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自分をたいせつにする本【読書感想文】

わたしが、ライティング・ライフ・プロジェクトに取り組みはじめて大きく変わったことのひとつは、覚悟が決まった、ということでした。

どんな覚悟かというと、「もう、いよいよ、わたしは本気で自分を愛するんだ」という覚悟。

毎日コツコツ書くことで自分と向き合ってきて気づいたことは、わたしは自分のことをほんとうに責め過ぎていた、ということでした。油断すると、今でもそうなる傾向があります。ふー、あぶない、あぶない…。
自己批判、自己卑下って、ほんとうに何の役にも立たない。
自己批判、自己卑下をやめて、わたしはわたしのことを根気強くたいせつに育てていくんだって。
ようやくその覚悟ができてきたのです。

そんなタイミングで読んだ本。

「まるでもうほとんど本文がはじまっているようなちょっぴり長めのはじめに」を読んだだけで、なんだか胸がいっぱいになりました。

服部みれいさんの本は、好きで何冊も読んできたんです。
だから、自分をたいせつにすること、については、ほんとうに何度も何度も、大切なメッセージとして受け取ってきていました。
何度も何度も聞いてきた言葉のはずなのに、こんなにも胸がいっぱいになってしまうのは、きっと、わたしの本質的な部分にふるふると響いてくるものがあるからなのだろうと思います。

「本気で自分を愛するんだっ!」って、覚悟が決まってきた今だから、ようやく著者の言葉をしっかり受け止めることができるわたしになったのだ、とも言えるかもしれません。
胸に染み渡る言葉がたくさんありました。

自分をたいせつにするとは、自分をよく観察し、よく知ること。
自分を受け入れて、自分の人生に100%責任を持つこと。

この夏、リズ・ブルボーさんのウェビナーを受けて、「自分の感情に100%責任を持つ」ということについても感じ続けているので、本書で語られている「自分の人生に100%責任を持つ」という言葉も、大切に自分のこころの中で繰り返し見つめています。

自分を本気で愛して、自分の人生に100%責任を持つことができたなら、そのときから、人は真の意味で、自分の人生を生き始めるのでしょうね。

ケン・ウィルバーや、ミヒャエル・エンデに通じるものもあると感じます。

平松モモコさんの挿絵もとってもかわいくて癒されます。


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