見出し画像

165.目下の提案の多さは会社の発展に直結する。熱意を珠玉のように扱うが吉

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
公式本『占心行動学~運と命と自己超越の煌めき~』Amazonランキング2位


会社の発展のためには“提案”は欠かせません。もちろん愚痴や不満ではなく、生産的で建設的な提案です。そしてそこにフレッシュで若々しい感性が練りこまれていれば、言うことはありません。保守的だとどうしても固定化してしまうからです。

経営者や幹部らは会社に対して常に何らかの意見を持っていることがほとんど。そしてそれをよく口にします。ですが社員、特に若い社員はなかなか提案を口に出しにくいでしょう。ただ、自分なりに会社への意見は持っていたりするもの。

社員から提案があるということは、社員が“熱意”もしくは“意見”を持っているということ。なんらかの想いがなければ社内コミュニケーションは発生しませんし、意見交換が促進されることはありません。社員からの提案は会社の血流の巡りを良くしてくれるポンプのようなものだと言えるのです。

しかし、実際に提案をしてくれる社員には偏りがあります。より良くしたいという情熱がないのか、意見を言葉としてまとめることができないのか、提案を出すことにためらいがあるのか。何らかの段階で詰まっている場合も少なくありません。

これを放置しておくのは、会社とそこで働く全員にとって非常に勿体ないこと。従業員、特に目下の人が提案をたくさん出してくれる会社ほど、体制が柔軟で時流に乗っているところが多い傾向にあります。そのため、意見を出しやすくそれを汲み取れる環境を整えることが大切です。

まずは提案する側の立場から、見直していくことが出発点になるでしょう。熱意を珠玉のように扱えば、何倍もの宝の山になって積もり積もるはずです。

Q.あなたの会社は意見交換が活発ですか? 誰もが意見を言える環境とはどのようなものでしょう。


65.どんな良薬もポジティブな想いや祈りの前には敵わない