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#日本の休日【休日シリーズⅧ】

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素敵な「国内の旅先」の情報をお届けしていきます。
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#観光

横浜の休日 13 〜冬のデートにおすすめ♡宝石のような夜景をホテル展望台で〜

北仲ブリック&ホワイト内のホテル 「Oakwood SUITES YOKOHAMA (オークウッドスイーツ横浜)」。 こちらの46階の レセプションフロアには 誰でも自由に入場できる 展望台があるのです。 これが予想以上の美しさで。 本日はこちらをご紹介したいと思います。 ぐるりと一周愉しめる 「Oakwood SUITES YOKOHAMA (オークウッドスイーツ横浜)」からの景色。 スタートはこのような ビル群のそれです。 歩みをすすめていくと 次第に横

横浜の休日 10 〜麗しい薔薇とハロウィーン気分を満喫!秋の山手西洋館めぐりのこと〜

本日ご紹介するのは 「横浜山手西洋館」7つ。 JR「石川町駅」から 
みなとみらい線「元町・中華街駅」の間 (山手イタリア山庭園/ 元町公園/港の見える丘公園)に 点在しております。 全て無料で公開されているのです。 10月18日(火)~31日(月)の期間は ハロウィン装飾も愉しめます。 外交官の家 <山手イタリア山庭園>明治政府の外交官 内田 定槌(うちだ さだつち)氏の 邸宅として東京渋谷に建てられたこちら。 1997年に横浜の地に移築復原され 重要文化財となっ

京都の休日 56 〜【智積院(ちしゃくいん)】桔梗美しい夏の総本山へ〜

成田山新勝寺、
川崎大師平間寺、 髙尾山藥王院の大本山、 東京都の高幡山金剛寺。 訪れたことがなくても 一度は名前を耳にしたことのある これらのお寺。 そのすべての総本山が 京都東山七条にある 「智積院(ちしゃくいん)」なのです。 本日は、この「智積院」の魅力を たっぷりお伝えしてまいります。 ✴︎3000余りの寺院の総本山。 冒頭にあげた寺院を始め 3000をこえる真言宗智山派のそれの 総本山となっている智積院ですが 苦難を経て、 今に至っているそうなのです。

京都の休日 48 〜【落柿舎(らくししゃ)】青柿の夏、日本家屋の涼しさに感嘆いたしました〜

晴れ渡る 七月の嵐山。 竹林の小径にさえも熱がこもっているように 感じられる暑い日でした。 そこを抜け、小倉池を通り 向かったのは「落柿舎(らくししゃ)」。 本日は、この場所を ご紹介したいと思います。 「落柿舎(らくししゃ)」は、 松尾芭蕉の弟子 向井去来(むかいきょらい)の 別荘でした。 松尾芭蕉は三度ここを訪れており 長期滞在中に 『嵯峨日記』を随筆しております。 さて、この 「落柿舎(らくししゃ)」、 向井去来(むかいきょらい)が 自ら「落柿舎の去来」

京都の休日 #44 〜【嵐山】TEA ROOM KIKIにて美味しいスコーンとお紅茶を〜

嵐山観光の途中 念願の 「TEA ROOM KIKI (ティールーム キキ)」へ 立ち寄りました。 日比谷店を見かけたときから 嵐山本店へ行きたい想いを 募らせていたのです。 嵐山本店は 2021年11月に 日比谷ミッドタウン店は 2022年3月に それぞれオープンしたばかりの 新しいお店なのですが ...すっかりその魅力に はまってしまいました。 いただいたのは 夏季限定KIKI’s アフタヌーンティーセット 「桃のとりこ」 メニューはこちらでした。 セ

京都の休日 #42〜【平等院】蓮咲く夏の極楽浄土へ〜

「平等院(びょうどういん)」。 そのあまりの有名さから (十円玉としていつも持ち歩きながら) 知っているつもりになっていたのですが 丁寧に訪ねると いろいろと面白い発見がありました。 ということで 今回は「平等院」をご紹介いたします。 場所は 宇治(うじ)。 駅から徒歩10分ほどの ところにございます。 朱色の門をくぐり抜けると 美しいと噂の藤棚が。 (藤のお花の頃にもいつか 訪れてみたいものです。) そして、 あの「鳳凰堂(ほうおうどう)」が あらわれます。

京都の休日 #38 〜【清水寺】早朝のお散歩で「舞台」をひとり占めに〜

AM 6:00。 清水寺に到着しました。 堂々たる 「仁王門」をくぐります。 その先には同じく朱色に輝く 「西門」、「鐘楼(しょうろう)」、 「三重塔」が。 いよいよ「清水の舞台」のある 「本堂」へ向かいます。 観光のベストシーズンには たくさんの方が「舞台」に いらっしゃるイメージなのですが 早朝のこの時間には 参拝している方が ほとんどいらっしゃいません。 舞台そのものも、 そこから望める緑豊かな景色も 存分に堪能することができます。 なんという贅沢でしょう

