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「心の闇」を、受け止められる場所。

12月20日に書いた下書きに、投稿のタイトルと、こんな一行のメモ書きだけが残されていました。

lovefav 萌歌さんの、ひとりでいたい話

12月18日放送のJ-WAVE「#LOVEFAV」での、上白石萌歌さんのフリートークを聴いていて、とっさに話題だけ書き残しておいたものなのですが、
結局聴き直しができないまま、タイムフリーの期限を過ぎてしまい…。

なので、どんな話だったか、正確な内容は思い出せないのですが、
確か、日常生活の中で、ふとひとりになりたい瞬間がある、みたいな話だったような記憶が、おぼろげながらあります。

萌歌さんのような方でも、不意にひとりになりたい、と思う瞬間があるのだなあ、とそのときには少し意外に感じたのですが、
よくよく考えれば、表に見えているキャラクター、私達が普段見ている姿はその人を表すほんの一部分でしかないし、
ふと「心に闇を抱える」瞬間って、多くの人が多かれ少なかれ持っているものですよね。
むしろ、そうやって「素の姿」をラジオで見せてくれたほうが、個人的には親近感が湧くし、より応援したくなるなあ、と思います。


「心の闇」というと、なんだか仰々しく聞こえてしまうけれど、
こういう、そんなに重苦しい話ではないはずなのに、
なぜだか話す人や場所を選んでしまう話題って、あるような気がしていて。

「最近ちょっと一人になりたい瞬間があるんですよね〜」って、
リアルな知人に突然言われたら、よっぽどお互い分かり合っている、気の置けない友人でもない限り、たぶんなんて返したらいいか反応に困るし、
テレビのインタビューコーナーとかでタレントが突然そんな話を始めたら、「ちょっとどうした…?」って軽くざわつきそうな案件じゃないですか…?


ラジオという落ち着いた一人語りの場もそうだし、
あるいは本当に何の遠慮もなくどんな話もできる友人とか、
そういう「心の闇」を、心置きなく吐き出せる場所がある、相手がいる、というのは、割とありそうでない、それだけでも幸運なことなのかもしれないな、と思います。
私にとっては、きっとこのnoteという場所が、そういう役割を果たすところになっているんだろうなあ。

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