近藤麻美 ロンドン在住フリーランスライター

99年渡英。英国ニュース、英国文化、海外ドラマ、イギリス生活、食、教育、音楽、映画、歴…

近藤麻美 ロンドン在住フリーランスライター

99年渡英。英国ニュース、英国文化、海外ドラマ、イギリス生活、食、教育、音楽、映画、歴史、ファッション、アート、シアター。linktr.ee/mamikondohartley 出版翻訳に興味があります。 ご連絡は、mamikondohartley@gmail.comまで。

最近の記事

【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(4月8日~4月14日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

4月8日:週末ヨークシャーに帰省している間に、ご近所さんにまた強盗(今回は車上荒らし)が入った模様。被害となった車のお向かいの家の監視カメラ(動画)に犯人が映ってる。 この後、車の中から物品を盗み去る様子が録画されているが、これものの5分。バイクの男はそわそわするわけでもなく、挙動不審なわけでもなく、サクッと作業を終えて走り去って行った。車の持ち主は施錠するのを忘れていたらしいが、施錠されていないことをすぐに見破るというのが窃盗のプロなんだよな。ウチも気をつけんとな。 4

    • 【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(4月1日~4月7日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

      4月1日:音楽メディア『Belong』にて、Mount Kimbie(マウント・キンビー)、ドミニクとカイのインタビュー通訳を担当しました。4作目となるスタジオ・アルバム『The Sunset Violent』、素晴らしいです。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ BBC Radio Londonでの「ブーメラン・キッズ」のインタビュー。ジャーナリストのエマ・ロフハーゲンは、パンデミック後、実家からようやく巣立ち、ロンドンで20代のエキサ

      • 【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(3月25日~3月31日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

        3月25日:Netfix 『The Gentlemen』観終わった!全体的な雰囲気は前作の映画からの流れを踏襲しながらも(映画を観ている必要はない)、今回はTVシリーズということもあり、1エピソードごとにテーマがあって、ストーリーが把握しやすかった。トレイラーの後、若干ネタバレあります。 主人公エディを演じたテオ・ジェームズ(なぜ日本語表記はテオなの?本人めっちゃセオ、英語ではシオの方が近い、と言っているのに)は、『ホワイト・ロータス』のキャメロンの(女たらしでいけ好かない

        • 【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(3月18日~3月24日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          3月18日:長男のAレベルの模試が終わり、学年主任と受験担当の教師がこれからの手順や流れを説明するミーティングがZoomで行われた。基本的には、今貰っている大学のオファーからどのように2つ(Firm本命とInsurance滑り止め)を選択するか、そして、その2つのどちらにもグレードが届かなかった場合のClearing システムへの質疑応答が多かった。長男は現在4つのオファーを貰い、残り一つ待ち(イギリスでは5つまでアプライできる)。おふぁーを貰った大学の中から2つを選んで、A

        【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(4月8日~4月14日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(3月11日~3月17日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          3月11日:この写真がTLに流れてきて、めっちゃ見覚えのある顔なんだけど、これ誰~?知っている人いたら教えてください。 3月12日:先週の土曜日にご近所さんで友人宅に強盗が入り、WhatsAppグループで報告していたので、焼き上がったばかりの菓子パンを持ってお見舞いに。 強盗は、グランドフロアのダイニングルームの窓を割って侵入、子供たちのリュックサックを盗んでいったようだ。友人に「ターゲットにされてたのかな?それともリュックサックが窓から見えたから、盗んでやろうと思ったの

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(3月11日~3月17日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(3月4日~3月10日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          3月4日:イギリスの独立系レコード店の数が10年ぶりの高水準にあるというニュース。 特にコロナ以降、レコード(アナログ盤)の売り上げが上がったというのは、度々伝えられていたが、CDが平日に売れているということは、学生さんかな?後、インストア・ライブの復活もあるかも。レコード買わないと、チケット取れないから。 レコード屋にいくとアドレナリンが上がって誰かと話したくなるから、社交やコミュニティー・グループが存在するのも分かる。私が若いころは、SNSなどなかったので、レコ屋のお兄

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(3月4日~3月10日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(2月26日~3月3日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          2月26日:ロイヤル・ミント(英国王立造幣局)が、故ジョージ・マイケルをモチーフにしたコレクタブル・コインを発表したというニュース。 正直、全然似てないと思うが、このコインは欲しい。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 先週、このブログにも書いた、フォトグラファーズ・ギャラリーのプライベート・ヴューの後、偶然このギブソンショップの前を通ったら、パーティーのような感じで「何の集まりやろか~」と夫と話していたら、これだったのか~。セキュリティーがドアの

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(2月26日~3月3日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(2月19日~2月25日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          2月19日:長男が18歳になりました。 Aレベルの模擬試験中なので、当日はサクッと近くのガストロパブへ。 普段はなかなか予約が取りにくいのだが、月曜だったからかな、席が取れました。某超大物ロックスターの行きつけのパブで有名。私も一度見かけたことがある。 2月20日:『The Kemps:All Gold』が面白過ぎたことは以前このブログにも書いたが、それ前に公開されていた『The Kemps:All True』をまだ観ていたなかったのでいまさらながら視聴。2020年に公

