教育に携わる人こそNLPを学ぼう

あなたはNLPとは何か?ご存知でしょうか。NLPとは、Neuro Linguistic Programing:神経言語プログラミングの略で成功心理学や脳の取扱説明書といわれいます。

NLPを学ぶメリットは、あいまいな目標を明確にする、目標を作り出す、自己・他者とのコミュニケーションをより良いものにする、自分が望む目標を達成するために阻害となるビリーフ(思い込み・信念・自分だけが絶対と思っている考え方)を書き換える、行動・思考パターンを変える。

など多くあります。これらのメリットは、偉大な方々が開発したさまざまなスキル・ワークを活用することでもたらされます。

その中で一番馴染みがあるのは”ラポール”だと思います。和訳で橋を架けるという意味でラポールを築く=信頼関係の構築という風に使われます。このラポールを築くために、ペーシング、ミラーリング、バックトラッキングというスキルが必要です。(知っている方も多いかもしれません)

ただラポール形成に関しては、ビジネス書に情報が溢れすぎて、勉強されている方々に対して実施すると、バレる可能性が高いでしょう。それ以外にも相手の曖昧な話を明確にしたり、思い込みを外したり、視野を拡げたりする会話のテクニックであるメタモデルや、相手の抵抗を受けることなく"無意識"に自分の伝えたいことを受け入れてもらえる会話のテクニックであるミルトンモデルというスキルがあります。

NLPの特徴は、この無意識に働きかけるということです。無意識というと、多くの方は怪しい、胡散臭いと思うかもしれません。しかし私たちの行動を振り返ると、多くのことが無意識で行われています。

例えば車の運転がそうでしょう。初心者の頃は、進む、止まる、右左に曲がるときには意識的に足を動かしたり、ハンドル操作をしていたはずです。それが慣れてくると意識することなく、自分が望むように車を動かすことができると思います。

はじめのうちは何かをしながら運転をすることなど考えられなかったと思いますが、今では会話をしながら、飲みながら、食べながらでも問題なく運転できますよね。これは無意識のおかげです。

スマホの操作も同様です。1文字1文字、意識的に打っていたはずですが、今では意識せずとも自分が打ちたい文字を素早く打てるようになっていると思います。

他にも多くの例が挙げらますが、このように私たちが気づかないところで無意識は働いています(”無”意識なので当たり前ですが)。行動の90%以上は習慣できているという方もいます。習慣とは意識せずとも行えるもので、行動の前には無意識に思考が働いているはずです。

この無意識の思考に働きかけるのがNLPなのです。怪しいですかね?胡散臭いですかね?そう思うのも無理はないと思います。私もかつては同じでした。ただ親しくしているNLPに詳しい方から2年ほど多くのことを教わり、実際にワークをすることで、その効果を実感してきました。

効果があるの?と言われると、数字的なエビデンスはないので、あくまで個人差があるとしか返せません。少なくとも私は効果を実感したので、それを多くの方に広めたい、特に教育に携わる方にはと考えています。

なぜ教育に携わる方なのか?その理由は、私が学習塾の勤務にて多くの生徒・ご家庭と接してきた中でNLPの必要性を強く感じたからです。これだと単なる主観的な一言だけなので詳しくお伝えします。

学習塾には志望校合格・成績向上のために入るわけですが、全員が思うようにはいきません。そして思うようにいかない子の根本的な要因は、次のいずれかだと私は考えています。

  1. 目標がないor目標が曖昧

  2. 自分にできるか自信がない・自己肯定感が低い

  3. 望まない結果を生む思い込み・考え方を持っている

この3つの要因は勉強に限らず、どの分野でも同じでしょう。なかなか解決が難しい内容ではありますが、NLPではこれを解決することが可能です。もちろん他の方法でもできるとは思います。

「1.目標がないor目標が曖昧」に関しては、NLPのワークの中にあるWFO(ウェル・フォーム・アウトカム)というもので解決へと導くことが可能です。

「2.自分にできるか自信がない・自己肯定感が低い」においては、セルフイメージを上げることができるワークの1つであるビジョンタイム・ラインが最適です。

「3.望まない結果を生む思い込み・考え方を持っている」という問題には、ビリーフ・チェンジという自分の信念を望む結果を生むためのものに書き換えられるワークが良いです。

NLPのワークには、苦手を克服する、自分のミッションをはっきりさせる、緊張する場面でもより良い状態になれるためのものなどがあります。

ただ一度ワークをしたからといって、すぐに完全に解決できるわけではありません。もちろん、その場合もあります。何度もすることで、確実に解決へと近づけると私は考えています。

本記事では詳しい各ワークの説明は省略しますが、もしご興味がある人はこちらの本を読むことをお勧めします。

成功心理学 プロが教えるNLP入門

この本はNLPとは何か?どう開発されたか?どんな効果があるか?どんなワークがあるのかを解説してれて、全く知識がない方でも読みやすく、実践しやすいものとなっています。

私自身NLPのワークを通して、さまざまな問題を解決してきて、今は問題を抱える生徒にワークを活用しています。

ぜひ今抱えているご自身の悩み、教育に携わっている方であれば生徒の問題・課題・悩みをNLPで解決してくれたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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