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179.時の偉大さを知り、最良のタイミングで押し出せば必然爆発力で加速する

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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時間の経過は偉大なものです。つらい思い出を癒したり、新入社員をプロにしたりするほどの素晴らしさもあれば、一流のスポーツ選手や優れた学者に老化を与え才能を奪うことさえできる破壊力も持っています。

しかし同時に誰もが平等に持っている価値でもあり、使い方によっては素晴らしい発展ももたらしてくれます。英国生まれの元新聞記者マルコム・グラッドウェル氏によれば、大きな成功を収めるには1万時間もの練習が必要だという「1万時間の法則(ten-thousand-hour rule)」の存在を指摘しました。

彼は、モーツァルトやビル・ゲイツ氏をはじめとした成功者には、大成するまで1万時間の下積み期間があったと主張しています。これはやや誇張された表現ですが、特定の分野で世界レベルに達するには膨大な練習・努力が必要であることは間違いありません。

その中でも、最も偉大な時間の効用と言えば“タイミング”かもしれません。同じものを世の中に出すと仮定したとき、早すぎたり遅すぎたりした場合は見向きもされないのに対し、
ピタリと好機に打ち出せば大当たりすることなどがその例です。

実際に同じものを贈ると仮定して、誕生日の一ヶ月前にプレゼントを渡されれば、嬉しいもののその有難さは半減するでしょう。また、誕生日の一か月後にプレゼントを渡されると、嬉しいことに変わりはないけどしらけた気分になってしまいます。

このように、もの自体の価値は変わらないのに時間のタイミングがマッチしていることによって、その価値が何倍にもなることは多々あります。だからこそ、世間の機を見て需要を探り、最も必要とされるであろう予測が立ったときに打ち出すべきだと言えます。

最良のタイミングで世に出せば、必然的にすごい爆発力で価値の拡散が加速していくはず。

Q.あなたが感じた時間の偉大さは何ですか? 時の流れに価値を感じた例はありますか。


79.実際に幸せな未来を創るのは自分自身の習慣