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(2月19日~2月25日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(2月12日~2月18日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          2月12日:ハーフタームで学校がお休みになると、道路が掘り返されるイギリス。今週はウチの近くのメイン道路が通行止めになり、通行車がウチの目の前の道路へ迂回することになった。しかし、朝からご近所さんグループWhatsAppチャットがえらいことになっている。 「そういえば、ロリー(大型トラック)が何度もハンドルを切っているのを見たわ」という住人の証言から、各家にある監視カメラを確認すると...。 しかし、日付が合っていないのだが...。 このトラックが犯人かどうかは分からな

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(2月12日~2月18日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(2月5日~2月11日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          2月5日:先週私はパリにいて見逃していたのだけど、ジョニー・マーが英BBCの人気クイズ番組『Would I Lied To You?』に出演していたので、iPlayer で視聴。 この番組はチーム対抗で、ジョニー・マーのエピソードは、「This is my…」のラウンドで紹介された。ここでは、ダニーという男性を紹介し、ジョニーとチームメイト二人は、このダニーについて、「この男性は...、」と説明する。ダニーを知っているのは、チーム内で一人だけなので、残りの二人は作り話をし、

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(2月5日~2月11日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(1月29日~2月4日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          1月29~30日:パリに行ってました。 1月29日:このニュース(↓)読んで、なんだかな~、となったのは私だけではないよなあ。 前にも書いたけど、トム・ホランダー大好きだから。 最近では『ホワイト・ロータス』も良かったが...、 『ブリーズ』のトム・ホランダーもとても良かったのよ。 だから、トム・ホランダーが見たことない金額をトム・ホランドが...、とか言う話を聞くと、なんだかなあ、と思ったり。 ちなみに上のBBCニュースにも挙がっている、物理学者の方のブライアン

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(1月29日~2月4日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          【ロンドン発】パリ旅行記(1月29日~31日)

          以前noteにも書いたが、私はパリが嫌いだった。最後に訪れたのは2010年。14年も前だ。以来、フランスの別の都市には行くことはあってもパリに行くことはなかった。まあ、それまでに5回訪問していて、ルーヴルもエッフェル塔も凱旋門もシャンゼリゼも(ポンヌフもジム・モリソンの墓も)一度ならずとも見ていたから、パリもうええわ、となっていた。 しかし、パンデミック中、ウディ・アレンの『ミッドナイト・イン・パリス』をなんとなく観て、あれ?パリ行きたくね?いやマジ行きたいわ、となってしま

          【ロンドン発】パリ旅行記(1月29日~31日)

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(1月22日~1月28日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          1月23日:めちゃめちゃくだらないのだけど、この人がふかわりょうに見えてしょうがないのだが...。 1月24日:紅茶に塩!? 内容は、上のリンクを読んでいただければわ分かると思うが、この記事の通り、英国人からすると、what!? となるのも当然だ。 英ガーディアン紙によると、アメリカ大使館は、完璧な紅茶のレシピが物議を醸したことで、「英国との特別な絆が危機に瀕している」ことを認めた。”紅茶は「仲間意識の特効薬であり、両国を結びつける神聖な絆であります。 私たちは、このよ

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(1月22日~1月28日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(1月15日~1月21日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          1月15日:夫の大学時代の友人たちと食事。友人の一人は、某テレビ局に勤めているのだが、制作の方ではなく、社員の管理のようなポジション。半年ほど前にこの局の社員(超有名)の不祥事が発覚したのだが、そういうことが起こらないように管理するの?と訊いたら、「あそこまで行くと(刑事責任にまで発展した)もう私たちの手には負えないから、その前段階で何が起こっているのか/いないのかを調査するのが仕事なの」と言っていた。その仕事と並行して、最近はサイドでコーチングも始めた、と言っていて、でもそ

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(1月15日~1月21日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(1月8日~1月14日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          1月8日:以前、note にも感想を書いた、Netflix『All the Light We Cannot See(すべての見えない光)』で、盲目のフランス人少女マリーを演じた、アリア・ミーア・ロベルティ@ゴールデン・グローブ。盲導犬が当授賞式に入るのは史上初なのだそう。 1月9日:衣料品ブランドのスーパードライが、商標を侵害しているとして、プレミアリーグのマンチェスター・シティ(マンC)を高等裁判所に提訴したというニュース。マンCは2023/24シーズンに向けて、日本のビ

          【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(1月8日~1月14日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

          「イギリス史上最大の冤罪事件」と呼ばれる郵便局スキャンダルをドラマ化したITV『Mr Bates vs The Post Office』。20年を経て、今もなお論議されるこの事件を理解すべく、実際何が起こったのかをドラマで顧みる。

          2003年4月4日、北ウェールズのLLANDUDND。サブポストマスターのアラン・ベイツが郵便窓口で接客中、ポストオフィスの調査員たちが荒々しく入ってくる。「この郵便局はクローズだ」と客に告げる調査員に、「違う。明日だ。あなたたちは1日早い。明日出直すんだな」と業務を続ける。閉店後、アランは駆け付けた警察に説明している。「私を泥棒扱いしないで頂きたいですね。彼らは、この支店から金が消えたから私が返さなければならないと主張している。だったら証明してください、と言ったんです。明細

          「イギリス史上最大の冤罪事件」と呼ばれる郵便局スキャンダルをドラマ化したITV『Mr Bates vs The Post Office』。20年を経て、今もなお論議されるこの事件を理解すべく、実際何が起こったのかをドラマで顧みる。