冷蔵庫の総監督は妻。

冷蔵庫のハムを旦那が勝手に食べて奥さんにめっちゃ怒られるって・・・結婚クソ。

的なツイートをよく見かける。
ただハムを食べた旦那が憎いのではないし、そんな単純な話ではない。怒っている瞬間は憎いのだけど。

なぜならそのハムは、その日か翌日のサラダか何かで使うレシピに組み込まれているのであって、計算された日々（というより当日）のメニューの材料を使ってしまった旦那に怒ってるのである。

さらにそこでの「また買えばいい」は妻の激おこスイッチをONにする。

そのハムは前日にも出して子供がもっと食べたがったけど、ちょっと我慢してもらって残したハムだったというときもある。

今日はハムが残り何枚かあるし・・・やった！スーパーに行かなくていい！という日だった場合もある。

ハム数枚に隠された色んな事情があるのだ。

冷蔵庫の中身は家族みんなのものであることに間違いは無いけれど、どれもこれも好き勝手に食べられたらたまったもんじゃない。どこに何がどれだけあるかだいたい把握しているし、毎回、必要なものを買ってくるのだから。

つまり、冷蔵庫の総監督は妻である。

ハムごときで・・・と思うかもしれないが、ハムごときで喧嘩をしたくないなら総監督に食べていいか一言聞いて欲しい。残り数枚のハムならなおさら。