子どもの好奇心殺さないために親ができること
以下は音声内容をテキストに要約したものです。
今回は「子供の好奇心を殺さないために親ができること」というテーマで話をしていきます。
学校教育は子供の好奇心を殺すシステムだと思っています。なぜなら、何でやるのかわからないものをただ詰め込むのがメインで、勝手に大人が設定した指標で子供を評価するからです。
テストも、成績も、偏差値も、すべてです。これにより、子供の興味関心に関係なくただ詰め込むことで、特に偏差値や学歴を重要視する親御さんの価値観で、状況が良くない子はさらに学習塾に通わされて、好奇心を殺していくことになります。良くないですよね。
成績が良い子は、一部を除いて、やらなければいけないからやるという割り切れる方、大人的な考えを持っています。
将来の目標のためには学歴が必要だと考え、そのツールとして勉強をしています。
他には単純に負けず嫌いで、テストの点数が取れなくて悔しいからやる、または外的基準が強くて周りに認められたい気持ちが強いから、そのためのツールとして勉強を使っています。
中には単純に勉強が面白くてやっている子もいるかもしれませんが、ほとんどお目にかかったことはありません。
好奇心を殺してやるべきことを淡々とやるのは大人でも難しいですが、成績上位者はできています。
しかし、やっぱり好奇心は大事です。アインシュタインも好奇心を失ったら人間は死んでいるようなものだと言っています。
学校は子供の好奇心を殺すシステムなので、家庭内でのコミュニケーションや親御さんのマインドセットが大事です。親としてできることは、子供の小さな興味を心の底から尊重することです。
その上で、親御さんの物差しが弊害になることがあります。子供と親では生きている世界が違うので、親の価値観や物差しが先行してしまうと、子供の興味関心や好奇心を否定してしまう可能性があります。
だから、自分たちの物差しを否定した上で子供の興味関心を尊重する姿勢が大切です。
親が子供に触れさせるべき新しい物事やイベント、コンテンツに触れさせることで、小さな興味を持たせる促しをすることが重要です。
これには、親自身もアンテナを張り、従来の自分の価値観を超えたものを考えなければなりません。
それを強制せず、あくまで環境を提供し、子供がどう反応するかを見ることが大切です。
時代は刻一刻と変わり、今の当たり前が数年後には当たり前ではなくなるでしょう。
子供が興味を持つことこそ、これからの時代において正しい、適切なことかもしれません。
参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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