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そろそ冷え込みが本格的になってきたドイツ。
昨日は近所の池の表面が全体的に軽く凍り、今朝も雪がちらほら舞っていた。またきっと寒さが少し和らいで、結局13度で雨が降る、なんか少し残念なクリスマスを迎えることになるのだろうけれど、ここ数日はむちゃ寒い。

日本なら鍋の季節だ。鍋ってきっと健康的だし、体は温まるし、準備は簡単だし、最高の冬の食べ物だと思う。
一人で暮らしていた頃は、ドイツに住んでいながら、冬になったら鍋もどきをかなりの頻度作って食べていた。白菜、ネギ、大根、豆腐がメイン。練り物がないから、出汁に骨つきの豚肉の骨を少し入れて。
家族ができてから食べることも無くなった。残念ながら子供はまだ好んで食べないだろうからだ。自分も思い返してみれば、子供の頃は、水炊きよりもおでんの方が好きたっだし(おでんも鍋だけど)、水炊きの何が美味しいのか、あまりわからなかった。ポン酢でいただく、というのもあまり好きでなかったし。

日本の鍋は久しく食べてないにしても、洋風鍋=スープはかなりの頻度で食卓に出している。スープなら野菜もたっぷり入れられて、子供もそこまで文句は言わない。こちらでは風邪をひいたら、骨からとったスープを飲むといいと言われる。スープの出汁用の鳥を丸々使うか、スープ用の牛の骨を、いろいろな野菜と煮込む。少しめんどくさいが、確かに美味しい。

ここのところコンソメを使っているが、家族には申し訳ないくらいの頻度で晩御飯はスープだから、仕方がない。だって寒いし、簡単なんだもの。それに子供が野菜を食べるんだもの。一応ポトフ風のスープと、クリームスープというバリエーションはあるにしても、「またスープかよ。」って言われるのは時間の問題だろう。

許してくださいまし。


ランタン(提灯)を持って夕方うろうろ歩く時期です。
Laterneumzug 

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