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おうちごはんドキュメンタリー|紫バジルで作るペストジェノベーゼは何色になるのか⁉︎


こんにちは!
昨日、帰宅途中に自宅方面へと流れて来る雨雲に追いかけられ、ママチャリでなんとか逃げ切った主婦まみげです。

ゲリラ豪雨との鬼ごっこはなかなかスリリングだったぜぇ…!


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逃げ切った後、横を見たら虹と飛行機のコラボが🌈✈️✨


そんな昨日の晩御飯。
昨日は旦那さんのご飯の用意が不要だったので、簡単なパスタの晩御飯にしました。




とはいえ、何のパスタにするかも決めてなくて、冷蔵庫覗いたけどイマイチピンと来ず。


何かシンプルだけどしみじみ旨い系が良いなぁ、なんて考えながら、洗濯物取り込みにベランダに出て、ふと気づいたのがこちら。




何のお花でしょう??

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これ、紫バジルのお花です。

3月くらいから育ててた紫バジルが、この一月でぐんぐん育って、あっという間にとう立ちして花が咲き始めてしまったので、ちょこちょこ摘んで使ってたのだけど、なかなか消費が追いつかなくて。



もうまとめて摘み取って、ペストジェノベーゼにしてしまったら良いかな!

と言う事で、パスタは紫バジルのペストジェノベーゼに決定しました♪


ところで皆さんはペストジェノベーゼはお好きでしょうか?


作りたての鮮烈なバジルの香りとパルミジャーノ、松の実、オリーブオイルのコクが絶妙で、暑い時期でも美味しく食べられるので、私は大好きです♪


こちらのペスト、ペストの発祥の地であるリグーリアでも一度食べたことがあるのですが、そこのお店のは淡いグリーンが美しく、これまたリグーリア発祥のショートパスタ、トロフィエにかかって出てきました。


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ちょっと写真がブレブレですが、訪ねた当時、地元の人にオススメのお店を教えてもらって行ってきました。

ガラスの器に盛られてるし、生のレタスとラディッキオが飾りに添えられてるけど、バッチリ温かいパスタです。

トロフィエに絡めた上から更に追いペストする欲張りスタイル。

現地人はこれくらい欲しいのかもですが、私は絡めた分だけで十分だったかな~。

前菜とこれだけでお腹いっぱいになってしまって、残念ながらメインもデザートも食べられず…。



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クルミのペストもあったので旦那さんが注文してみました!

こっちは一口目は美味しいのだけど、マイルドの権化みたいなクリーミーさで、なかなかのヘビーなソースでした!


私はペストで手一杯だったので手伝えなかったけど、かなり頑張って完食してました(笑)


そう、このソースは意外と油分たっぷりなので、なかなか食べ応えがあるのですよね。



しかし、そんな胡桃のペストすらあるリグーリアでも、紫色のペストって見かけなかった。
(単純に私が気づいていなかっただけかもですが。)


今回のこの紫バジル、色味がなかなかドスの効いた色をしていて、ペストに仕立てたら一体どんな色になるのだろう?


上の写真のような柔らかな色味は望めなそうだなぁ…。

(ちなみにトップ画の紫バジルは、リアルトの市場で売ってたものです。)


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我が家の紫バジル、新芽は濃い紫だけど成長すると葉脈以外は表面は意外と緑。裏側はやや紫っぽいかな?



でも、紫蘇と同じシソ科なら、赤紫蘇みたいにちょっとの酸で鮮やかな赤紫に発色するんだろうか?

なんてワクワクしながらレモン汁もちょっと加えてペストにする事に!


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2人分ならこれくらいで充分かな。



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急な思いつきだったので、松の実が無くて、代わりにピスタチオ投入。


いざ!鮮やかな赤紫になーーーれ!!








アカン。





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ちょっとおおぉお!
そこは鮮やかな発色を見せつけて、

「わー!さすがシソ科!綺麗な赤紫〜!」

って言われるところじゃないの
⁉︎やる気出して!!



何この藻みたいな色…!

何日も空気に触れたまま放置しちゃったような、くすみカラー。


出来立てなんですが
⁉︎




紫どこ行ったの?帰っておいで…!
。・゜・(ノД`)・゜・。



…なんて思っても後の祭り。


もうしょうがないからこの藻色ペストで作る事にしました泣




ここから先、ショックと諦めでぷっつりと写真が途絶えてしまいましたが、

パスタを茹でて、茹で上がり3分前に、インゲンは無かったのでジャガイモのみ投入して茹で上げ、フライパンで軽く温めながら絡めて完成。



さてさて、どんな色味になったでしょうか…。






あら?


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あらあら??


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まぁまぁ…!!





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綺麗なグリーンじゃあないか…!!




一応、これを使いましたよと分かるように、紫バジルの花を添えてみましたが、アツアツパスタと合わさった途端、みるみるうちに綺麗な淡いグリーンに!



これはアレですね。紫のアスパラとかインゲンと同じタイプだ。

加熱すると紫色が消えて緑になるやつ。




紫蘇と同じシソ科なもんで、赤紫蘇的な感じで酸に反応して鮮やかな赤紫になるかと思いきや、同じシソ科でも違うのですね~!


そりゃあ、紫色のペストジェノベーゼなんて見ないはずだ!

加熱したら緑も紫も同じになるのだから。




なんとも目から鱗な発見でした!



一応、今回のペストのレシピはこちら。


ペストジェノベーゼ

バジル

パルミジャーノ

ニンニク

松の実(今回はピスタチオ)

EXオリーブオイル

レモン汁少々


ブレンダーカップに全ての材料を入れ、ペースト状になるまで撹拌する。

撹拌しすぎは熱が入ってペーストの色がくすむので、ほどほどに。


ペストは、密閉できる容器に入れ平らにならして、表面をオイルで薄く満たし、ラップを表面に密着させてから蓋をして冷凍庫で保存すれば1か月は大丈夫です。

ちなみにレモン汁は赤くなるのを期待して入れたものなのでなくてもいいけど、ほんの少しの酸味が加わると味が締まってなかなか良かったので、これはお好みでどうぞ。




最近、子供が食べられるものが増えて、ペストジェノベーゼもOKになったので、久しぶりに作りましたが、やっぱりこの爽やかで鮮烈な香りは夏にぴったりですね!


これから暑くなるにつれて我が家のメニューに多く登場する、パスタフレッダ作るのにも使えるし、色々なものにアレンジできるから、多めに作ってストックしておこうかな!



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と言う訳で、今日早速地場産でバジリコと、インゲンも買ってきた笑


今度はちゃんとインゲン入りのペストジェノベーゼを作るぞ🙌


ではでは、お読みいただきありがとうございました〜!

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