＃１９　🇦🇺ホームステイでの想い出。

さて、さっそく前回の記事に引き続き私のシェアハウスメモリーを振り返りたい思います。
初めてのシェアハウス、さかのぼること2018年9月末。
それはホームステイ先でのことでした。

そもそも日本人が描くオーストラリアでのホームステイって、家でバーベキュー、優しいお父さんとお母さんが出迎えてくれて、その家には息子や娘がいて、休日はみんなでお出かけ、みたいなのを想像しませんか？

そして自分の部屋には大きなベッド、日本とは異なる家具のサイズ感🎵といったところでしょうか。

私もそんな夢を描いておりました。

当時お世話になった留学エージェントから、事前にホストファミリーのプロフィールが送られてきて、父、母、息子、娘、そして猫がいる、との情報だけもったままいざメルボルンに着き、空港からお迎えの車に乗って（語学学校が手配した業者）Coburgの大きな家に着いたのを今でも覚えています。

そして私を迎えてくれたのは大きな大きな熊のような息子Zくん。

「あれ・・？お父さんとお母さんはどこにいるの・・？」と聞くと、
「パパとママは今旅行に行っているよ！僕の妹もヨーロッパに行ってる。パパとママは来週帰ってくるさ！」と陽気にお出迎えからの、家を一通り案内してくれました。あまりの貫禄にたじろぎましたが、当時その息子くんは確か１９歳。笑

そしてリビングに進むと、明らかにホストファミリーではなさそうな人々が私をお出迎え。
彼らは、ワーキングホリデーでメルボルンに来ていたイギリス人だったり、息子Zくんの地元の友達だったり、留学中の中国人、そしてホストマザーの弟、その彼女・・・といったように合計１０人くらいで１つ屋根の下を共にしているのでした。

まとめるとこんな感じ↓

・一軒家にベッドルームが６−７個。
・カップルで１部屋に住んでいる人もいたので、合計人数でいうと１０人は超えてた。
・トイレとシャワーをその人数でシェア。。汗
・私の部屋は、おそらくかつて子ども部屋だったのでは？と思うほどの小さな間取り。５畳ほど。子ども向けのような２段ベッドの１段目を取っ払ったようなものが１つと机と椅子。収納あり。
・猫２匹。

おいおい、こんなん聞いてないよ、と思いつつも、その現実を受け止めソワソワしながら初めてのシェアハウスライフが始まったのでした。

ホームステイで申し込みをしたにも関わらず、ホストファザーもマザーも不在でどういうこっちゃ、、私のご飯は誰が作ってくれんの？（ご飯込みで料金を支払い済み）と思っていたら、そこに一緒に住んでいたイギリス人のカップルや中国人のお姉さんが食事を提供してくれたり、学校への行き方を一緒に確認してくれたり、とても親切にしてくれました。

そして日が経ち、ホストファザーとマザーが旅先から帰ってきて初めてのご対面。

「あら〜いらっしゃい〜。」程度で初対面とは思えないリラックスした挨拶。

その後は、ホストマザーが学校に持っていくランチや夕飯をしっかり準備してくれたりと、ホームステイっぽさが出てきて安心したのを覚えています。
とはいえホストファミリーとは総じてあっさりした関係で、一緒にどこかに行ったりすることもなく、家賃分の生活を提供してもらっている、そんな感じでした。
ただ、そのぶん私はたくさんのハウスメイトと関わり、みんなで一緒にゲームをしたり映画を観たり、、思えばリアルテラスハウスのような生活でしたw

ホームステイ1ヶ月が終わり、自分で別の家に移動してもよかったものの、なんだかんだ楽しくて滞在を延長し、ホストマザーにも価格交渉をし、2ヶ月目からは一般的なシェアハウスメンバーとしての生活が始まりました。

結局そこでの暮らしは約半年。

私のあとに1ヶ月遅れでやってきたイギリス人とドラマチックな出会いも与えてくれたのがこの家。（遠い目・・）初めて会った日にバケツサイズのバニラヨーグルト食べながら挨拶してきたアイツが今もどこかで元気にしていることを願ってたりする・・そんな淡い経験までもくれた家でした。

ホームステイの良さは、こちらに到着後すぐに右も左もわからなくても、とりあえず自分の寝床が確保できることと思います。
ホステルに滞在しながら家を見つけるパターンもありますが、どうしてもセキュリティに欠けるというか、、
ホームステイしてみて学んだことや、（オーストラリアは結構ビジネスライクなのね・・とか）、思っていたよりも楽しかったこともあって、ホームステイ自体は海外経験の中で知れてよかったことの１つと思っています。
＊だからといってオススメはしませんw

その後・・
語学学校で仲良くなったブラジル人に誘われ、Caulfieldに引っ越すことになるのでした。

次回へ続く・・・

Speak Soon Xx