は決してキラキラした留学生活とは言えないものでした。特に食生活なんて、ひどいもんです。私はオーストラリアとイギリスに留学経験がありますが、留学中の暴飲暴食やズボラを絵に描いたような食生活のせいで最大15キロの体重増加や体調不良になりました。

ちなみに、女性は海外にいくと太り、逆に男性は海外にいくと痩せるとよく言われます。私の勝手な統計によると海外(オーストラリア、アメリカ、イギリスなど)に1年間いた女性は約10キロ太っています。

備忘録として、やってはいけないキラキラとは真逆の背徳的食生活をまとめます(←誰が興味ある?笑)。

1.オーストラリア編

オーストラリアでは、留学して半年後に両親が遊びにきたとき、太りすぎた私のことを認識することができませんでした。また、日本から持っていったスカートやズボンは全く入らなくなり、全て現地で買い替えました。そんな私でしたが、オーストラリアでは自分は太いと全く気付かずホットパンツを履いていました(オーストラリアは肥満大国らしく、大きめの人が多かったので、自分の体形が普通に思えました)。

帰国する4ヶ月前、母からグサっとくる一言を浴びせられました。

「日本は細い人多いで。」

この一言で、自分は日本という細い人が多い国に帰らないといけないことを思い出しました。そこから、私は日本に帰国するためにダイエット(自己流で無茶苦茶なため、絶対にやってはいけない)を開始します。

・太る編

オーストラリアでの目新しい生活に、好きなものを見つけては飽きるまで暴飲暴食。さらに、オーストラリアでは私のポッチャリ体系が目立たないことに気づき、痩せないといけないという変なしがらみから解放され暴飲暴食。

「タピオカミルクティー」

第3次タピオカブームが2019年頃に来ましたが、2008年頃の第2次タピオカブームを私はオーストラリアで迎えました。そんな私はオーストラリア各地に展開されていたEASY WAYというタピオカジュース屋さんのタロミルクティー(「タロイモ」という芋ベースのミルクティー)にドハマりし、毎日通いつめていました。しかも、いつも一番大きいサイズで注文です。ちなみに、どんな水分であっても、水分は太らないと当時は思い込んでいました(笑)

ちなみに英語では「タピオカミルクティー」を”bubble tea" や ”pearl milk tea"などと言います。

「ティムタム "Tim Tam"」

オーストラリアのお菓子といえば、「ティムタム」でしょう(日本でもカルディなどでよく見かけます)!クリームが挟まれたビスケットの周りをチョコレートでコーティングされたお菓子です。ものすごく甘いのですが、この甘さに魅了され(甘ければ甘いほど美味しいと思える時期でした)、数か月間、朝食はティムタム半袋にしていました。

ティムタムをストローにしてドリンクを飲むというのが本場の食べ方のようです(私はあまり好きではないですが...)。
1.ティムタムの両端を食べて、飲み口と吸い口を作る。
2.好きなドリンク(コーヒーや牛乳など)にティムタムの片方を浸す。
3.そのままストローのように吸う。
※あまり熱すぎる飲み物は危険です!

「レッドロックデリ "Red Rock Deli"」

日本でもポテトチップスを食べるスピードは比較的速かったですが、オーストラリアでレッドロックデリのスウィートチリ&サワークリーム味の甘じょっぱさに出会ってからは、もうポテトチップスの食べる速さは倍速に!オーストラリアに限らず、欧米のポテトチップスの袋のサイズは、かなり大きいにも関わらず(日本のポテトチップスのお得サイズが標準サイズ)、30分あれば完食していました。このレッドロックデリのスィートチリ&サワークリーム味をスーパーに行く度に購入し(スーパーは2日に1度は確実に行っていました)、30分足らずで完食する日々を数か月は続けていました(さすがに、飽きたので数か月で、いったん休憩しましたが笑)。

「ヨーグルト」

オーストラリアのフードコートではヨーグルトもよく売られていました。このヨーグルトが、とってもマッタリしていて、とても美味しいんです!ヨーグルトを食べても太らないし、健康的だと当時は思っていましたが、果肉入りのジャムがドバーっと入っているので、たぶんめっちゃ太ります。このまあまあ不健康なヨーグルトを、1週間に2回ほどのペースで食べていました。

「ブースト ”Boost”」

オーストラリアと言えば、やっぱりBoost!野菜や果物ががっつり入ってるジュース屋さんで、オーストラリア発祥ですが、世界で展開されているみたいです。そこのマンゴーマジックというスムージーに名前通り取り憑かれ、1週間に1回はマンゴーマジックのオリジナルサイズ(1番大きいサイズ)を飲んでいました。スムージーって勝手に超低カロリーと勘違いしていましたが、まあまあ高カロリーで、しかも何でも飲み過ぎたらカロリーを摂り過ぎることになるんですよね。そのことに気づいた頃には時すでに遅し。太ってました。マンゴーマジックのオリジナルサイズで400キロカロリーくらい。間食?にしては、まあまあカロリーとってることになりますよね...

