最近の記事

ライト兄弟 イノベーション・マインドの力

2024年8月の図書はこちら。 「ライト兄弟 イノベーション・マインドの力」 著:デヴィッド・マカルー 訳:秋山勝 今年二回目の要約。 今回の本はSpotifyでよく聞いているポッドキャスト「COTEN RADIO」で、以前聞いたライト兄弟編にて紹介されていたもの。そのエピソードを聞いて、面白さを感じ読んでみようと手に取った次第。 が、しかし、結構分厚い本で読み終わるのに時間がかかった(笑) 今回は要約というより、ライト兄弟に関わる話の中で面白かった部分をピックアップして

    • 検証 「ナチスは良いこと」もしたのか?

      2024年3月の図書はこちら。 『検証 「ナチスは良いこと」もしたのか』 著:小野寺拓也・田野大輔 かなり久しぶりの要約。 去年からドタバタしていたこともあり、本を読む時間も中々取れなかったこともあり、読書自体が久しぶりに感じた、 今回の本は、先日、代官山の蔦屋に行った際に本の題名がインパクトがあり、目につき手に取ったもの。読んでみたら想像以上に面白かったので、なんとかそれが伝わるように纏めていきたい。 1. ナチスは何を目指していたかナチ党はどのようなビジョンを国民に

      • 運動脳

        2023年7月の図書はこちら。 「運動脳」 著:アンデシュ・ハンセン ↓Amazon購入ページはこちら。 https://amzn.to/44lgiZs 久方ぶりの要約。 結局思うのは仕事が立て込んでいると本を読む暇もなく、積んだ本達がどんどん高くなっていく。そんな数か月を送った。 読みたい本が列をなしている為、まずはこの本の要約を書くことで次の本へ進みたい。 と、まあ、この本自体は通過点でしかないような書き方をしているけれど、この本、めちゃくちゃ面白いです。全部の本の

        • デンマークのスマートシティ データを活用した人間中心の都市づくり

          2022年11月の図書はこちら。 「デンマークのスマートシティ データを活用した人間中心の都市づくり」 著:中島健祐 ↓Amazon購入ページはこちら。 https://amzn.to/3rrvzcj 早いもので、もう年度末。 去年読んだ本を今さら要約する。 去年くらいから少し興味のあるもの、それが街づくり。 以前出向先にいた時にお世話になった先輩が、転職した後に会社に勤めながら大学院に通っていた。その先輩が大学院で学んでいたのが、大枠で言えば公共政策。 その先輩から

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          死刑執行人サンソン

          10月の図書はこちら。 「死刑執行人サンソン」 著:安達正勝 ↓Amazon購入ページはこちら。 https://amzn.to/3roxfU7 書名だけ見ると、むむ?って思うような本。 確かインスタで誰かがおすすめしてたのを見て、すごく興味が湧いたこともあって今回読んでみた。 なぜ興味が湧いたか? それは、フランス革命の時にその当時の王、ルイ16世の首を刎ねた男、それがこのサンソンという男であり、その男の人生について書かれた本だから。サンソンという人がどんな人生を歩ん

          死刑執行人サンソン

          すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険

          7月8月の図書をすっ飛ばして9月の図書はこちら。 「すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険」 著:山本健人 ↓Amazon購入ページはこちら。 https://amzn.to/3O4s9VY この本はいつも読んでるNewspicksでも記事で紹介されてたり、店頭で平置きされてたのもあって気になって読んでみた。普段は何か目的をもって本をチョイスしてるけど、今回は本当に興味本位でただ売れてる本を読んでみようという気持ちで読んでみた。 読んでみた感想は、普通に面白かった!

          すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険

          トヨタに学ぶカイゼンのヒント71

          6月の図書はこちら。 「トヨタに学ぶカイゼンのヒント71」 著:野地秩嘉 ↓Amazon購入ページはこちら。 https://amzn.to/3D9qXdH 今回はトヨタの"カイゼン"ってものに興味が湧いた時に、たまたま本屋に行ったらこの本が目について手に取ってみた。 そもそもなぜトヨタの"カイゼン"に興味が湧いたかと言うと、2021年度のトヨタの決算が好決算だったことを記事で読み、その内容に衝撃を受けたから。好決算になった理由としては販売台数の回復と円安の影響が主な要

          トヨタに学ぶカイゼンのヒント71

          男女平等はどこまで進んだかー女性差別撤廃条約から考える

          5月の図書はこちら。 「男女平等はどこまで進んだかー女性差別撤廃条約から考える」 著:山下泰子 矢澤澄子 国際女性の地位協会 ↓Amazon購入ページはこちら。 https://amzn.to/44jtNIQ 今回の図書、今までと少しテイストの違うもの選んでみた。 この図書を選んだ理由は二つ。 今まで女性が書いた本というのをそんなに読んだことが無かったから。小説では女性作家の本を読んだ事はあったものの、最近よく読む評論?では、読んだ本のほとんどが男性作家の著書だったから

          男女平等はどこまで進んだかー女性差別撤廃条約から考える

          シンプルに書く! 伝わる文章術

          4月の図書はこちら。 「シンプルに書く! 伝わる文章術」 著:阿部紘久 ↓Amazon購入ページはこちら。 https://amzn.to/3rlljCu 4月から新たな部署に異動してもう2か月。新たな部署で新たな仕事、そこで多くなったのがメールを打つこと。 「この敬語ってなんだっけ」 「これで相手にしっかり伝わるかな」 そんな事を考えながらメールを打っている毎日。 先日、メールを送った相手から自分が既に文章の中で書いていた内容が質問として返信が来た。正直なところ、「こ

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          もっと言ってはいけない

          3月の図書はこちら。 「もっと言ってはいけない」 著:橘玲 ↓Amazon購入ページはこちら。 https://amzn.to/3O5ffWH 3月からこの本を読み始めていつの間にか5月。 3月、4月とバタバタしてたのもあって完全に三日坊主状態だったけどなんとかGWで挽回した。 まず著者の説明。著者の橘玲さんは学者とかではなく作家の方。いつも読んでるNewspicksの記事とかもたまに書いてて、その記事が個人的に好きで今回この本を読んでみた。この方がどんな作家かと言えば

          もっと言ってはいけない

          教養としてのローマ史の読み方

          2月の図書はこちら。 「教養としてのローマ史の読み方」 著:本村凌二 ↓Amazon購入ページはこちら。 https://amzn.to/44jlVXT 普段、出勤の時にSpotifyでコテンラジオってので歴史についてのPodcastを聞いてるんだけどそこでローマ史面白くね?ってなってこの本読んでみた。 この本を読んでみた感想。 それは、、、、歴史は繰り返す。 言ってみたかった言葉、ありがとうございます。 真面目に言うと実際読んでみて思ったのは、いつの時代も根本で起き

          教養としてのローマ史の読み方

          予測不能の時代 データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ

          初投稿。 初めて要約を書く本はこちら。 「予測不能の時代 データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ」  著:矢野和男 ↓Amazon購入ページはこちら。 https://amzn.to/44z1pCo この著者は日立製作所で半導体の研究者として長年働き、その後会社が半導体事業から撤退するにあたり新たな事業としてウェアラブルセンサを用いた幸せの研究を行っている。この幸せの研究から予測不能な時代の中で個人、もしくは組織はどのように行動すべきかを説いている。 多分、ウェ

          予測不能の時代 データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