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【無料】①あなたはもう大丈夫!演奏に自信をつける方法

この記事は定期購読マガジン「読むだけカウンセリング」をお試し読みしていただけるものです。最後まで無料でお読みいただけます。


こんにちは!

音楽家専門心理カウンセラー&マリンバ奏者の野元麻美です。

今日からお届けする「読むだけカウンセリング」

このシリーズでは、私と直接お話ししていただかなくても、実際のカウンセリングに近い効果が得られるような内容になっています。

一つずつご自分のペースで進めていただき、演奏に必要な「心の筋力」を育てていってください♪


第1回目の今日は、

「あなたはもう大丈夫!演奏に自信をつけるにはこれ!」

をテーマにお届けしていきます。どうぞお楽しみください♪

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「自信がない」は変じゃない

そもそも自信ってなんでしょう?「自分を信じる」と書きますよね。多くのクライアントさんが「私は本当に自信がなくて・・」とおっしゃいます。

以前は私も「私って、他の人みたいに心の底から音楽を楽しむのって一生無理なんだろうな・・」と自分自身に絶望し、未来を諦めてなんとなく音楽を続けていた頃がありました。

自信たっぷりな人を見ては、落ち込む。
こんなに長く音楽に関わっているのに、どうして?!と自分を責める。

そんな気持ちの中で音楽の勉強を続けるのはとっても苦しかったです。

「完璧な演奏でないと自信があるなんて言っちゃいけないんだ!」

そんな恐ろしい思い込みが心にあったのも、自信を持つことに無縁だった原因の一一つだったと感じます。誰にしてるのかよくわからない遠慮や、しなくてもいい我慢で自分を縛り上げていたということを知ったのは、カウンセリングを学んでからのこと。ここ数年の話です。

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クライアントさん以外でも、私の周りのプロの音楽家のみなさんが「自信がない」と言っているのをよく耳にします。自分の演奏に自信が持てない・・いうのは実は案外普通のことなのです。

周りの人は自信があるように見えるかもしれませんが、それはあなたの目に

「周りの人はきっと自信があるはずだ。こんなに自信がないのは私だけ」

という、ちょっとやっかいなフィルターがかかっているから。

まずはそれに気づきましょう。


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演奏に自信がないこと自体は、何も問題ではありませんのでどうぞご安心ください。

カウンセラーの私がこんな言い方するのもなんですが、まずは「そういうもん」くらいに超軽く思っていただける方がいいかもしれません。自信がない は、もしかすると音楽家の心のデフォルトかもしれませんね。

自信って、残念ながらいますぐつけられるものではありません。お金を出せば買えるようなものだったらいいですけど・・笑

しかし、育てることはできます。今からでも、遅くありません!!
「よーし!これからはゆっくりと自信を育てていこう!」と決意して少しずつ行動していけば大丈夫!行動するか、しないかの違いでだけです。

自信がある(ように見える)って、そういう自分を受け入れて、うまく付き合っていく方法をたくさん知っている。そして、行動している人なんです。

心を育てることは、誰でもできます!

本当の意味の「自信がある」はこれ

私が思う「自信がある」状態というのは、自分は何があっても大丈夫だ と思えること。この状態になれたら本当に最強です。

自分は何があっても大丈夫!と思えるということは、

自分は何があっても愛されている
どんなことが起こっても見捨てられない大切な存在なんだ

と信じられるいうことです。

こう思えるようになると、こんないいことがありますよ。


・本番中演奏に集中できる

・心の中が穏やかになる

・共演者の顔色を気にしなくなる

など


要するに、何にも縛られることなく自由な気持ちで音楽ができるようになるということです。

えええ〜〜!! そんなこと、なんだか恥ずかしくって、信じられないよ!

と思うかもしれませんね。笑
わかります。照れくさいですもんね。笑

今はそれでも大丈夫ですので、とりあえずそういうことにしておいてください。心の中を自由にしてあげるのは「あがり症克服」の第1歩でもあります。本当の意味での「自信」を一緒に育てていきましょう。

まずは3ヶ月を目安に、次に紹介する方法を試してみてくださいね!

