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声と身体の講座で思った男前3割増計画

(キングダム19巻P106 より)
「優れた武将の要素の一つに”声”がある
 弁をふるって隊の士気を上げるためには
 その弁を乗せる”声”の力が重要である

 そして信の声は不思議とよく通った
 聞き手には信の声を通して
 その情熱がひしひしと伝わっていた」

”声”と”身体”の講座を企画してみて、
ありがたいことに3日間の全枠がすぐ埋まった。
(まぁ無料だし、枠も少ないからね)

リリースした時に何となく予想していたけれど、
参加表明くれたのは、ほとんど女性。

やる側が女性というのもあるかもしれないが、
場面や対象(電話や好きな人の前とか)によって
声を変えたりする女性は、
体感的に男性より声の力を知ってる気がする。


とはいえ、
男性こそ、伸び代が多いのに…とも思う。


これまで、教師・講師・コーチ・役者として
様々な階層のたくさんの男性に関わって思うのは
結構な割合で、「声」や「見せ方」で
損をしている男性の多いこと。


ハイパフォーマーとかエグゼクティブという人の
お話を聴いたり、対応する機会もある中で、
実績もあって、外観も伴って自信がある人でさえ
声を発した瞬間に、肩透かしくらうことがある。


何ていうか、「細い」のだ。


誰だって身体をゆるめて感じ、整えて鍛えれば、
その人が本来持つ深みのある声になる
それは、
麒麟川島さんのような「いい声」ではなく
腹や胸から鳴っている芯のある通る声

だけど多くの場合、
よほど意識している人でもなければ、
肩が内に入っていたり、腹が前に突き出ていたり
姿勢のせいで声が詰まっていて、
声が想いの乗り物でなく、音でしかない時がある


姿勢が由来だけでなく、
例えば、論理的で思考力ある人の中には
頭で考えて声を発しているからか、
心の中に思いはあるはずなのに、
喉で詰まって、心が声に乗っていない人も多くて

そういう声は、
受け取る側の頭の方に逃げていくような
届ききらない浮いた声。

もしくは、
喉に蓋して頭だけで話しているような
薄く伸ばした浅い声。
(体感覚を伝えるの難しいねw)

ほんでよく声からして喉痛めてる。

そういう人によくよく話を聴いてみると、
実は、部下や生徒が思うように動かないとか
パートナーや息子・娘との関係が微妙だとか、

理論が通じないところで課題があって
「ああ、やっぱり…」と納得することも多い。

頭に入るのは、頭から出る声
心に届くのは、心から出る声


論理で相手を納得させ、行動化できるけど、
残念ながら心までは掴めていない。

だから成果を出すために、
行動・思考で表し続けなければならず、

自分を締め上げて身体も固くなり、
呼吸も声も浅くなって、心が感じにくくなり
より声に心が乗らなくなるという悪循環を起こし
疲弊している人も中にはいるから、奥が深い

特に女性は感じると思うけど(私だけか?)
男性の深みのある声は、それだけで心惹かれるし、
説得力も信頼感もかなり増す。
一言一言の入り方が如実に変わってくる。

そして、その声を通すまっすぐな身体、姿勢。

そこに乗っかる言葉と心(これはコーチング領域)

本当に少し意識するだけで男前3割増になるから
声に敏感な女性だけでなく、
男性にも伝わるといいなと心密かに思っている。

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