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思春期の子育て。〜結果よりも挑んだ勇気を褒めてあげたくて〜

今日は、(日付をまたいだのでもう昨日になりますね)盛りだくさんの一日だった。


私は、きのうおとといと、単身実家へと宿泊をした。高次脳機能障害と、半身麻痺を持ちながら暮らす父の諸々をこなすためである。

今回の帰省では、父をお墓参りへ連れて行くことも出来たし、おいしいお肉を父やそして祖母に食べてもらうことも出来たし、彼らに誕生日プレゼントを渡すことも出来た。

娘としての喜びを味わえた二泊三日となった。

そしてそして、今日(きのう)は、父の定期通院日だった。(今回の父の通院に際しては、以前こちらの記事に、その経緯を書きました。よろしければお願いいたします。↓↓)



結果としては、父は今回、脳のCTスキャンを撮っていただき、脳の病の進行がないか、脳機能の萎縮や認知症の傾向が見られないか、を診ていただいたのだけど、幸いなことにいずれも該当せず、今までと同じように経過観察で大丈夫でしょう、と父の主治医からお言葉をいただいた。

このことに私は、心底ほっとしていた。

ただ、結果的には以前父の主治医から提案していただいていた、気持ちの高ぶりやかんしゃくを抑えるための漢方薬の服用に関しては、父は案の定拒絶をし、受け入れてはくれなかった。

それなのでまたしばらくは、今までと同じお薬の服用で、経過を観察する、というスタイルに落ち着いたのだった。


そんなこんなで父の対応を済ませ、自宅へと帰宅するため、電車に飛び乗った。

家では、春休みの子供たちが二人で留守番をしてくれている。

電車に揺られ、一時間半ちょっと。
自宅に到着したのは、ちょうど18時頃だった。

急いで帰宅してみると、それはそれは見事に、部屋中がもう、荒れ放題やないかい………!!
お布団は敷きっぱなし、お菓子のゴミはリビングの床にちょこちょこと落ちている。

そして中学生の娘はスマホ三昧、小学校高学年の息子はゲーム三昧…………。


娘から今度は母の顔に戻った私は「おい〜!どうなってんだこりゃ〜………!」子供たちに向け、薄ら笑いが漏れる。

そして絶望感が打ち寄せた。

…………………。

いやいやいや、待て待て待て。
ちゃんとこうして、一日中留守番をしてくれていた子供たちなのである。

「まずは感謝だよな、うん。」と思いながら、淡々と部屋を片付けた。

ネガティブを乗りこなす、ネガティブを乗りこなす…
と呪文のように唱えながら。


すると今度は、母である私の影響を受けてか、最近すっかりネイルチップ制作にハマっている娘が『ネイル用品を買いにセリアへ行きたい!』と言い出した。

私は、もう頭が回らないほどにくたくたになっていた心身にムチを打ち、娘の要望に答えたくて、息子共々自宅近くのショッピングモールへと向かった。

娘は、私が留守にしていたこの三日の間で、ネイルチップを30個も作成したのだと言った。
グラデーションのネイルをマスターしたくて、何度も練習をしたけれど、出来なかったのだ、と。


私は、娘のそのチャレンジ精神がとても嬉しかったのである。

娘は、確実に母である私の影響を受けていて『お母さんのようにグラデーションのネイルが出来るようになりたい。』その一心でがんばったのだと、そう言った。

私は、彼女のチャレンジ精神を褒めた。

結果も大切であるとは思う。
でも『勇気を出してまずはやってみよう!』娘がそう思ってくれたことが、母である私は、心底嬉しかった。


親バカなのかもしれないけれど、娘も息子も、とてもいい子たちに育ってくれているな〜と、私としてはそう思っている。

今日も私は、父の娘として、そして子供たちの母として、精一杯に生ききりました。

意識が若干朦朧としながらも、今日のこの気持ちを書き残しておきたくて、こうして記事を書きました。

更新が遅くなってしまいました。



読んでくださった皆さま、ありがとうございました。また明日、おやすみなさい。


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