※ あがり症については、今後このマガジンで少しずつ取り扱っていきます

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【今日からできる】自信を育てる2つの方法

それでは、日々の暮らしの中で実践できる自信を育てる方法をご紹介していきます。無理なく、ゆっくりゆっくりチャレンジしてください。

① 自信がない・・を5秒で終わらせる

自信がない・・というネガティブな感情に飲み込まれてしまうことってありませんか?一日中落ち込んでしまったり、ボーッとしてしまったり。繊細な方ほどそうだと思います。これって自信を育てるためには、必要のない時間ですよね。気持ちrが湧いてしまうのはどうしようもありませんが、それを必要以上に味わう必要はありません。

ですので、自信のなさを感じるような出来事があっても、なるべくその気持ちを追いかけないようにしてください。

「は〜・・。自信ないな

ま・・・いっか」

と、5秒くらいでその気持ちを意識的に終わらせましょう。(ここは気合です!)

ポイントは、その気持ちを0にしようとせず、とりあえず心の中にプカプカ浮かせておく ということです。

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ズーンとした重い気持ちをキープしないようにしましょう!(考えることが好きで悩み癖がある方には特におすすめ)

これは、自分の中の感情に振り回されずに音楽を楽しく続けていくための練習 でもあります。演奏を通して練習という習慣がすでについている音楽家さんは、この「感情に振り回されない練習」も得意なはず!あなたらならできます。

ぜひチャレンジしてみてくださいね!


② 今何ができるかを考える

自信がない・・とネガティブモードになっている時、人は未来や過去に気持ちが飛んでいきがちです。

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今目の前にある、やるべきことまで、なんだか手につかなくなることってありませんか?心の中に少しずつ自信を育てていくためには、「今」できることを一つずつ丁寧にやることがとても大事。地味ですが、これができるようになると確実に自信がつきます。自分の内側が変わってくるのを実感できるはずです。

さあ、なりたい自分になるためにあなたが今できることはなんでしょうか?

楽器の練習? 楽譜を読むこと? 部屋の掃除? 勉強? 

行動で不安を減らし、自信をつけていきましょう!


魔法の言葉と心の話

今回の魔法の言葉は

「もう誰の期待にも応えなくていい」

です。

音楽をしている人の中には、周りの人のためだけに演奏をして心が疲れてしまっている方がいます。

お母さんのために、
お父さんのために
指導してくださる先生のために
応援してくれる夫のため、妻のため
我慢してくれる子供のため
生徒さんのため


演奏が、いつの間にか 自分を犠牲にして人を喜ばせる手段 になってしまうのです。

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いつもプレッシャーを感じながら演奏をしている
楽器に向かうと何故か気持ちが重くなる 

という方は、何度も何度も自分に向かって


もう誰の期待にも応えなくていいよ
誰のことも喜ばせなくていいよ
自分のためだけに演奏を楽しんでもいいんだよ

と言ってあげてください。

あなたはもう十分頑張ってきました。誰の期待にも応えなくてもいい。あなたのためだけに、思いっきり音楽を楽しんでください。


お悩み解決例をご紹介 〜自己否定が強い〜

<ご相談者様> 管楽器奏者 S さん

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<ご相談内容>
・自己否定が強い(自分は最低な人間だと感じる)
・人の演奏(ミス)が気になって演奏に集中できない
・共演者との人間関係で悩んでいる
・人前で演奏するときに極度の緊張をする

<3回のカウンセリング後>

カウンセリングを通して、自ら「辛い生き方を選択する」という癖があることに気づく。長年我慢してきた気持ちを言葉にして外に出し、自分軸を取り戻すように生活。自分の本当の気持ちを知り、大事にすることができたことで、演奏をする時にも心の中に落ち着きが生まれ、本番も楽しめるように!
本当にやりたかった音楽活動をスタートできたことで自分に対する信頼と自信が回復。コロナ禍でも影響を受けることなく、パワフルに活躍している。


【音声】聞き流し系心の話「不安が強い音楽家さんに共通していることとその解決方法」


約6分の音声です。何か作業をしながら、気楽に聞いていただると幸いです。



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Q&A

このコーナーでは、みなさまからのご質問を大募集します。

音楽に関わるメンタルのこと ぜひお気軽にお寄せください。
こちらのコーナーで回答をさせていただきます。

ご質問はご遠慮なくこちらまで!


今回の記事はここまで。
記念すべき第1回目の記事。お読みくださってありがとうございました!

どんなに今苦しくても、あなたは大丈夫です。どうぞ自分を労って大切にしてあげてください。あなたはダメなんかじゃありません。

それでは!

今日も音楽を楽しみましょ!

次回の記事をどうぞお楽しみに!


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