この心が尽きるまで。
良い時はみんなそばにいてくれる。
じゃぁ悪い時はだれがそばにいてくれる。
良い時だけじゃなくて、ダメな日もそばにいてくれる人がホンモノだよ。
心の通うやりとり。
心が通い合う。
それは、どう言うことなのか。
心で感じることを
うまく言語化することはできないけれど
心が通い合う人は
あなたに
本当のことを言ってくれるだろうと思う。
それがすこし厳しくても
あなたを傷つけるためではなく
あなたがこれ以上傷つかない為に
話そうとしてくれる
心が満たされる瞬間が
わたしにもたくさんある。
わたしはその「満たされる」と言う意味を
何年も勘違いしていたように思う
つい最近までも。
「人生はただのひまつぶし」ではある
ただ、ひまつぶしとその場しのぎは全く意味がちがう
だからこれは大切な話だよ。
全てが、大切な話につながっている。
*
仕事をがんばれた。
何時間もやり直し、あきらめずに絵を描けた。
丸一日かかったけど、やはりブレる。
気持ちが固まらないから
表情が描ききれない。
だから丸一日かけたものも、多分ボツだ。
明日描き直すよ。
丁寧に描こう。そして、諦めずに。
「諦めない」嫌な言葉だ、と
神聖かまってちゃんは言ってくれるが
ほんとうにそうだな。
ジムにいけた。サウナにいけた。
友達と話したり
何度も見ている映画の同じシーンでまた涙し、noteに何を書いたらいいのかをまた何時間も悩む。
諦めてしまう癖を治そうと書く。
そして思いついて、また何時間も打つ。
「はぁ、一日がんばれた。」
そして、新しくできたお友達に、お手紙の返事のメールを打つ。
さみしくなかった。
今日もまだ心が満たされていた。
すべてがおわり
ウイスキーのロックを飲んだ。
すぐに頭が痛くなってくる。
近頃、アルコールはすぐに「頭痛」という形でわたしの脳をめぐっていく。
お酒は、解放的で超幸せになれるお薬のように思っていたのに、近頃はその逆を行く。
好きな人。開放的で心の通い合う幸せな存在だと思っていたのに、本当は大麻のような、薬のような一時的な存在であったことに気づくように。
頭痛がする。
うつらうつらと思い出す
あの日、誰かのマンションから見た東京タワーは、誕生日ケーキの上にあるロウソクの炎くらいに、温かく燃えるように光っていた。
東京タワーが見えるあのマンションは
一体誰の家なんだっけ。
わたしは、寝ようとしている。
東京タワーにむかって
「ふぅ〜」と一息した。
お誕生日ケーキのロウソクなら
消えていく。
消えろよ。消えてくれよ。
誰かを憎んだように
自分のことを心から憎んだ。
お友達からメールが届く。
「ありきたりだが、人生で大切なのは、後ろではなく前だぞ。」
たった一人の言葉が、わたしの張り詰めた糸をゆるめてくれる。
その心に恋をする。
言葉に恋をする。
言葉がうまいのではなく、言葉に心がある。
だから心が通い合う。
通い合うかもしれないと思う。
口がうまい人は誰かの言葉を語り
本当のことを話す人は自分の言葉を語る。
それだけを探そう。この心が尽きるまで。
今日もがんばったね、
ありがとう。
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