「フェレロロシェ "FERREROROCHER"」

最近は日本でもカルディなどでよく見かけるフェレロロシェのチョコレート!私はオーストラリアでこのチョコレートを発見し、またまたドハマり!スーパーで毎日1パック3個入りを3セット買っては、家に帰るまで待ちきれずにパクパクと口に入れながら帰り、家に着いた頃には無くなっているという日々を送っていました。

「チーズとバナナ」

ホームステイをしていた頃、わざわざホストファミリーにお腹が減ったと主張しにいくのを申し訳なく感じ、チーズとバナナを部屋に常備していました。チーズとバナナなら健康的だろうと思っていましたが、これも常備していると、夜食として常に食べてしまうので太る要因になりました。

・ダイエット編

日本帰国4ヶ月前、ついにダイエットを決断。運動なしの自己流の無茶苦茶な食生活によるダイエットにより、10キロのダイエットに成功しました。しかし、そのせいで、栄養が足りず免疫力が低下。よく熱を出したり、産後の抜け毛のように髪の毛が抜けたりしました。このダイエット法は絶対にしてはいけません。

「ヨープレイト "Yoplait"」

ダイエットと言えば、ヨーグルトでしょ!と思い(フードコートのヨーグルトは太ります笑)、スーパーでヨーグルトを購入!ただ、普通のヨーグルトでは食べた気がしませんでした。なにかお腹にたまるものはないかと探していたら、スーパーのヨーグルト売り場に"Yoplait Le Rice"(名前にRiceとあるように、お米入りのプリン?ミルク粥?ライスプディングというイギリスでよく食べられているデザートだと思います)を発見!これを毎日食べるようになりました。この味は賛否両論がありますが、私は好きでした。これを毎朝食1つだけ食べていました。

「キュウリ」

毎夕食時、オーストラリアのヘチマみたいな大きさのキュウリを食べていました。もともとはオーストラリアのスーパーで買ったマヨネーズを付けて食べていたのですが、オーストラリアのマヨネーズは酸味が足りず、パンチがきいていないため、食べ応えがありません。これが嫌になり、アジアンスーパーマーケットで買ったコチュジャンを付けて食べるという方法にチェンジしました。そうすると、食べ応えが出て、満足感が得られるようになりました。

はじめは、きちんとキュウリを包丁で切ってお皿に並べて食べていたのですが、そうすることさえ面倒になり、とうとうキュウリをヘタだけとって丸かじりするまで堕落していきました。

「ツナ缶」

毎夕食、キュウリに加え、缶詰のシーチキンを1缶食べていました。オーストラリアはツナ缶の味のバリエーションが豊富でした(レモン&ペッパー、ライム&ペッパー、トマト&オニオン、トマト&バジル、メキシカン、カレー、チリ、スウィートチリ、スウィートコーン&マヨネーズなど)。種類が豊富なため、飽きずに食べ続けることができました。その中でも、特にスウィートチリとスウィートコーン&マヨネーズが好きで、これらを何度もリピートしていました。スウィートチリはさらにパンチを効かせるためにプラスしてスウィートチリソースをかけ、スウィートコーン&マヨネーズはさらにマヨネーズをかけて食べるという痩せたいのか太りたいのか、よくわからない優柔不断な食べ方をしていました。

2.イギリス編

オーストラリアでの暴飲暴食による激太り、そして無茶苦茶な食生活によるダイエットによる弊害を経験していたので、イギリスではきちんとした食生活をしようと心に決めていました。しかし、大学院が忙しすぎて...またもや無茶苦茶な食生活を送ることになりました。全く学習できない性格です...

