【mumakoの制作日記】南アフリカ剣道プロジェクトバナー制作
本業は商業デザイナーです
2014年にハローワークでWEB制作全般を学んでから、今年で10年が経った。
10年経ったとはいえ、遅咲きだしこれまでの仕事は短納期でこなすことが多かったため、まだまだ学ぶべきことがたくさんあり、周りのWEBデザイナーのように自信を持って言えることがなかなかできない自分がいる。
また良い意味で好奇心旺盛悪、い意味で飽きっぽい性格と、根本が人が好きなため、頼まれたら「オッケー!頑張る!」という気持ちで何でもやってきた。
それが良いのか悪いのかはまだ分からないが、転職活動やこれまでの経歴を振り返ると、「私がやってきた仕事はこれです!」と胸を張って言えることがなく、何でも屋になってしまっているのが現状である。
今年の6月頃から自分を振り返る機会が増え、これまでの仕事をまとめる意味も込めて下記のポートフォリオサイトを作成した。
HTMLの構築がどこまでできるのか自分でも分かっていなかったので、ゼロからの構築はとても勉強になり、知識も自信も少しついた。
実際、HTMLを構築している時が一番集中している瞬間かもしれない。
南アフリカ剣道プロジェクトの画像制作の依頼
そんな何でも屋デザイナーだけど、それでもこんなあたしの経歴をかってくれる人がいる。
今回のクラウドファンディングを立ち上げたON AFRICAさんもその中の1人。
ひょんな場所でON AFRICAさんと知り、今回のプロジェクトを立ち上げる経緯からお話を聞き、その熱い思いに感化され、何か私にできることはないかと考えたところ画像制作だった。
以下がクラウドファンディングのサイトである。
今回の全体画像のテーマは、ON AFRICAのコンセプトである「アフリカから世界を超え、宇宙を驚かせる」という理念を表現するものであり、宇宙をイメージした背景とアフリカの大地を融合させたデザインを依頼された。
久しぶりにPhotoshopのレイヤーを駆使したが、最近のアップデートのおかげで、依頼通りの仕上がりを納品できたと思っている。
しかし改めてアフリカの国旗や意味など調べていると、非常に鮮やかで綺麗なのだが、その背後には悲しい歴史が込められていることが多く、知れば知るほど複雑な気持ちが募った。
ここでON AFRICAとはを軽くご紹介。(私の思う印象なのでもしかしたら違う可能性もあり)
ON AFRICAは2024年に9月にスタートした。
アフリカから全てを超え、宇宙を驚かせるというコンセプトを基にアフリカのスポーツプロジェクトを実施してゆく。
まだまだ新しい会社だけど、代表の方は20代の時にウガンダ共和国のプロサッカークラブを買収し、アフリカビジネスのジェネラルマネージャーとして、アフリカ10カ国を廻ったという経歴の持ち主である。
なぜアフリカなのか
ON AFRICAさんと出会うまで、私は旅好きと自称しながらも、一度もアフリカに行ったことがなかった。
アフリカのイメージというのは、どうしても政治的不安定や紛争、衛生・医療問題、経済的困難や貧困といった課題が強いのではないか。
そのため、アフリカをテーマにした会社と聞くと、多くの人が慈善活動のイメージを抱きがちになるのが現実である。
また、常に危険と隣り合わせで、テロや病気の心配があるという印象も持たれている。しかし、これらの問題はアフリカに限ったものではなく、世界各地に共通する課題でもあるとON AFRICAの代表の方はおっしゃっており、こうした偏見にとらわれるのではなく、アフリカの豊富な資源を活用し、IT先進国としての側面をもっと世界に広めたいと考えているのだ。
世界はまだまだ知らないことばかり
高校生のとき、JICA八王子国際センターの2泊3日の国際協力プログラムに参加したことがあった。卒業旅行の費用がなくて困っていたところ、友人と一緒にふと学校の掲示板を見て「2泊3日」という文字が目に留まり、軽い気持ちで応募したのがきっかけだ。しかし、この経験がきっかけで、今につながる世界への視野が広がったのかもしれない。
この記事をきっかけに「ON AFRICA」の存在を知り、アフリカの明るい未来に思いを馳せていただけたなら、ぜひ彼らのnoteの記事もご覧になってみてほしい。私も来年は自分の目で、肌で、アフリカを感じてみたいと思っている。