064.自分を育むバックボーンへの誇りは組織や共同体への連帯感を生む
著・三松會 占心行動学塾長 脇田尚揮 ■LINE公式アカウント■
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自分という存在は何か、何のために生きているのかと考えた時に、悩んでしまうことは少なくありません。それもそのはず自己存在の意味は、自分以外のもので構成されていることがほとんどだからです。何を綺麗と感じるか、何が美味しいか、何をしたいか…… 意外とこういったものは、環境から刷り込まれることが殆どなのです。
私はこう思う!自分のスタイルはこれだ!と言い切ったとしても、実はそれは誰かの受け売りであったり、子供時代からの思い込みであることも少なくありません。これは環境フィードバックが、いかに影響力を持つかということの卑近な例かもしれません。
では翻って、今の自分の湧き起こる感情に、組織の中に在って"これをしたい!" "ここを変えたい!"という明確なマインドはありますか。もしあれば、それはあなた自身が属する社会に対する不満…… ひいては"誇り"のようなものとも形容できるものです。
もしそれを汲み取ってもらえないとしたら、その原因はどこにあるのでしょうか。自分、会社、あるいはどちらにもあるとも言えます。
どうであっても、このバックボーンに対する誇りと組織の在り方が合致しなければ、生きづく社会や共同体への連帯感は生まれません。
ただ、それが自分の我がままなのか、組織の傲慢なのかを分けて考えないと、答えは出てこないでしょう。
Q.あなたは今の属する組織のどこが不満ですか? どんな組織が理想ですか。