・余裕がある編

余裕があるときは、よく友人と外食をしていました。(←心に余裕があっても、ほとんど自炊しませんでした...私は自分のためにご飯を作ることができないようです...食べてくれる人がいないとダメですね笑。)イギリスでは、世界各国の本物の料理を食べることができます。ちなみに、パクチーがよく料理に使われていました(私はパクチーが嫌いで、よく困りました)。

「タンドリーチキン屋さん」

インド由来の人も多いイギリスでは、タンドリーチキン屋さんも多くあります。タンドリーチキンに自分の好みのスパイスをかけて食べます。大学の前にあったので、よくお世話になりました。

「カレー屋さん」

イギリスカレーをご存じでしょうか?イギリス独自で発展したカレーです。インドカレーはとろみがないのに対し、イギリスカレーはとろみがありマイルドで、日本のカレーと近いです。また、日本のように白米と一緒に食べることが多いです。このイギリスカレーにもドハマりしました!

「ピザ屋さん」

やっぱり、手っ取り早く食べられると言えばピザですよね。

「ケバブラップ屋さん」

ケバブラップもよく食べました。ケバブラップはトルティーヤ(クレープの生地みたいなもの)に野菜やお肉などを挟んで巻いたものです。ラップ自体はイギリスのスーパーやカフェでもよく売られていますが、パクチーが入っていることが多く、間違ってパクチー入りのラップを購入してしまったときにはパクチーを除けるのに必死でした。

「中華料理屋さん」

中国由来の人も多いため、中国人が納得する本格派中華料理が食べられます!確かに美味しいのですが、八角などの香辛料が効いているものが多く、もしかすると日本人の口には日本風中華の方が合うかもしれません。ちなみに私は本格派中華よりも「餃子の王将」の方が好きでした。

「タイ料理屋さん」

タイ料理を好む人も多く、パクチー嫌いな私もその流れでよくタイ料理屋さんに行くことに。タイに旅行したとき、タイ料理の多くにパクチーが使われていたので「私はタイに住んだらダイエットができるというか、餓死する」と思いました。しかし、パクチー入りのタイ料理も食べていると不思議と慣れるもので、パクチーが少し入っていても我慢できるようになりました。パクチーはまだやっぱり嫌いですが、タイ料理は好きになりました!

「韓国式焼肉屋さん」

イギリスにいると分厚いお肉ばかり食べることになります。スーパーでも薄いお肉はなかなか売っていません。

余談になりますが、イギリスでは鶏肉事情が日本と異なります。日本ではムネ肉よりもモモ肉の方が人気でお値段も高いですが、イギリスでは脂身は嫌われ、モモ肉よりもムネ肉が人気でお値段が高いです。日本人からするとイギリスでモモ肉を買うと得した気分になれます。

ステーキもいいのですが、やっぱり薄いお肉が食べたくなります!そうなると、焼肉屋さんに行きたくなるのです(私のいた地域で日本式焼肉屋さんには出会えませんでした)。たまにお世話になっていました。

「日本食レストラン」

やっぱり、やっぱり、日本食が恋しくなります。本格派日本食レストランもあるのですが、そういうところはお値段も、お高いです。ちょっとリーズナブルな日本食レストランも存在していて、そちらに行くと...「ん?これって日本食なのか?」というような料理がよく提供されます(オーナーが日本人でない場合が多いです)。例えば、焼き鳥を注文すると、大きめにカットされた鶏肉がバーベキュー用のクシに刺されたものが出てきます。味付けも、焼き鳥(タレや塩)というより、バーベキューソースの味です。しかし、日本食だと思わなければ美味しいです。リーズナブルな価格帯の日本食レストランに行く場合は、「久しぶりの日本食だ!」という期待感を捨て、別の国の食べ物と思えば満足できます。


「カフェ」

イギリスではスターバックスもありますが、COSTAやCafe Neroというチェーンカフェにも多く遭遇します。私はCafe Neroのレッドベルベットケーキ(アメリカ発祥らしいです)が大好きでよく食べていました。イギリスを発つ日も最後に食べました。見た目は真っ赤で、あまり食欲をそそらないのですが、食べてみると美味です!



クリームティーというスコーンと紅茶のセットにもドハマりしました。渡英する前はスコーンは口がパサパサになると思っていたので全く興味がなかったのですが、たまたまクリームティーを注文することになり(アフターヌーンティーを注文することができない時間帯でした)、スコーンに添えられた濃厚なクロテッドクリームを塗って食べると、とても美味でした!


