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「好きな文章」を、自分でも書けるようになりたい。

日々、主にネットでではありますが、いろいろな文章に触れていて、
ときどき、すごく素敵だなあ、と思わず嫉妬してしまうような文章に出会うことがあります。
今日も、そんな「嫉妬したくなる」文章との出会いがありました。

仙台という土地そのものに馴染みがある、ということもありますが、
「バスで出かける仙台」という距離感に妙に親近感を覚えてしまうし、
ひとつひとつの情景がちゃんと目に浮かんでくる。
パン屋でぼーっと窓の外の風景を眺める昼下がり、素敵だなあ…。


ほかにも、好きな文章のテイスト、というのが割と明確にあるのですが、

私が直感的に「好きだ」と思う文章には、共通点があって、
それが「主観と客観の行き来がちょうどいい」こと。
ちゃんと風景が浮かぶ、映像として脳内に立ち上がってくる描写をしてくれているのだけれど、
かといって説明しすぎてはいない、ちゃんとこちら側が想像力を働かせられる「余白」を残してくれている。

私が同じように文章を書こうと思っていつもうまくいかないのは、
どうしても「説明しすぎちゃう」んですよね。客観の方にずるずると引き寄せられていってしまう。
普段からロジカルさが求められる物書きをする機会が多かったからか、
余白をつくる・残す、ということがどうしても苦手で、
一分の隙もなく埋めきってしまうので、なんだか文章が「つまらない」んですよね。
丁寧なのかもしれないけれど、「おもしろさ」がない。

こうやって頭ではなんとなくわかっているつもりでも、
いざエディタに向かうとまあうまくいかないんですよね…難しい。
こればっかりは、いろいろな文章に触れたり、アウトプットを重ねたり、少しずつ、本当に少しずつ、積み重ねていくしかない。
ほぼ毎日note更新をし始めて、かれこれもう2年近くになりますが、
まだまだ鍛錬の道は長そうです…。焦れずに、諦めずに。

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