徹底解説!具体的な自己分析の進め方

こんにちは!マナベル就活部です!
今回は就活で必ず行う必要がある「自己分析」について紹介します。

自己分析とは

自己分析とは「過去の自分を知り、これからの自分を考える作業」です。
自分がどんなことに取り組み、どんな価値観を大切にしてきたのかを振り返り、これからの生き方を考えます。
「なぜサークル活動を頑張ったのか」「なぜ研究を頑張ったのか」「なぜその企業で働きたいのか」等、過去と未来の意思決定の理由を言葉にします。

つまり、自分がどんな人間であり、どんなことして生きていきたいかを考えることです。

面接では、「これまでの人生」「これから何をしたいか」を徹底的に聞かれ、企業との相性が見られています。

自己分析がしっかり出来ていれば、面接でどんな質問がこようとも、動じずに答えることができます。

逆に学生自身が深く自己分析をできていなければ、面接官に人間性をアピールすることができないのです。

そのため、自己分析がおろそかな人は内定を取ることが非常に困難です。

自己分析の考え方

自己分析にも様々なやり方があるのですが、今回はオススメのフレームワークを紹介します。

私は自己分析を「Being」「Having」「Giving」の3つの切り口で考えることを勧めています。

これらは
Beingは「どうありたいか、どう生きたいか」
Havingは「何がほしいか」
Givingは「社会にどんな影響を与えたいか」

を自分なりに考えるものです。

この3つが明確であればあるほど、就活をうまく進めやすくなります。

実は私は、学生団体で地方の高校生の自己分析を手伝っていた経験から、このフレームワークを使って高校生にワークショップをした経験があります。

高校生ならば

Being「笑顔でいたい、優しくありたい」
Having「親に家を買いたい、お金持ちになりたい、有名になりたい」
Giving「
みんなに感謝されたい、人の役に立ちたい

などが出てくることが多かったです。

また、HavingやGivingが出てこない生徒もいました。
これらは自分自身で深く内省できていなければ、中々言語化出来ないものです。

大学生でも最初は漠然とした言語化になることが多いです。
「why」を繰り返し、できるだけ自分に取ってしっくり来る言葉で、分析をしてみましょう。

私の自己分析

では実際にこのフレームワークを使った私の自己分析を紹介します。

①Being
・自分の言動で人にポジティブな行動変容を起こすこと
・人や物事に真摯向き合うこと
・向上し続けること
②Having
・人のために貢献できたという充実感を得ること
③Giving
・「向上したい」と思う人に対し、挑戦を後押しすること

上記が私の①Being②Having③Givingです。
少し解説します。

①Being

・自分の言動で人にポジティブな行動変容を起こすこと
・人や物事に真摯向き合うこと
・向上し続けること

これが私のありたい姿です。
これらは無意識的にやっており、上記を実現することで私は幸せを感じます。
そしてBeingが私の最大の強みであり、人生の目的でもあります。
「向上」や「向き合う」といった単語は、本来手段であり、目的にはなりえません。
しかし、私はその「向上」や「向き合う」ことのプロセスに幸せを感じるのです。

Having

・人のために貢献できたという充実感を得ること

これが私の求めるものです。
私は、人から称賛や感謝をされることがとても好きです。
またそのために、自分に負荷がかかろうとも挑戦をします。
一方で、私は人から一見感謝されなくても、必要だと思えば人や組織に提言し、アクションを起こします。
これらはすべて、「貢献できたという充実感を得るため」です。
裏返せば「人や組織に貢献したいという強い意志」があります。
つまり私は「感謝や称賛されること」を重要視しつつも、「貢献した充実感」を得ることを求めているのです。

Havingで、「〇〇歳で〇〇万稼ぎたい!」「モテたい!」等と書く人も多いと思います。
その考えは全く問題なく、むしろ明確にしたほうが実現可能性が高まるため、よく言語化をして下さい。

③Giving

・「向上したい」と思う人に対し、挑戦を後押しすること

これが私が行う社会貢献の形です。
学生時代から、地方の教育格差に問題を感じ、キャリア支援の授業を地方で実施してきました。
社会人になっても、人と組織の成長を後押しするため、人事として従事しています。
そして、プライベートでも、manabel就活部の読者さんを支援するために、記事作成や就活相談を行っています。
すべて共通して、「向上したいと思っていても中々踏み出せない人」を後押ししたいと思い、アクションを起こしています。

私の自己分析まとめ

私の場合、Being(あり方)を明確にしてから、自分がかなり生きやすくなりました。
そのため、Having・GivingともにBeing(あり方)につながる形で言語化しています。

実は私もHavingで、具体的にどんな暮らしがしたいか(年収・名誉等)を書いていた時期もありました。
しかし、自分の幸せを考えたときに、Being(あり方)を大切にすることが最も本質的であると気づきました。

人によって特徴がありますが、Beingを無視したHavingを書いてしまうと、本質からずれたものを言語化する可能性があります。
ぜひ、Being(あり方)から考えてみることをオススメします。

自己分析の注意点

自己分析は一度やって満足しないようにしてください。
常に人は変わり続けます。
変化は悪いことではなく、必ず起きるものです。
常に変化する前提で、自己分析を続けていくことが大切です。

その上で、人を頼るようにしてください
自分自身では気づけない強みや特徴を誰もがもっています。
人と話しながら気づくこともたくさんあります。
マナベル就活部では、皆さんの自己分析をサポートしています。
少しでも興味のある方はオープンチャットを覗いてみてください。

自己分析を進めるための書籍は?

Being、Having、Givingを考える上で、いきなり考えても深堀りは難しいです。
様々な角度から分析の量をこなす必要があります。
そこで私が自己分析でまずおすすめするのは2つの書籍です。

①ストレングスファインダー

ストレングスファインダーはアクセスコード付きの書籍を購入して診断を受けるweb自己分析です。
177個の質問に答えることで、自分の才能(=強みの元)が導き出されます。
才能を34の資質(似たような才能の集まり)に分類してその中で最も特徴的な資質を教えてくれます。
これにより、自分の『無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターン』が言語化され、未だ気づいていない才能がわかります。

また自分の弱みもわかりますが、その弱みに対してどのようにアクションを起こせばよいかも記載されています。

ストレングスファインダーの良さは、自分が気づいていない価値に気づかせてくれることです。

私は比較的優秀な友人に囲まれていたため、就活当初は「友人と比較して自分に優れた強みがあるのかな…」と思うこともありました。
しかし、ストレングスファインダーを通じて自分の本質的な価値に気づくことができ、大きな自信を得ることができました。

さらに、その上でどんな働き方が良いか、等も記載されているため、自分にあった進むべき向性がわかります。
有料ですが、その価値は十分にあるツールですので、非常におすすめです。

※ストレングスファインダーの紹介サイトはこちら

②メモの魔力

メモの魔力はご存知の方も多いと思います。
この書籍自体も良い本だと思いますが、就活においては、特に第三章と第四章を読むことで自己分析に大きく役立ちます。
また巻末付録に自己分析の設問表があるので、代表的な設問で自己分析を行うことをおすすめします。
その上で、何度も「why」を加えて深堀りしていき、より本質的な言語化を行いましょう。

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