「友人たちとのホームパーティー」

それぞれの国の建国記念日(独立記念日)などのお祝いパーティーをしたり(日本では建国記念の日に自分の国を想い、お祝いをするという人はあまり見かけませんが、世界では独立記念日はお祝いムードになることが多いです)、餃子パーティーをしたり、よくしました。そこでは、いろいろな学びや発見がありました。





床で食事をとるイスラム教徒の友人宅に招いてもらったとき

床で食事をとるのは、床に座って食事をとることで、お腹がおさわって食べ過ぎなくて済むという意味があるということを教えてくれました。(←ダイエットをしたいなら、床に座って、お皿を床に置いたまま食べるのがいいかもしれません)





中国出身の友人宅での餃子パーティーに招いてもらったとき

中国や台湾では水餃子が主流で、残りものの水餃子を食べる時にアレンジとして焼き餃子や揚げ餃子にすると教えてくれました。

また、様々な国からの友人たちで集まって餃子を作ったのですが、それぞれの国によって餃子の包み方が異なるという発見もありました。ちなみに、日本の餃子の包み方(ヒダを作って包む)は可愛いと絶賛でした!!





・余裕がない編

課題や修士論文の執筆で、大学の図書館と寮の往復しかしない余裕のないときは、寮の部屋の中で、ただ空腹を満たすことができればいいだけの食事をしていました。あまり外に出なくて済むように、調理しなくていいものやお菓子を週に1度リュックいっぱいに買い物をするか、ネットスーパーを活用していました。この食生活を続けていると確実に不健康になるので、絶対にしない方がいいです。ちなみに、オーストラリアでの不健康なダイエット生活と同様に、イギリスでの不健康な食生活のせいで(ストレスやシャワーの水のせいもあるかもしれませんが)、シャンプー後の排水溝を見るのが恐怖になるくらい髪の毛が大量に抜けました(排水溝の抜け毛を集めるとウィッグを作ることができるのではないかと思うくらい)。

「安いカップラーメン」

イギリスのカーップラーメンと言えば、 "POT NOODLE"です!正直、全然美味しくないというか不味いです。麺が恐ろしく短いです。もう誰かにすでに嚙み砕いてもらった麺を食べている気分です(麺をすする文化がないんですね...)。味も変わってる上に、薄いです。しかし、安いのでこれをよく食べていました。ちなみに、BEEF & TOMATOをよく食べていましたが、ケチャップ付きでした。ラーメンにケチャップってすごい組み合わせですよね...

「豆の缶詰」

Heinzの"Baked Beanz in Tomato Sauce"という缶詰のトマトソースに漬けられた豆をそのまま食べていました。私はもともとHeinzのケチャップが好きだったので、この缶詰はけっこう好きでした。豆だから健康にいいんじゃないかと思い、よく食べていましたが、食べ過ぎでイソフラボンを摂り過ぎたかもしれません。

「ポテトチップス」

イギリスのスーパーで売られてるポテトチップスの種類は豊富でした!ポテトチップスはおやつのはずですが、時間的余裕がないときは不健康だと分かりながらも主食にしていました。また、課題をしながらダラダラ食べするにはもってこいです(手が汚れるのが嫌なのでお箸で食べる派です)。いろいろ試してみましたが、私はKettle chipsのSea Salt & Balsamic Vinegar of Modena Crisps"(塩とバルサミコ酢の味)とSunbitesの"Sweet Chilli(スィートチリ味)"にハマり、よく食べていました。前者は酸っぱさと塩っぽさが効いた、いかにもイギリス人が好きそうな味ですが、食べていると癖になります。後者はほんのり甘味のある味です。

ちなみに、ポテトチップスはアメリカ英語では(potato) chips、イギリス英語ではcrispsと言います。そして、フライドポテトのことはアメリカ英語で(french) fries、イギリス英語でchipsです。イギリスの"Fish and Chips"は有名ですが、"魚とポテトチップス"ではなく、"魚とフライドポテト"です。




「調理済みチキン」

料理したくない、外食したくない、レンチンもしたくない、という究極のズボラ人間が健康的な食事をしたいと思い、辿り着いたのが調理済みチキンです(チキンだと不健康という罪悪感から少しだけ逃れることができました。気休めですが...)。美味しいかというと、美味しいわけではないですが、何もせずにそのまま食べられる食べ物としては美味しいと思います。調理済みチキンは、いろんなスーパーで売っていたので、かなりお世話になりました。

「スムージー」

オーストラリアに留学中もスムージーは超低カロリーと勘違いしていましたが、その名残がまだ残ってました。イギリスでもスムージーは低カロリーで健康的だと思い、毎日のようにスーパーで買ったNakedの"Green Machine"(グリーンマシーン)と"Blue Machine"(ブルーマシーン)という健康そうな?スムージーを飲んでいました(不健康な食生活をしているという罪悪感から少しでも逃れるため)。味はめちゃくちゃ美味しいわけではないのですが、普通に美味しかったです。これだけで終わっていればいいのですが、これは単なる飲み物として捉えていたので、これを片手にお菓子を食べる日々でした。

