News in Brief (19 July 2023) メモ #45
今回のニュースは、結核の予防 (Tuberculosis prevention; TB prevention) が実施されなければ、2035年までに100万人近くの死者がでることになるというUNTAID による報告。
UNITAIDは、結核患者への接触者の追跡と予防 (tuberculosis contact tracing and prevention) が実施されない場合、2035年までに100万人の死者が出ると警告しました。
また、家庭内接触者の特定と結核予防治療の提供を組み合わせた対策 (a combined strategy of identifying household contacts and providing TB preventive treatment) が費用対効果が高く (cost-effective)、今後12年間におけるHIV患者と結核患者の家庭内接触 (household contacts of patients and people living with HIV) による死亡者数を35%削減できる (cut deaths by 35 per cent) だろうと述べていました。
この方針は、結核予防治療は感染のリスクが最も高い場所の人々 (those at the highest risk of infection) へ提供されるべきたというWHOの勧告 (the World Health Organization’s recommendation) に沿ったもの (be in line with) です。
リスクが最も高い場所の人々の中には、毎年1, 060万人の新たな感染者のうち大きな割合を占めているHIV患者と、結核患者との家庭内接触者も含まれていて、いずれも予防可能 (preventable) で治療可能 (curable) だそうです。
新たなより短期間の治療法 (treatment regimens) は、結核感染症 (TB infections) が活動性疾患に至る (develop into an active disease) 前に治療することができる (be cleared up) そうです。これによって、結核による子どもの死者数を削減できる (reduce child deaths from TB) ことにもインパクトがあると強調されていました。現在の方法だと、結核に感染している子ども10人のうちたった3人しか特定できないそうです。
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