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Google先生といく遠野ツーリング2023年版


よし決めた。遠野に行こう。それは昨年2023年のゴールデンウイーク。


旅の始まり

・動機


動機というには大げさですが、やはり何かしらのきっかけがないとなかなか旅の出発には至りません。

今回は知り合いとの雑談中に「自分の父親は遠野出身で生家も残っているようだと」という話しを聞いのがそもそものきっかけでした。

・遠野物語


「願はくは之を語りて平地人を戦慄せしめよ。」

遠野と聞いて柳田國男の遠野物語を思い出し、遠野物語に出てくるような風景はまだ残っているだろうか?知人ゆかりのお屋敷を見に行って、写真でもとってくれば喜んでくれるのではないだろうか?そして三陸の状況も長いこと気なっていたので、2023年最初のツーリングは三陸海岸を経由して遠野に向かうことにしました。

・ルートの選択


三陸海岸沿いは新しい道路も整備されたとの話も聞いていたので、宮城県塩竈の知り合いに顔も出してから北上する、東北自動車道、三陸道、東北自動車道、常磐道を使った8の字ルートで東北を走ることに決めました。

Google先生のルート計算だと片道およそ600キロなので一泊二日行程で行けますが、帰路は体力的に無理そうならなら福島辺りでもう一泊とするぐらいの気持ちで、最初のウェイポイント塩竈に向けて東北自動車道を一路北上します。

朝ラー

都内の渋滞を避けるため、早めに出発したのは良いのですが、早くも蓮田の辺りで本人が燃料不足気味になったため、軽めの燃料給油。

追加給油

バイクにも給油する必要があるため、給油所へ入ったところ運悪く3人待ち。

ほぼ30年前のバイクだが問題なく走ってくれてます

Google先生に従って、仙台市内は通らず多賀城経由で最初の目的地七ヶ浜を目指しますが、この道で大丈夫なの?と不安感満載のルートなのですが、Google先生は自信満々で大丈夫と言う事で無事に七ヶ浜に到着。

七ヶ浜には「ホヤの唐揚げ」なるものがあると楽しみにしてたのですが、残念ながら閉業したとのことでした。
知人から昼食でもと誘われたのですが「先を急ぎ足ますので」とコーヒーだけいただき、再び北へ。

キレイになった七ヶ浜

・宮城から三陸海岸へ

塩竈から宮古に抜ける自動車専用道路の45号線も快適な道路となっていましたが、災害の影響を考慮して内陸側を通しておりほぼ海が見えないため、三陸海岸道路を一度降りることにしました。

吉野家。バイクの燃費よりもかなり悪い
津波で損傷した道路標識
チャリが走りますよ矢印
ここは何処?

・遠野に到着

峠を下ったら遠野でした

遠野に到着するも人気がない…
まさか…

異世界に迷い込む事なく遠野駅に到着。

遠野駅
タイムスリップ感があります
ニャンコ先生

友人生家の写真も撮影できたので、市内をブラブラしながら、美味そうな居酒屋を発見。


夜は地元の美味しいものを、遠野ビールも絶品です。
ホルモンのカラアゲ 旨し

・帰路

東北道で宮城までいき、茨城までは海沿いを南下します。やはり岩手朝は激寒でした。

山には残雪が

ほぼ走り詰めで、あっと言う間に多賀城から常磐道へ。宮城まで下ると日差しもあり、暖かくなってきました。

・福島へ

太平洋側に出ました
相馬野馬追

相馬野馬追の事を知らない友人に教えてあげたら「なんと今でも本物の騎馬戦!」と驚いていました。今月末に開催されます。

三陸から福島まで物理的な復興は順調のようですが、罹災された方々や心情を考えると何とも言えない気持ちになります。

もとの生活を取り戻すのは難しいとおもいますが、色々なものが新しくなって行くのを見ながら走ると、そこに住まわれる人達の力強さを大いに感じました。

都内で渋滞にハマりそうになったのですが、最後の最後にGoogle先生のかなり怪しいげなルート選択で渋滞にもハマらず帰宅出来ました。

次回、第一次中国地方周遊につづく。予定…

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