京都の休日 #33 〜雨の日の三十三間堂、新しくなった庭園もエレガントでした〜

雨ふる京の日。 本堂、 三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)が あまりに有名な 蓮華王院(れんげおういん)を訪れました。 南北120mに及ぶ 総檜(ひのき)造りの三十三間堂。 正面の柱の間が33あることから こう呼ばれるようになったそうです。 ちなみに、33は 観音様が生きとし生けるものを救うために 変化されるお姿の数のこと。 さて、 堂内には 千体千手観音立像 (せんたいせんじゅかんのんりゅうぞう)が 並んでおります。 観音様がお立ちになったお姿の像が 100

横浜の休日 #2 〜山下公園:薔薇と銀杏輝く風景を愛でたある日のこと〜

港を望む山下公園。 四季を問わず美しく 見どころ溢れる場所として 知られておりますが 11月の「輝き」はとくに 心奪われるものでした。 その理由は 園内の秋薔薇と 山下公園通りを彩る 銀杏の黄葉が 同時に見頃を迎えるからです。 園内の「未来のバラ園」の 色とりどりの薔薇、 「赤い靴はいてた女の子」像を囲む 赤い薔薇の素晴らしいこと。 花々の向こうには、 お船やベイブリッジとともに コバルトブルーの海が広がります。 さらに、公園通りの 黄金色の銀杏も ため息

京都の休日 #22 〜花々にぎわう嵐山・天龍寺で春を愉しむお散歩を〜

庭園のお池がそれはそれは 美しい天龍寺。 (嵐山をのぞむことができます。) その奥にはさらに麗しい 「百花苑」があったのです。 春を彩る花々にぎわうこちらのお庭で 優雅なお散歩を堪能することができました。 白妙桜に楊貴妃桜を 始めとする 桜の織りなす 美しい風景。 石楠花(しゃくなげ)や 椿も素敵です。 ツツジも華やかに咲いています。 ソメイヨシノやしだれ桜の季節は 終わりを迎えていたのですが 多宝殿を囲む風景は さぞ美しかったのだろうなと 想像します。

京都の休日 #10 〜あの絶世の美女がラブレターの”想い”を供養した平安のお寺へ〜

世界三大美女のひとりとされている 歌人・小野小町。 彼女が晩年を過ごしたと伝えられている 随心院(ずいしんいん)を訪れました。 寺院の入り口には こちらの歌が。 「花の色はうつりにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに」 長雨がふっている間に、桜の花の色がむなしく色あせてしまった。 物思いにふけっているうちに、私の美貌が衰えてしまったように。 百人一首の一つにも選ばれた 小野小町を代表する和歌ですね。 さて、こちらのお寺。 中へ入ると平安時代に タイムスリ

京都の休日 #8 〜秋の美しさに身をつつむ「圓光寺」で出逢ったのは〜

四季を問わず麗しい京の街ですが 秋の美しさはまた格別でした。 訪れたのは左京区にある 圓光寺(えんこうじ)。 徳川家康公により「学びの場」として 建てられたのが始まりだそう。 研ぎ澄まされた空間で 勉強がはかどる...というよりかは 四季折々の輝きに見惚れて (わたしなら)ぼんやりと 時を過ごしてしまいそうな 素晴らしいお寺でした。 これからご案内していきます。 まず、出迎えてくれるのは 奔龍庭(ほんりゅうてい)。 クラシカルな枯山水とは一味ちがいますよね。

京都の休日 #7 〜京の夜を彩る紅葉は「夏まつり」のように煌びやかでした〜

昼間も魅力的な京の街。 夜になるとさらにその艶っぽさが 増すのですよね。 陽が落ちてからの 街歩きはとても味わい深かったです。 今回訪れたのは 「高台寺」と「永観堂」。 まずは、「高台寺」からご紹介していきます。 清水寺のある東山区に位置する こちらのお寺。 豊臣秀吉の奥様、ねね(北政所)が 秀吉の冥福を祈るために建てたのだそうです。 そのあたたかで穏やかなお寺を囲む庭園。 木々が鮮やかに葉を色づかせていました。 ライトアップされた様子は なんとも幻想的。 池

京都の休日 #6 〜世界遺産でゆるりと晩秋の紅葉狩りを〜

桜の名所として知られる 醍醐寺(だいごじ)。 あの豊臣秀吉が「醍醐の花見」を 催したのは400年以上も前のこと。 その頃から人を惹きつけてやまない お寺であったのですね。 今もなおその美しさは健在。 平成6年の末には 世界文化遺産に登録されています。 さて、今回はその桜と同じくらいに 素晴らしいお寺を彩る 紅葉を愛でに伺いました。 その様子をお届けしていきます。 旧奈良街道沿いにある入り口から 豪華な唐門のある 「三宝院」の前を通り (三宝院には国宝の建造物や