「ピスタチオ入りチョコレート」

これは、本当に美味しいです!Waitrose というイギリス王室御用達の高級スーパー(日本でいうイカリ?成城石井?みたいな感じです)ブランドの"Milk Chocolate with Pistachio, Almond and Hazelnut"(ピスタチオ、アーモンド、ヘーゼルナッツ入りミルクチョコ)です。友人に勧められ、これを食べた時の衝撃は忘れられません!少し塩味がきいているのですが、その塩味が、チョコレートのまろやかさを引き立てているといいますか...そして、ナッツ類の粒々感がいい感じなんです(←ごめんなさい、彦摩呂さんみたいに上手く説明できません...)。日本帰国後も、この味が忘れられず、夫が出張でイギリスに行ったときに、買えるだけ買ってきてほしいと頼み、大量に買ってきてもらいました(←夫に大量購入は恥ずかしかったと言われました。申し訳なかったです)。

「エナジードリンク」

課題や修士論文に追われて、寝てはいけないときの救世主がエナジードリンクのモンスターでした。ネットスーパーで大量購入し(配達員さん、運ぶのが大変そうで申し訳なかったです)、年間で300本以上飲みました(ちなみに、イギリスで売られているモンスターエナジーは1本あたり500mlでした)。一晩で4本(合計2リットル)飲む日もありました。一晩に4本飲んだ日は、目は冴えて、長時間起きてはいられるのですが、心臓がバクバクし、そのまま寝ると次の日ちゃんと目覚めることができるか不安になります。当時、エナジードリンク中毒で亡くなった人のニュースがあり、モンスター漬け生活をしている私のことを心配した友人たちが連絡をくれました。自分の心臓バクバクの経験とエナジードリンク中毒のニュースが重なり、怖くなり、それからはどれだけ忙しくてもモンスターを大量に飲むことはやめました。短時間でモンスターを大量に飲むことは絶対におススメしません!!


「ココアパウダー」

年末は課題に追われ、外に一歩も出ず、ネットスーパーで食料を買うことも忘れていて、お菓子を含む食料が完全になくなってしまった日がありました。そんな時に視界に入ってきたのが、友人からクリスマスプレゼントでもらったホットチョコレート用のココアパウダーです。外に買い物に行かずに今すぐ空腹から解放されたいという想いから、ついにこの飲む用のココアパウダーを2日間ほど食べ続けました(ちなみに、パウダーを食べているときに息を吸うとむせるので、パウダーを口に入れているときは息を止めなければなりません)。それからは、食料を切らさないように気を付けるようになりましたが、意外とどうにでもなることに気づいてしまいました。

「パックご飯」

修士論文に追われる日々を過ごしているとき、外に一歩も出ず、ネットスーパーで食料を買ってもいなかったことが、またもやありました。そんな時は、日本から送ってもらったパックご飯(簡易な炊飯器を購入してはいるものの、ご飯を炊くのも面倒くさい...)に、ふりかけをかけて食べていました。ふりかけを切らすと、そのまま白米を食べます。しかし、白米の淡白な味に飽きてくると、どうしたものか...となり、味の素をかけて食べてみました。ふりかけに比べたら、決して美味しいわけではありませんが、味がついたので満足はしました(厳密にいうと、満足したと思い込むようにしていました)。パックご飯と味の素に感謝です。

3.最後に

これから留学しようと考えている人は、こんな食生活を絶対にしないようにしてください(←私みたいに、こんな自堕落な食生活をする人は、なかなかいないでしょうが...)。この食生活を続けると、確実に体調を壊します。また、お子さんが留学する人は、きちんと食べているか気にかけてあげてください。

そして、こんな背徳的食生活を留学中にしていましたが、そんな食生活を心配し、助けてくれる友人たちがいました。ちゃんと食べてるのかを確認してくれたり、ご飯を作ったから食べにくるようにと呼んでくれたり...健康的にも精神的にも助けられました(←いい歳した大人だったのに恥ずかしいのですが)。持つべきものは、留学中は特に友人です。留学中に孤独を感じることは多々あるのですが、異国の地にも自分のことを気にかけてくれる人がいると本当に心強いものです。留学中は友人を大切にしてください(食生活とは、あまり関係ないかもしれませんが...)!!それが留学を成功で終える鍵です。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?